妙高市に集まる人々

新潟県妙高市のニュースを見つけたので紹介します。

妙高市は、県内でも雪の多い地域です。わたしもスキーと温泉のイメージでしたが、外国から移住している方やお店をしている方もたくさんいるようですね。
県内でよく聞くのは、スキー場の経営は厳しいとか、温泉街も有名でないとお客さんが呼べないといった暗い話も多いです。
だから、こんな風に笑顔で地域の人達と交流する外国の方々を見るととても嬉しく思えます。

田舎の家を維持することを辛く感じて離れていく若い人たちも日本では少なくないと思います。どちらかというと、わたしもそうなので気持ちはとてもわかります。一方、外国の方々は自分の家を直しながら生活するイメージがあります（海外ドラマのイメージですが）。
そういったところが丁度よくマッチしているように感じました。
このようなニュースを見ると、なかには、海外から土地や物件を買われることを良く思わない意見を見ることがあります。でも、県内の人間からすると、子供の頃行ったことのある場所や温泉街が、寂しい姿になっていることを実際に目にすることが少なくありません。昔のまま、時間が止まったような姿は、一見、ノスタルジーを感じるかもしれませんが、それだけではそこに暮らす人々が居なくなるのは時間の問題です。子供の頃の思い出が廃墟に変わっているのを見るのは、本当に寂しいです。
そして、そんな風に想ってもみんなが皆、田舎暮らしを続けることはできません。それぞれの人生を楽しむことは、当然、尊重されるべきです。だからこそ形を変えながら呼吸をしている街を、こんなにも美しく存続させてくれると嬉しい気持ちになれます。

これはわたしの感覚ですが、新潟県は「観光都市」として成長しようと色々な挑戦をしている方が沢山います。それは民間の方も行政の方も、両方です。
私自身は、田舎のど真ん中で暮らすことに辛さを感じてしまった側の人間です。それでも楽しい思い出の大半は、田舎の中にあったことも事実です。勝手ながら、そんな遠い日の光景をたまには想い出したい。そんなわたしにも少しでも貢献できることはないかと思い、たまに新潟の情報を紹介するようにしています。
新潟県は、とても広い県です。
気になった情報があれば、これからも紹介したいと思いますので知っていただけたら幸いです。

４月になるまでは雪のちらつく新潟県。もうすぐ春が来ます。
北陸応援割の対象になるところもあるので、是非ご検討を。