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感動のストーリー 雑念を取り払って心を軽く!源光庵さんの坐禅会の魅力を紹介

京都癒しの旅案内人・下戸眞由美(おりとまゆみ)です。
みなさん、坐禅をされたことはありますか?

感動のストーリー 雑念を取り払って心を軽く!
源光庵さんの坐禅会の魅力を紹介します。


坐禅会への参加再開で心が躍る

京都癒しの旅を始めた12年前から、源光庵さんで月に一回行われる坐禅会にできるだけ参加していました。

庫裏(住職や家族の住まい)の修復期間、坐禅会が休止、そして、コロナ禍が続きしばらく遠ざかっていたものの再開が決まり、心が躍ります。

久しぶりの坐禅会は初めての参禅を思い出す、新鮮な時間に。

悟りの窓と迷いの窓での般若心経唱える

悟りの窓と迷いの窓

早朝坐禅、6時45分ごろから人が集まり始め、7時に鐘が鳴ります。
ご住職とともに般若心経を唱え、心を一つに。

いよいよ坐禅が始まるという高揚感に包まれます。

30分の坐禅を二ちゅう(2回)。
果たして座っていられるのかという不安よりも、この瞬間を味わえる喜びが勝り、ざぶ(坐禅用の丸い座布団)に腰を下ろした。

只管打坐(しかんたざ)、心身を解放する修行の意義と難しさ

曹洞宗の坐禅は只管打坐、ただそこに座ると言われますが、これほど難しいことはありません。

気が散るのです。無になるなんてとてもとても。

ご住職からは

「坐禅をして何かを求めるのは違うと思います。
取り払っていくのです。
消去法とでもいうのでしょうか?
修行ではなく、心身の力をぬいて、楽になること」

というような説明がありました。
何かを求めていた自分が恥ずかしくなります。

私は雑念ばかり、取り払って取り払っても難しく、
雨音と鳥のさえずりが頭に残ったのを良しとしようと思います。

耳を澄ますと聞こえるものがある。普段、気がつかないことに気づけた。
鳥が一瞬鳴き止む静寂の瞬間まで感じられました。
感動!

良い時間を過ごせた坐禅会への感謝

源光庵さんの坐禅会の魅力は来る人拒まず、去る人追わず。
年齢も性別も関係なく、参加したい人が集まる気持ちの良い会なのです。

先代のご住職が以前、おっしゃっていました。

「早朝坐禅に行こうと決めて来られているみなさんはすでに仏の心を持っています。昨夜は今日に備えて早くに休まれたことと思います。
誰にも強制されず、自らの意思でここに来られた。それが尊いのです」

そういえば、早朝坐禅に行っているというと、
「良いですね。行ってみたいです」とおっしゃいますが、実際にお誘いすると、またの機会にと言われる方がほとんどです。

きっかけか、思い切りが必要のようですね。

30年も通われている方と元気で再開できたこと。
人生の先輩に混じり、本当に良い時間をいただきました。

感謝、感謝


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