京都癒しの旅・下戸眞由美

京都癒しの旅 代表 女性限定の心に寄り添う少人数の旅をご案内。 あなただけ、世界でたっ…

京都癒しの旅・下戸眞由美

京都癒しの旅 代表 女性限定の心に寄り添う少人数の旅をご案内。 あなただけ、世界でたった一つの旅を創ります。 どこへ行くかよりも、そこで何を感じるか、人、街、自然との出逢いを大切に。

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初釜に伺って感じたこと

昨日はお茶の 横山 宗和先生の御宅へ。 初釜、こんな機会をいただけることに幸せを感じています。 これだけのご準備されるのにどれだけの時間と情熱を費やしてこられたのかと思うと、有り難くて。 学びの時間は数十年、設えを整えられるのに数年、厳選した材料を集められるのに数ヶ月(何年も前からアンテナ張ってられることと思います)、器を集め、懐石料理を手作りされてタイミングよく出してくださるのは年数だけではなく、センスとご家族のご協力、数字では計れない、年月と情熱、人間関係を築いてこら

    • クリスマスイブに寄せて

      おはようございます。 今夜はクリスマスイブ🎄 京都の歳時記は無病息災を願ったり、自然の有難さに感謝したり、季節や食べ物の旬を感じるものがほとんどですが、クリスマスの本来の意味はどういうものでしょうか? ググってみました。 祈りを捧げる日のようです。 毎年、クリスマスになると思います。 イルミネーションがキラキラし街中が輝いて見える、その時にも孤独に耐えている子どもたちがいることを。 世界中の子どもたちが笑顔でいられますように💖 信じられる大人と出逢えま

      • 逢いたい人に逢いに行くこと

        京都で旅案内をしている私、終い弘法に京都にいないこととお世話になった方に逢いに行くこと、天秤に掛けられるものではないのだ。 それは二者択一でしかないのか。 もちろん、身体はひとつしかない。 それでも世の中、よくできているものだ。 10月に拙著「京都癒しの旅」出版記念お話会を沖縄で開催させていただいた。 4月に旅に初参加してくださった沖縄のお客様が、5月にもリピートくださり、10月のお話会にお力を貸してくださることになり、会場手配から呼びかけまで奔走いただいた。 翌日は

        • 答えられないこともある。

          答えられないこともあると思いませんか? ①そもそも答えようのないこと、言えないこと。 ②二者まで絞れても、その先が選びきれないことがある。 誰かが苦慮して出した答えに簡単に意見するのはできれば避けたいものです。簡単にわかるだろうと思うことでも、実は深く深く難しいことがあるものです。 ここぞという時に決断するという責任を負ったことのない人が他の人の決断に批判するのは許し難く感じます。 ずいぶん昔のこと、上司が「知〜らない」と言って逃げたように感じたことがあったのですが、気がつか

        初釜に伺って感じたこと

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        • 日々つれづれ
          6本

        記事

          たまには検索してみるものだ。

          今夜というのか、昨夜、検索してみた。 「京都癒しの旅」で。 えっ、まさか、見間違いじゃないよね。 あの憧れの、学生の頃から行き詰ったらお世話になっていた京都府立資料館、今は名前も変わり新しくなった京都府立京都学・歴彩館のツイッターで私の本が紹介されているではないか。しかもポップ付きで。 発行から半年が経ち、重版されたタイミングで、こんなことがあるんだ。 締め切り迫る昨年の年末、歴彩館の学習室に籠って、パソコンに向かって書いていたのは。打っていたのではなく書いていたのだ。

          たまには検索してみるものだ。

          大切なものは時間をかけて言葉を選んで。

          今日、とても嬉しいことがありました。 一生ご縁がなさそうな場所をご案内、ご紹介くださいました。 まだ、実感が湧かなくて、うまく伝えられませんが、こうして、周りの方によくしていただけることに感謝するのはもちろんですが、お気持ちを裏切ることなく、限りある命を意識して生きてゆきたいと思います。 そして、大切な場所を大切に思ってくださる方とご一緒できたらと。 少しお時間いただき、言葉に変えてゆきたいと考えています。

          大切なものは時間をかけて言葉を選んで。

          大切なことはあとになってから気づくもの

          自分にとって何が大切なのか。 優先順位は? 心が望むものは? 損得勘定で動いてはダメ。 忘己利他 先義後利 さまざまな問いかけが私を追いかけてくる。 これらを頭で考えて、自分を叩いても何の得策にもならないということを何十年も掛かって知ることになる。 他人様からの善意の忠告を腹に落とすことなく、悩んでいたあの日。 この世に神様がいるかは私にはわからないが、きっとお天道様などが、時間を掛けて一生掛けて教えてくれるのだと思う。 だからダメなんだよ。 やめた方が良いよ、あな

          大切なことはあとになってから気づくもの

          令和を迎えて

          昭和、平成と生き、令和にも生かされる。 穏やかな新元号への一日を過ごせたことが何とも有難い。 平成を改めて振り返ると私にとっては激動。 当時は日々生きるだけで精一杯だったことも、今になるとその経験は宝物に変わった。 平成の終わりには、人はこんなにもあたたかく信頼できる存在なんだと神様からのプレゼントをいただき、幸福感に包まれて令和を迎えた。 つくづく感じること。 大きく揺れてもさざなみでも良い塩梅にバランス取りながら人は生かされているのだということを。 この時代に生き

          あんかけとおいなりさん

          今、初めて形にするものの追い込みで、気持ち良く集中出来る場所いくつかに連日こもっている。 ファーストフード店の少し形態の違うカフェ、行政機関の学習室、ホテルの一室など。 全く違う3つの場所に共通するのは、自分のやりたいことに邪魔されないということ。 プラスα、やる気になる環境が揃っていること。 まず1つ目のファーストフード店の少し形態の違うカフェ。 都会のど真ん中にあり、ビルの一階二階がカフェスペースで、そのほとんどがスタッフから見えにくい場所であり、窓に向かったカウ

          あんかけとおいなりさん

          レイアウトが変わったのは2年前だったとは!

          家の近くのドーナツ屋さん、自然酵母で作られもちもちして好み。 昨日、ドーナツを買いに行ったら、店内のレイアウトが変わっていた。 「レイアウト変わったんですね?」 「2年ぐらい前に」 夢でも見ていたのかと思った。 時の流れが早過ぎて、ついていけない感はあったものの、目の前に突きつけられたようだ。 そう言えば、整理に掛かる時間が人の何倍もかかる性質だとわかったのが4,5年前。 良い悪いではなく、医学的にそういうこと。 最近は忘れる能力が長けてきた(老化現象)ので、ずいぶ

          レイアウトが変わったのは2年前だったとは!

          残り福をいただいてきました。

          昨夜、えべっさんにお参りしてきました。 京都ゑびす神社はたくさんの人で賑わっていました。 1月8日の湯立神事、9日の宵えびす、10日の初えびす、11日12日の残り福。 スピードが第一と言われますが、少し出遅れても、残り福がいただけるなんて嬉しいですね。 「残りものには福がある」って昔の人は幸せに生きる知恵で素敵な言葉を残してくれました。 この時に手に入れられる『桃の滴』の酒粕も無事にゲット。 残り福、みなさんにもご利益ありますように。 #京都癒しの旅 #残り福 #

          残り福をいただいてきました。

          小豆粥を食べることはもはや忘れられたのか?

          昨日、20代〜40代の8名と話す機会がありました。 「七草粥は召し上がりましたか?」 手を挙げられたのはおひとりのみ。 「小豆粥は召し上がられますか?」 「それ、何ですか?」と全員が。 軽くのけぞる私。 「1月7日の七草粥のように、1月15日に小豆粥を食べたりしませんでしたか?」 「初めて聞きました」 ジェネレーションギャップと簡単に片付けなくない。 日本のこうした風習を次の世代に伝えたい、次の世代というより大人に伝えたいと心から思いました。 お正月の

          小豆粥を食べることはもはや忘れられたのか?

          玉子がけご飯がこんなに美味しいなんて。

          玉子がけご飯、心から美味しいと思われたことありますか? こんなに美味しい玉子がけご飯があったのかと。 まず玉子がけご飯に掛けるために鰹節を削ります。 私は鰹節を子どもの頃から削った経験なしですが、お客様おふたりはご自宅に鰹節削りがあったそうです。 乾燥した鰹をどちらから、引けば良いのか…。 最初は粉みたいになりましたが、何とかふわっとした鰹節が削れるようになりました。 この芳しい香り、玉子がけご飯への期待が高まります。 お店の方から、玉子がけご飯の美味しい食べ方の

          玉子がけご飯がこんなに美味しいなんて。

          今宮神社の亥の絵馬、描かれたのは女性の神職さん

          京都癒しの旅・下戸眞由美(おりとまゆみ)です。 私が一番好きな神社は京都市北区に鎮座する今宮神社。 生まれた時の氏神様であり、産土神様でもあります。 桂昌院様ゆかりの神社で、女性の強い味方のように感じています。 今宮神社、地元では今宮さんの愛称で親しまれています。 今宮さんには数名の女性の神職さんがいらっしゃり、いつも気さくにお声掛けいただくので、ますます今宮さんのことが好きになっています。 年末詣に伺った時、「大きい絵馬も小さい絵馬も、私が描いたのです」とおっしゃって

          今宮神社の亥の絵馬、描かれたのは女性の神職さん