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10分で読んで30分で書いてYahoo!1位。『頭がいい人の読書術』

1冊10分で本を読み、30分で書いた記事がYahoo!ニュースでアクセス1位、Amazon完売、即重版。しかも、1回だけじゃなく何回も! そんなふうに、速く読んで速く書けてブログのアクセス数はうなぎ上り!なんてなったら嬉しくないですか? 圧倒的な実績を出し続けているコラムニスト、尾藤克之さんの読書術が1冊の本になりました。読書術の本はたくさんありますが、その中でもビジネス書を読む人にとってとても役立つ内容じゃないなと思います。本は、読んでアウトプットしてこそ、生きてくるので。では、早速アウトプットしていきます!

1冊読むのにかかる時間はたったの10分

1冊の本を読み終わるのに、どのくらいの時間かかりますか? 私は速くても30分はかかります。尾藤さんはたった10分で読み終わるといいます。「速読でもやっているのかな?」と思いきや、そんなことはなく、「普通」に読んでいるとのこと。

しかも10分で読んで、ニュースサイトで掲載するための原稿まで書いちゃうわけですから……ちゃんとインプットできてないと、アウトプットはできませんよね? 尾藤さんが書いた書評コラムあらため「ブックレポ」は、Yahoo!でもランキング1位になり、アマゾンでのランキングがどんどんあがり、しまいには売り切れてしまうことも! しかも、その原稿は30分で書いたもので、読書にかかった時間はたった10分。どんなけ時間効率いいんだろうって感じです!

『頭がいい人の読書術』の中にいろんな方法が紹介されていますが、なかでも一番のポイントは、3分の1だけ読んで理解する技術「タイポグリセミア現象」。この現象を利用すれば本の上部分3分の1を読むことで、6~7割程度の内容をつかむことが可能です。簡単にいえば、主語と動詞がわかれば、おおよその内容は把握できるでしょ、ということです。

さらに、「本は全部をまんべんなく読むのではなく、重要な2割に時間を投入すべき」と、尾藤さんはいいます。これはパレートの法則(経済学者ヴィルフレド・パレートが発見した経済の法則。顧客全体の2割が売り上げの8割を占める)をみてもわかるように、重要となる20%から全体の80%が生み出されえているのです。重要なところ2割だけで全体の本の内容、レベルなどがわかる、ということなんですね。

読むだけじゃない。アウトプットこそが最大の読書術

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読書をする目的はいろいろあると思いますが、ビジネス書の場合はその本に書いてある内容を自分の仕事に活かせるか。これが一番大きな点だと思います。1500円出して150万円稼げる仕事のノウハウが手に入ったら最高ですよね。アウトプットの方法はいろいろあると思います。読んだ本の感想を人に話す、ブログに書く、YouTubeに載せる、インスタに投稿する、いくつかを実際にやってみる。ベストなのは実践で生かすことですが、わすれないようにブログなどに投稿する人もたくさんいると思います。

そうはいっても、みんながみんな書けるわけではなく、書くのが苦手な人もいます。「書けない、書けない、書けない」で終わってしまう。そんな人に対して尾藤さんは「100文字」で書くことをすすめています。

たった100文字、されど100文字

脅すようで申し訳ないですが、この100字。けっこう大変です。たった100字の中にその本の魅力を詰め込まなきゃいけないわけなので。でも、短いから伝わることもたくさんあります。まずは伝えたいことを箇条書きにして、文章になるようにつなげて、最後に多い部分、同じ表現が重なっていくところはどんどん消していく。そしたら100字になります。これを練習すると、文章を書くときに非常に力になります。Twitterは140文字なので、Twitterで読んだ本の感想をアップしていくのもいいかもしれません。

ということで、この原稿を書き始めてから約30分ほどになるので、ここでやめます! 今回は読書術について書きましたが、アウトプットする文章について知りたい場合はこちらをどうぞ。

最後に一言。この本にどんな仕掛けがあるか、気づきましたか? 







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