英語とは料理。「訪れた国のごはんを食べるたび、数%ずつ、その国の人になっていく」式の学習法
こんにちは、Yutaroです。今日は、英語の学習を料理に見立てて進めていくと、初めての方や伸び悩んでいる方も英語学習の意味に覚醒し、成果を残せるようになるという話をしていきます。
この方法を身につけると、単に英語力を伸ばすだけではなく、「英語を話すと人が変わるね!」と言われるような、英語版のあなたを形成してしまうような英語の学び方ができるようになります。
「訪れた国のごはんを食べるたび、数%ずつ、その国の人になっていく。」
という成田空港でプチ有名になっている言葉がありますが、まさにこれを言語学習に当てはめ、
「その国の言語を学ぶたびに、数%ずつ、その国の人格を足していく」
ことを可能にする語学学習理論です。
そのため、英語を学べば英語の国民性をインストールして、英語の人格を作れますし、中国語やスペイン語などでも同じことができるようになります。例えば、英語圏の人は積極的だったり、中国人は交渉上手だったりします。その国の言葉を学べば、その国の国民性が乗り移るというものです。
そんなにたくさん新しい自分を作ってどうするのか...と思われるかもしれません。
しかし終身雇用制度が崩れ、皆で助け合う年金システムが崩壊し、「個の時代」から「スーパー個の時代」に移行している今のご時世だからこそ、単に「英語力」を伸ばすだけではなく「個」としての自分を確立できるような英語の学習方法が必要なのではないでしょうか?
それが、英語を料理に見立てた学習法です。一体どのようなものなのか?下の4点を中心にして全体像を解説していこうと思います。
・体は食べ物で構成され、人格は言語で構成される
・カビの生えたみかんのように、避けるべき英語がある
・料理にも学習法にもレシピがある
・食も学習も習慣があなたを作る
1.体は食べ物で構成され、人格は言語で構成される
心理学や哲学の世界では人間を「体」と「心」に分けています。
そして誰でも想像がつくように、「体」の部分に関しては、食べた物によって作られていると言えます。
では「心」の部分、言い換えると「人格」の部分はどうでしょうか?
私はそれは「その文化の思考がスタイルが伴った言語能力」であると思っています。その理由は老子の言葉に見ることができます。
そもそも、図の中で起点となっている「思考」の型はその人が属する文化圏よって左右されます。つまり、思考の型とは環境によって左右されるのです。
これに関してはまた後日記事にしますが軽く例を挙げると、日本に住み慣れた人は日本的な協調性を重んじる思考に近づいていきますし、英語圏に住み慣れた人は個人主義的な思考に近づいていきます。
そのため英語は英語でも、身につけたいのが、アメリカ英語なのか、イギリス英語なのか、オーストラリア英語なのかによってあなたの人格は変わってきてしまうのです。
理由は、それぞれの国は別々の発展を遂げ、同じ英語でも別々の背景がヒモづけされているからです。
どの英語に触れるか、どの民族の英語を学ぶか。
これが英語圏でのあなたの人格、つまり「第二のあなた」を決めてしまうのです。
言い換えると、英語を学ぶことで何者になりたいのか。
・アメリカ人の性格を追加したいのか
・オーストラリア人の性格を追加したいのか
・イギリス人の性格を追加したいのか
なりたい自分像と相談して学びたい英語を決定することが大切だと思うのです。
ちなみに、私の場合は追加できるならオーストラリア人の国民性が良いなと思ったので、英語は英語でもオーストラリア英語寄りの英語を学びたいと思いました。
詳しくは後日記事にしますが、オーストラリア人の明るくてオープンな感じが非常に良いと思ったからです。
皆さんは英語を通して、どんな「第二の自分」を作りたいですか?
2.料理にも学習法にもレシピがある
どんな料理であっても、手元にレシピがあれば作ることができますよね。
それと同じで、英語の学習法にもレシピはあるのです。つまり、それに沿って学習したらちゃんと英語力が伸びるという方法論があるのです。
良いレシピと悪いレシピがあるように、英語の学習方法にも良い学習方法と悪い学習方法とがあります。
この詳細についてはまた別のシリーズものの記事で紹介していこうと思いますが、大雑把に言うと
・下準備期間がある
・本調理期間がある
・仕上げ期間がある
という3つの段階に分けで英語を学習していくやり方です。ゆえに、英語学習は料理みたいだなと思ってます。
よく巷では英語はスポーツのように学ぶべし、と言われていますが、私はそれにちょっと料理の要素を付け加えたらもっと英語が伸びやすくなるのではないかなと考えています。
4.食も学習も習慣があなたを作る
人間は習慣の賜物だと良く言われますが、「体」に関しても「人格」に関してもそれは同じですし、英語の学習もまた同じです。
ご想像の通り、食生活の乱れは生活習慣病のもとになります。それゆえ、規則正しくバランスの取れた食事をして、適度な運動をすることが健康の鍵とされていますよね。
言い換えると、せっかく良質な素材を使い、優れた調理法でそれを調理しても、食習慣が乱れていたり運動習慣が乱れていたら、意味がないのです。
英語の学習も同じで、よい素材を使い、継続することによって英語力が身につきます。
と言っても、英語学習はどこから始めたらいいいか分からない...という人のために始め方ガイドの記事を何本か書いてみましたのでもしよかったらどうぞ!
またわたしは普段、英語力と英語の人格の両方を作っていくような英語の授業をしていますので、もし本記事に内容に興味を持ってくださった方は是非わたしのHPもご覧になってみてください。
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