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灰だらけの土地で

noteの下書きに保存してある適当なものを開くと、大体何も文字が入力されていないのだが、noteのデフォルトの設定で「ご自由にお書きください」と薄いグレーで記入されており、それをみるたびに心臓が痛くなる。
なぜ自分のことを大切にできないんだと思う?幸せって、どうして幸せになれないんだろう、などと考えたら、そこから幸せの中と外が発生してしまうので、だから、それで、あまり幸せについては考えない方がいいんです。幸せって何?と同じくらい、何考えてるの?どうして?って問いをしない方がいいことがあるんだが、それはほぼ自傷行為のようなものなので、怖いんです。緩やかに自分を殺していくんです。人を殺す妄想よりも、自殺をする想像がやめられません。人を新品の包丁で滅多刺しにする妄想はできないんです。大きなトラックにぶつかりにいくのと、快速が通過するホームから飛び降りちゃうのと、13階からジャンプするのどれがいいかな。ほっといたらどうせ生きつづけるんだから。
あの冬、貸してくれたのか、勝手に借りてしまったのかわからないままの本を持って電車に乗っているんだよ。わかる?自分の陣地がどこまでか、どうして人はわからなくなるの。そういうところが嫌いなんだよ。嘘だ。言葉は嘘をつく。

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