加藤純 京津畑地域おこし協力隊

福島県郡山市出身 一関市大東町の京津畑地区にて、 自伐型林業と複業を掛け合わせ、生業を…

加藤純 京津畑地域おこし協力隊

福島県郡山市出身 一関市大東町の京津畑地区にて、 自伐型林業と複業を掛け合わせ、生業を作っていくという任務に取り組んでいます。 森林資源や食文化が豊かな京津畑地区を拠点に、山守の役を担っていきたいと思っています。

マガジン

最近の記事

伐木研修🌲

6月22日 一関市主催の、市民の方を対象とした 自伐型林業研修。 今年で2年目を迎えました。 今日は、2年目の研修・第二回目のチェンソーワークと伐倒の研修にアシスタントも兼ねて、参加させていただきました。 思い返せば約1年前、我々協力隊も一期生として、この研修から協力隊としての道が始まったのでした。しみじみ。 今年は新しい講師の方をお招きし、 内容も新たに、また違った視点で学ぶことができました。 午後には萩崎の研修林に移動し、 ウェービングというテクニックを使った、木

    • 一関市を駆けめぐる。

      6月21日 2日間の家改修を終え、傷んだ畳が2枚、そして剥がした床板や遺留品の布団、座布団などを処分するため、清掃センターへ持ち込みました。 午後からは、今週土日の自伐型林業研修で使用する丸太を研修場所へ運ぶため、一関駅近くの脇田郷へ向かいました。 そこで我々協力隊と一関市林政推進課の方々と一緒に、丸太を作業車で土場へ運び出し、2トン車へ積みこみ、 川崎の研修場所へ降ろし、 それから林政アドバイザーの菊池さんに萩崎地区の研修林を案内していただき、、 その後興田市民

      • 床の改修

        6月19日 今まで、なかなか手を着けられず、 「いつか、いや、近々…」 と前に進まなかった、自宅の床改修。 このままではいつまで経っても足踏みしたままになってしまう! と、以前薪ストーブの取付け施工をしてくださった 千厩 高田建築さんへ指導していただく運びとなりました。 実際に家までお越しいただき、高田建築さんの提案でまず台所の床を直すことになりました。 まず、床を剥がすことに。  基礎はしっかりしていて、まだまだ大丈夫のようです。一安心。 しかし、、床下は

        • 林内作業道作りと、惣菜の盛付

          6月17日 自伐型林業 一関市民研修生の方と一緒に、京津畑 林内作業道作りに入りました。 今回の箇所は、なぜがこぶし大の石がごろごろと出土し、うまく土を掘れずに作業が難航しました。 バックホー作業は時間で交替しつつ進みました。 この時期はすぐに皮から虫が入ってしまうとのことで、バックホー作業待ちの際、建材、合板材になり得る丸太は皮むきを行いました。 ナタで皮を削ぐと、うまくいくと ベリベリべリ っとごっそりむけて、気持ちいいです。 6月19日 朝から昼過ぎまで、 や

        マガジン

        • 家の改修
          40本

        記事

          こなまるしぇ

          6月15日 午前、京津畑環境保全組合の草刈り作業に参加し、 午後からは近隣のえさし郷土文化館そばにて開催された こなまるしぇ の見学にいってきました。 こなまるしぇは、地名の小名丸からなぞられた名前で、主にクラフト市をメインに、キッチンカーや鉄板焼き、他マッサージや占いなど、様々な出店者のつどうマルシェでした。 私のパートナーは藍染めや野良着作り、野草や樹皮で作る小物などを製作しています。 私も、何か木工などの製品を作れたら、、と考えています。 今後、こういったクラ

          京津畑 林内作業道作り

          6月14日 一関市 自伐型林業研修生の方と、 京津畑集落内の杉林にて継続して施工している、作業道作りを行いました。 前回は作業道上にある木を伐採し、抜根までして終了でした。 その続きに取り掛かりました。 山の表土はノボクと呼ばれる、作業道には適さない土です。 雨水を含むと膨張したり、雨水と一緒に流れてしまったり、ぬかるんだりするためです。 ノボクの層の下、さらに深く掘り下げると今度は茶色い土の層がでてきました。 これは、転圧するとしっかり表土が締まり固まる、作業道

          地域との関わり

          6月12日 京津畑 環境保全組合にて行われている、 耕作地・草地の草刈り作業に参加しました。 中山間地域等直接支払制度 という、国の交付金を基に行われている畑・田んぼ・草地の管理で、 私は今回はじめてこの交付金のことを知りました。 しかも法律で定められているということにも驚きました。(!) こうして、やまあいや過疎化の集落の田畑と景観とが守られているのですね。。 畔や石ころの多い田畑、道路端、斜面は刈払機で刈っていきます。 半日だけ、協力隊の活動として参加しまし

          丸太の集材も終盤に🪵

          6月11日 同協力隊 丸谷さん、そして市民研修生の方、私と3人で、研修林の集材作業に入りました。 林内の仮置き場に溜めてあった丸太はほぼ全て運び終えたので、今回は、以前パスしていた、作業道から少し奥に入った所にある丸太たちを集材しました。 残り、あと2〜3台であらかた搬出も終わり、というところまで進みました。 今日も一日、お疲れ様でした。

          京津畑 林内作業道作り

          6月9日 自伐型林業研修生の方と一緒に、京津畑の 林内にて、バックホウでの作業道作りをしました。 まずは前回、丸谷さんが伐倒した木の抜根からです。 以前、徳島の橋本光治先生につけていただいた作業道ルート上にある木は、伐倒・抜根しなくてはいけません。 やわらかい表土と締め固まる深土を天地返しして、抜根した穴を埋め、道を形成していきました。 また作業道上に木が出てきたので、伐倒することになり。。 滑車とプラロックという牽引機を補助に、伐倒をしました。   重心を見誤

          集材作業も終盤に🪵

          6月6・7日と2日間集中で脇田郷 研修林での集材作業の続きに、同協力隊の丸谷さんご夫妻と一緒に入りました。 雨が続き、地下水も増したためか、 以前は平地だった路面もぬかるむようになってしまいました。 ここを丸太を積んだ林内作業車が通ると、さらに地面が深くえぐられ、余計にぬかるんでしまいました。 これでは足回りを痛めてしまうのでは、、 ということでぬかるみの箇所に丸太を敷き詰め、簡易橋渡しを作りました。 しかし、林内作業車が行き来するたびにどんどんとぬかるみが深くなっ

          床の材料を受け取りに。

          6月4日 昨日、床の状態を見ていただいた高田建築さまが、床修繕のための材料を用意してくださったので、打ち合わせも兼ねて千厩の工場へ取りに伺いました。 工場には沢山の木材があり、機械で サイズに合わせて製材しなおし、仕上げてくださいました。私も少しだけ手伝わせていただき。。 4mの大引、根太、束柱、と、床下の材料が揃いました。 無事、自宅まで運び入れることができました。 高田建築さま、いつもありがとうございます。

          抜けた床をいち早く直すべく…🔨

          6月3日 未だ、引っぺがして仮にベニヤでフタをしているままの状態になっている奥の間。  床下が土で凸凹のため、これでレベルを合わせてフラットを取るにはどうしたらよいものか、、、と頭を悩ませ。。  以前、薪ストーブの取付け施工をしてくださった千厩の 高田建築様へ救いの手を求めました。 現場を複数抱えてのご多忙の中、家までお越しいただき、🙇🏻‍♂️ これからの段取りや、施工について相談させていただきました。 柱が腐り、重力で下へ下がってきているので、後日ジャッキアップして

          抜けた床をいち早く直すべく…🔨

          日本伐木チャンピオンシップ2024🌳

          6月1日 今回で5回目の開催となる、 日本伐木チャンピオンシップ。 京津畑在住、一関地方森林組合在籍の伊東さんが、レディースクラスで出場するということで、京津畑の方々と一緒に応援に参加しました。 10人、マイクロバス乗り合いにて青森市の会場、モヤヒルズスキー場へ向かいました。 約4時間弱で会場に到着、 多くの人で会場は盛り上がっていました。 全国から集う出場者の数は、計80名! 奥20mほどに立つポールめがけて、受け口、追い口の正確さを競います。 です。 地面

          日本伐木チャンピオンシップ2024🌳

          続🪵丸太を集める 

          5月30日 昨日に引き続き、研修林にて丸太集材作業に入りました。 本日は丸谷さんご夫妻と一緒です。 昨日から使い始めた、チェーンスリングとグラブフックがとても便利で、従来の玉掛けワイヤーに比べてすいすい林内作業車へ積み込むことができるようになりました。 今日は林内作業車3車分を土場まで搬出しました。🪵🪵🪵 搬出作業も折り返しぐらいにきたかな。。 丸谷さんご夫妻、ありがとうございました。 お疲れ様でした。🌳

          丸太の集材🪵

          5月29日 本日久しぶりに、研修林の集材現場に入りました。 昨日の大雨で、水はけの良くない箇所がぬかるんでいました。 脆弱な箇所として基礎に丸太組みをしていますが、あまり水が滞るようならいずれもう 1段木組みで底上げしなくてはなりません。 仮置きしていた丸太を、規定のサイズに造材しなおし、 林内作業車に積み 少し離れた場所の土場へと運びました。 土場は民家が隣接しているため、林内で2メートルの長さに造材しなくてはなりません。 今日は3台分の丸太を土場へ運びまし

          馬との暮らし方を学ぶ🐎

          5月26日 早朝の京津畑地区の草刈りに参加のち、 釜石の三陸駒舎さんにて 馬との暮らし方講習会へ参加しました。 三陸駒舎さんは不登校やコミュニケーションが苦手な子どもたちへ、馬と関わりを持つ場として展開されています。 90年を超える古民家で、犬、ネコ、馬3頭、そしてニワトリと、たくさんの動物達と共存されている、とてもすてきな空間でした。 私の住む京津畑には広大な敷地があり、なにか動物との暮らし方を生業として繋げることはできないか、と思い、今回参加させていただきまし