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若者に政治関心がないのは、関心を持ったところでモテないから

「若者が政治関心を持たない」という声ってありますよね。

私は現在24歳ですが、高校生くらいのとき(2013年ごろ)から「皆さんもぜひ自分の国の政治について関心を持ちましょうね」と耳からタコの足が生えるほど言われてきました。

私はたまたま高校では文系選択で、社会科が得意でした。
それもあって政治には人並みには関心があります。
例えば自民党総裁選のニュースで、だれがどこの派閥かという話題にも大体はついていけるし、投票にも行きます。

しかし、同世代で政治にマジで無関心な人がいます。極端な例かもしれませんが、岸田首相の顔を知らない人もいます。(本当)
少なくとも私の生きてきた環境の中では、私は結構政治に詳しいほうです。

これはなぜなのか。日本に不満はあるのになぜ関心を持てないのか。
これに対して何の根拠もないのですが、私は一つの仮説を持っています。

それは、
政治に関心を持っている人はモテないから。

政治に持論を持っている人はちょっと怖い

政治に持論を持っている人をみるとなんか怖いなと思ってしまうことってありますよね。本来はそのほうがおかしいんでしょうけど。

お笑い芸人やタレント、スポーツ選手が政治について強く語っているのをテレビで見ると、「ああ、ちょっと怖いかも」と心のどこかで思ってしまう。

だからタレントさんたちの中には政治的発言を避ける方もいるのではないでしょうか。本業でのイメージや人気を崩さないために。

20代でinstagramやtiwtter、tiktokいずれも使っていない人は珍しいです。これらは公衆性が高い。
芸能人ではないけれど、自分の発言によって自分がどう見られるかということに自ずと敏感になる。
自分が発信しなくても、他人の投稿を見て、
「ああ、こういうこと発信する人なんだ」と思う。

そしてそれはSNS上でなくても、同世代間のコミュニケーションにも波及され、


政治に関心を持っている人は違う世界に生きてる感じがする

大学生の間で政治への関心が高い人がいます。
そういう人たちは優秀で勉強熱心で、そういう話題についていけない自分とは違う世界に生きているなあと思ってしまいます。

あるいは、なんかちょっと真面目な人って感じがします。クラスの中で真面目過ぎて浮いている人。毎朝6時に起きてそうな人。

また私と同世代の人は、人としてアイデンティティーが確立する中学~大学の間、常にSNSと生きてきました。
SNSと政治のトピックが結びつくと怖いですよね。思い出すのは、タイムライン上にあふれる過激な意見の数々。

SNS上でみられる政治への意見の中には、
本当に有用で、若者だけじゃなくて日本人全員が聞くべき!という意見も見ることがあります。
だから若者みんなが、SNSで見る政治的発言のすべてを嫌悪することはないと思います。

でも自分の友達がそれをしていたら???

「うお、お前そういうやつなのか、、、」ってちょっと思う。


以上のように政治的関心を持っている人は、持たない人から見たら別世界に生きているような、すごく真面目な人、というか意識高い人のイメージがある。
働きアリの法則でいうと上位2割のアリに該当するのは間違いない。

で、こういう人はなんかモテなそう。
SNSで見かける、この人モテそうだなあ~と思う人は、きっと政治的コメントをしない。なんかしてほしくない。
「うわ、この人そういう人なのか、、、」って思いたくないから。

若者のみんなマジで選挙に行こう

はい、以上のように書いてきましたが、私はすべての国民が政治に関心を持つべきだと思っています。

校長がめちゃくちゃ変な色の制服に変えようって言いだしたらたら反対するでしょう?
部活のキャプテンが正月も練習しようって言いだしたら、辞めとこうぜっていうでしょう?
お母さんが今日の晩御飯はカキフライよーって言いだしたらいやでしょう?(これは私だけですね)

政治家は「○○をします」ときっぱりと言わず、じわじわルールを作ったり変えたりしていきます。
日本という国のルール作りは、もっとメンバー=国民が口出しして良いのです。

で、その意見はSNSで発言しなくても選挙に行くことそれだけでも表明できます。

誰に入れるかというのは、
なんとなくの感覚、名前が面白いから、たまたま街頭演説でいいこと言っていた人、汚職のニュースを見たことがない党の人、今の生活には満足していないから野党の人、その逆もまたしかり、、
様々な判断基準があって良いと思います。

結論、選挙に行こう(私はマジでただの一般国民です。とりわけ強いメッセージ性はありませんのでご了承ください)


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