京都哲理数学

京都を拠点に哲理数学・四則和算を探究する集団です。「意識」や「心」をはじめとした「見え…

京都哲理数学

京都を拠点に哲理数学・四則和算を探究する集団です。「意識」や「心」をはじめとした「見えない世界」を扱う数理の構築を志しています。

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京都を拠点に哲理数学・四則和算を探究する若者たちが運営しています。我々は「意識」や「心」をはじめとした「見えない世界」を扱う<新たな数理>の構築を志しています。新たな学問を創り上げる営みの中で、日々何を感じ、何を考えているのか、「生(ナマ)の思考」や「生の感情」を共有します。また、根源的な領域からの革新を行うため、専門性も必要ありません。相対性理論といった高く聳え立つ建築物の延長ではなく、建築物もないような荒野で建築を始める自由な営みです。そのため、様々なバックグラウンドを持った方々に届けることができ、皆さんの感覚や経験を取り入れながら理論を進化させていくような、双方向的なコミュニティです。 具体的には、我々が毎週行っている議論の内容や、そこでの個々の感覚や感情等を文章にし、月に4本の記事を作成します。また、月に1度、オンラインでのイベントを開催し、解説や質疑応答、参加者の皆さんと意見交流できる場を設けます。 どのような理論か興味がある方、新たな理論が構築される過程に興味がある方、我々の活動を応援していただける方、哲学や数学と距離を置いてきた方、どのような方でも歓迎いたします。

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最近の記事

2024年6月-第3部

盆地の京都。気温がますます上昇しております。京都を訪れた人があまりの暑さに我慢の限界を訴え始める時期となりました。一方、夜はまだ涼しさが残っており、蛍が鴨川を彩り、夏の到来を身体全体で感じることができます。そんなこんなで、京都の初夏を感じながら森の家に集まり議論を始めました。 前回の記事では「表現」や「理論」そのものについて考察したパートと、研究の鍵となる「関数」の歴史を紐解くパートに分かれていました。今回もその流れを汲んだ内容となっています。第1章では、前回の記事で触れた

    • 2024年6月-第2部

      6月2本目です。 1本目では、「表現」や「理論化」という営みそのものに関して考える手探りな探究と、量子力学を足場とした実際的に手を動かす探究を並列的に行っていました。 今回の議論では前者を、つまり手探りの探究をより具体化して進めました。表現そのものを志向するということで、いくつかの表現を持ち出します。そのため、文章や文字が支配的なメディアとして機能している普段の記事とは一味異なるものとなっています。 一方で、より実際的に手を動かす探究として、またはその探究に必要な知として

      • 2024年6月-第1部

        はじまり 6月になりました。我々の現在地点は、進んでゆく方向性を手探りで模索し、足場となる基盤を自分たちで作り上げてゆくような試みの最中ですので、ゆっくりではあるけれども何かを掴もうとする現場の様子が今回の記事からも伝わってくるような内容になっているのではないかと思います。 お読みいただくとわかるように、我々は現代に流通している既存の学問体系をそのまま伸ばして行っても、その先に明るい将来は期待できないと感じています。少し専門的な言い方をすると、既存の学問体系が発展すれども所

        • 2024年5月総括

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        • 2024年5月第2部の公開日

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        • 2024年5月第2部の公開日

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          2024年6月-第3部

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          盆地の京都。気温がますます上昇しております。京都を訪れた人があまりの暑さに我慢の限界を訴え始める時期となりました。一方、夜はまだ涼しさが残っており、蛍が鴨川を彩り、夏の到来を身体全体で感じることができます。そんなこんなで、京都の初夏を感じながら森の家に集まり議論を始めました。 前回の記事では「表現」や「理論」そのものについて考察したパートと、研究の鍵となる「関数」の歴史を紐解くパートに分かれていました。今回もその流れを汲んだ内容となっています。第1章では、前回の記事で触れた

          2024年6月-第2部

          「限定記事プラン」他に参加すると最後まで読めます

          6月2本目です。 1本目では、「表現」や「理論化」という営みそのものに関して考える手探りな探究と、量子力学を足場とした実際的に手を動かす探究を並列的に行っていました。 今回の議論では前者を、つまり手探りの探究をより具体化して進めました。表現そのものを志向するということで、いくつかの表現を持ち出します。そのため、文章や文字が支配的なメディアとして機能している普段の記事とは一味異なるものとなっています。 一方で、より実際的に手を動かす探究として、またはその探究に必要な知として

          2024年6月-第2部

          2024年6月-第1部

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          はじまり 6月になりました。我々の現在地点は、進んでゆく方向性を手探りで模索し、足場となる基盤を自分たちで作り上げてゆくような試みの最中ですので、ゆっくりではあるけれども何かを掴もうとする現場の様子が今回の記事からも伝わってくるような内容になっているのではないかと思います。 お読みいただくとわかるように、我々は現代に流通している既存の学問体系をそのまま伸ばして行っても、その先に明るい将来は期待できないと感じています。少し専門的な言い方をすると、既存の学問体系が発展すれども所

          2024年6月-第1部

          2024年5月総括

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          2024年5月総括

          2024年5月-第4部

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          前回の記事で、『「2024年5月-第3部」が転換点となり得る』という旨の文章を少しばかり書きました。その宣言通り、今回の議論はその転換点から3人で出発し、新たに建築を始めるイメージです。その3人の集合場所となったのが「量子力学的であること」。自分たちの探究をより具体的に表現する際の足掛かりとして、前回までにも頻繁に話題に挙がる「量子力学」に注目しています。この共通の足場から3人それぞれの興味をベースに探究を進め、互いの考えをぶつけ合い研究を進めている状況です。ただし、量子

          2024年5月-第4部

          2024年5月-第3部

          「限定記事プラン」他に参加すると最後まで読めます

          2024年5月の限定記事の背景は、皆さんご存知 国宝【燕子花図屏風】(尾形光琳)です。燕子花は4月から5月に咲く花であり、毎年この時期に【燕子花図屏風】が根津美術館にて公開されます。作者の尾形光琳は江戸時代に活躍した画家で活躍場所は主に京都でした。5月ということでまさにこの時期にぴったりの作品、そして作者である尾形光琳の活動場所が京都であったということで、我々の活動の時期や場所の重なりを象徴した【燕子花図屏風】を選んだ次第でございます。 ということで5月3本目の記事

          2024年5月-第3部

        記事

          2024年5月-第4部

          前回の記事で、『「2024年5月-第3部」が転換点となり得る』という旨の文章を少しばかり書きました。その宣言通り、今回の議論はその転換点から3人で出発し、新たに建築を始めるイメージです。その3人の集合場所となったのが「量子力学的であること」。自分たちの探究をより具体的に表現する際の足掛かりとして、前回までにも頻繁に話題に挙がる「量子力学」に注目しています。この共通の足場から3人それぞれの興味をベースに探究を進め、互いの考えをぶつけ合い研究を進めている状況です。ただし、量子

          2024年5月-第4部

          2024年5月-第3部

          2024年5月の限定記事の背景は、皆さんご存知 国宝【燕子花図屏風】(尾形光琳)です。燕子花は4月から5月に咲く花であり、毎年この時期に【燕子花図屏風】が根津美術館にて公開されます。作者の尾形光琳は江戸時代に活躍した画家で活躍場所は主に京都でした。5月ということでまさにこの時期にぴったりの作品、そして作者である尾形光琳の活動場所が京都であったということで、我々の活動の時期や場所の重なりを象徴した【燕子花図屏風】を選んだ次第でございます。 ということで5月3本目の記事

          2024年5月-第3部

          2024年5月-第2部

          新生活が始まり1ヶ月。新生活の象徴「桜」が完全に散り、何かを失う寂しさもしみじみと感じるこの季節。ちなみに1ヶ月ほど前の4月の哲学の道では、桜の花びらが水面を覆い尽くしておりました。 この様子を「花筏(はないかだ)」と表現するらしく、景色そのもののみならず、言葉の紡ぎ方も美しく、まさに感動そのものです。調べてみると、その他にも、桜にまつわる表現は古くからたくさんあるそうです(https://halmek.co.jp/culture/c/hobby/6481)。満開の桜に

          2024年5月-第2部

          [限定] 2024年5月-第1部

          2024年5月-第1部、記念すべき初回の限定記事です。皆さん、こんにちは!京都哲理数学のメンバーシップに加入いただきありがとうございます。メンバーシップの限定記事では、京都を拠点に哲理数学・四則和算を探究する篠藤・守屋・森の3人による議論の内容やその背景にある気持ち、まさに<生の思考>や<生の感情>を盛り込んでいきたいと思います。張り切っていきたいと思います!と、いきなり本編に入る前に、今回は記念すべき初回の限定記事なので、加入いただいた方への挨拶の意味も込めて、簡単に今

          [限定] 2024年5月-第1部

          [無料] 2024年-第0部

          本記事に興味を持っていただきありがとうございます。限定記事がどのような内容か是非知っていただきたいと思い、お試しで読んでいただけるよう本記事をご用意いたしました。ここでは多くは語らず、早速本編を見ていくことにします。是非お楽しみください! 本編 2024年-第0部の本記事は、今まで3人が「閉鎖的」に行ってきた議論をまさに凝縮したような内容です。3人での議論がどのような内容で、またその裏側にはどのような気持ち・モチベーションがあるのか。今までの議論の中で育まれた「体系」

          [無料] 2024年-第0部

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          京都哲理数学のメンバーシップに興味を持っていただき誠にありがとうございます。本記事では、京都哲理数学のメンバーシップに関する詳細について書いています。理論を構築する過程を共有するってあまり聞かないですよね。だからこそ、先にメンバーシップを開設するに至ったそもそもの背景を説明させていただきたいと思います。その上で、具体的にメンバーシップでは何をするのか、詳細を見ていきたいと思います。皆さんのご興味に合わせて読む箇所を選んでいただければと思います。 京都哲理数学のメンバーや、

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          見えない世界を観る。 そんな世界を扱う<新たな数理>を築く。 「我々が何を目指す集団か」,それを端的に示す表現です。 改めまして… 読者の皆さん、初めまして!こんにちは! 本記事を読んでいただき、誠にありがとうございます。我々は、【それぞれの興味を源泉に、哲理数学・四則和算のもとに集まった、京都を中心に活動するハタチそこそこの非公式な研究集団】です。「非公式」と書いたのは、哲理数学・四則和算を学んだ京都市在住のメンバーが、互いの家で自発的に集まって議論しており、全く公式な

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