ピンクのチューリップ
おはよう。君の好きな遊園地が閉園するらしいよ、何していたの?寝ていたよ。そうなんだ。全部夢だった。いままでのこと、全部夢だったのか。なんだ。よかった。全部何もなかったんだ。この狂った数年間のことを思い出す。全て夢だったようだ。だっておかしかった。変じゃんね(笑)そしてまたすぐ次の夏、週末になった。安心して君の家まで地下鉄で向かう。めちゃくちゃ階段を降りなきゃいけないんだよね。何号室だったっけ、一緒に食べたゴム毬みたいに重い、上野の電池の味が思い出せない…その時恐ろしいことに気