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AND PET

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猫の「ぼたん」と暮らした筆者が、その中で見つけた心や体にいいことを伝える連載企画。ペットの健康、ヒトの健康、共に暮らす幸せを再確認する毎日です。
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#ペットのいる生活

【AND PET】#15 言葉で通じ合っていますか?

【AND PET】#15 言葉で通じ合っていますか?

猫の言葉を翻訳するアプリが話題に
最近、猫の鳴き声を人間の言葉に翻訳してくれるアプリが話題になっています。20年程前にも同様の機能を持つおもちゃが発売されましたが、今はアプリ。時の流れと技術の進化を感じつつ、早速インストールして使ってみることにしました。

アプリを立ち上げてスタンバイしても、なかなか鳴いてくれない我が家の猫、ぼたん。どんな時によく鳴くかを思い出し、お腹を触ってみました。お腹を触ら

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【AND PET】#14 留守番をさせられますか?

【AND PET】#14 留守番をさせられますか?

犬よりも猫の方が留守番させやすい
人間と暮らす生き物がどうしても避けられないのが留守番ではないでしょうか。「ペットがいるから旅行に行けない」という声もよく耳にします。

飼い主目線で言うと、日々の散歩が必要な犬に比べると猫はお留守番をさせやすいと思います。もともと群れで生活する犬と、単独で生きる猫という性質の違いも関係するでしょう。実際、犬の場合は日をまたぐ留守番はNGとも言われますが、猫ではその

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【AND PET】#13 「食欲の秋」を楽しんでいますか?

【AND PET】#13 「食欲の秋」を楽しんでいますか?

そもそもなぜ「食欲の秋」なのか
この季節、スーパーの目立つ場所にはピカピカに輝くサンマや全国各地で収穫された新米が並び、スイーツのお店ではぶどうやさつまいも、栗などを使ったケーキが登場。アレもコレも美味しくてつい食べ過ぎてしまい、体重計に乗るのが怖くなります。

「食欲の秋」といいますが、旬の食材が並ぶのはどの季節でも同じこと。なぜ秋だけ特別扱いなのでしょう。その理由には諸説あり、主だったものとし

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【AND PET】#12 目の不調はありませんか?

【AND PET】#12 目の不調はありませんか?

最近気になる目の不調コロナ禍でドライアイに悩む人が増加傾向にあるのだそうです。その理由には、自粛生活でパソコンやスマホなどを見ている時間が増えたこと、マスクの着用で呼気が目に当たりやすくなり涙が蒸発することなどが考えられます。

ドライアイに対する研究推進と診療向上を目指すドライアイ研究会という団体では、ドライアイの原因として注意が必要なものに「3コン」と「3S」を挙げています。「3コン」とは、エ

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【AND PET】#11 いびきをかきますか?

【AND PET】#11 いびきをかきますか?

小さな体で大きないびき我が家の猫、ぼたんはなかなか立派ないびきをかきます。「ぷぅぷぅ」「くぅくぅ」という小さく可愛らしいものから、「ブーーーーッ、ブーーーーーッ」「ンゴーーーーッ、ンゴーーーーッ」という轟音まで様々。一緒に暮らし始めた当初は、あまりに大きな音にまさかそれが猫のいびきだとは思わず、「何か故障した!?」と音の原因を探し回ったこともありました。

逆に、「可愛いいびきをかいているな」と思

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【AND PET】#10 汗をかいていますか?

【AND PET】#10 汗をかいていますか?

猫が汗をかくのは体のほんの一部だけ
先日、「汗をかきにくい人ほど汗臭、脇臭いはにおいやすい。気になる女性のにおい対策」という記事を公開しました。汗をかきやすいこの季節には特に気になる内容です。そういえば、猫が汗をかいている印象は、あまりありません。

毛皮をまとった動物はみるからに暑そうですが、我が家の猫、ぼたんは冷房が苦手。冷房をつけるといつの間にか他の部屋に移動しています。ぼたんのために用意し

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【AND PET】#9 街の中で猫を見かけますか?

【AND PET】#9 街の中で猫を見かけますか?

公共空間と猫
先日、東京国立近代美術館で開催中の隈研吾氏の展覧会を観てきました。ご存知の方が多いと思いますが、隈氏といえば、国立競技場やイギリスのV&Aダンディーなどの設計に携わった、日本を代表する建築家の1人です。この展覧会は、数ある隈建築の中から特に公共性の高いものが集められました。

このコラムでなぜ建築? と思われそうですが、この展覧会のタイトルは「隈研吾展 新しい公共性をつくるためのネコ

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【AND PET】#8 一緒にお出かけできますか?

【AND PET】#8 一緒にお出かけできますか?

猫と過ごせる「キャットコテージ」
リモートワークで迎える2度目の夏。お互いに自宅での仕事に慣れ切ってしまった友人と「ワーケーションとはどのようなものか?」で盛り上がり、滞在先を探してみることになりました。コロナ禍でいつ実現できるかは不透明ですが、海を見ながら仕事するのもいいな、過ごしやすい避暑地も憧れる……などと100%ただのバケーションになりそうな夢が広がります。

そんな中で目にしたのが軽井沢

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【AND PET】#7 テクノロジーを活用していますか?

【AND PET】#7 テクノロジーを活用していますか?

注目される「ペットテック」
ペットの行動を遠隔で見守ったり、生体データを管理したりする製品やサービスについての情報を最近よく耳にします。これらはペット(Pet)+テクノロジー(Technology)=ペットテック(PetTech)と呼ばれています。

今思えば、20年近く前に話題となった犬や猫の言葉を翻訳する機械も、ペットテックの先駆けだったのでしょう。「ペットとコミュニケーションをとりたい」とい

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【AND PET】#6 雨はお好きですか?

【AND PET】#6 雨はお好きですか?

気圧の変化が不調を招く
リモートワークになってよかったことの1つに、雨の日に出かけなくてもいいという点があります。家の中から木々に降る雨を見ていると心まで潤うように感じますが、いざ外出するとなるとちょっと憂うつです。服や靴、バッグまで濡れるのは気持ちのいいものではありませんし、髪はまとまらずボサボサに。電車など混んでいる場所では濡れた傘の扱いにも気を遣います。加えて、肌寒さを感じるかと思えば蒸し暑

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【AND PET】#5 かかりつけ医はいますか?

【AND PET】#5 かかりつけ医はいますか?

かかりつけ医選びの大切さと難しさ
我が家の猫、ぼたんのかかりつけ医は、徒歩圏にある動物病院でした。家族に迎えた時には既に猫白血病ウイルスに感染していたものの、症状が出ることもなくいたって元気な猫なので、通院は毎年のワクチン接種と爪切り程度。特に不満も不安も感じずに通っていました。

しかし昨年、ぼたんに不調が現れました。結膜の一部が露出したままになっているのです。気づいてすぐにかかりつけ医に相談し

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【AND PET】#4 ビタミンDは足りていますか?

【AND PET】#4 ビタミンDは足りていますか?

猫の毛づくろいは何のため?
猫は1日の半分~3分の2を寝て過ごし、そして残りの時間の多くを毛づくろいに費やすといわれています。我が家の猫を観察してみても、確かに毛づくろいが頻繁。時には私がなでたところを、すかさず、しかも念入りになめたりします。自分が汚く思われているようでちょっと切ない……。

そんな猫の毛づくろいには「体を清潔にする」「気持ちを落ち着かせる」など様々な理由が考えられていますが、「

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【AND PET】#3 体を動かすことが減っていませんか?

【AND PET】#3 体を動かすことが減っていませんか?

体を動かすことが減っていませんか?
外出自粛が求められるコロナ禍において、運動不足になってしまうのは致し方ないように思います。スポーツ庁が発表した令和2年度の「スポーツの実施状況等に関する世論調査」では、運動不足を感じると回答した人の割合は79.6%。前年から0.9ポイント増となっています。しかし、同じ調査による成人の週1日以上のスポーツ実施率は59.9%と、前年度から6.3ポイント増という結果に

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【AND PET】#2 会話が減っていませんか?

【AND PET】#2 会話が減っていませんか?

会話が減っていませんか?
最初に新型コロナウィルス感染症緊急事態宣言が発出されたのは、2020年4月7日。それから約1年、職場がリモートワークを導入したこともあり、基本的には自宅に籠って過ごしてきました。リモートワークのメリット、デメリットは様々ありますが、自分も、そして周囲も意外なほどスムーズに移行できたと感じています。また、そのような状況であるため、近所への買い物や一人ランチ、ウォーキングなど

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