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うんざり!「足並みを揃える文化」からの脱却!出る杭は打たれるならどうするか?

皆さん、週末はエネルギーチャージできましたでしょうか😊

明日に備え、夜の貴重な時間を、リラックスや英気を養う時間にしたいですね🎵

noteの記事を読むのも、その1つだと思います。

共育LIBRARYへよくぞおいでくださいました✨

教育、人間、人生など、様々な「知恵」や「情報」が詰まった図書館のような、皆さんがくつろぎ、人生の「気付き」を得たり、知的好奇心を満たしたりできる居場所を目指しています😌

どうぞ、ごゆるりとお過ごしください。

共育LIBRARYりょーやん、元教師です。


「足並みを揃えましょう」

これは、教師の世界ではよく耳にする言葉です。

掲示物、授業の進め方、授業の内容、子どもへのプレゼントなどなど、差が出ないように学年で統一しましょう。

という意味合いで使われます。

職業によっては、誰が休みになっても回せるように仕事のやり方をマニュアル化しておく必要があるでしょう。

それは、とても大事なことだと思います。

ただ教師の世界で問題なのは、

学級担任制で、他の職員と授業のやり方まで統一していては、その教師の魅力を発揮した学級経営ができないこと。

そして、

往々にして、最も楽で簡単な方法に統一しようとすることです。

筆者はそれがあまり好きではありませんでした。

例え学校教育の中ではなくても、

「出る杭は打たれる文化」

は存在すると思います。

では、どうするのか?
そのまま黙って打たれるをよしとするか、それとも・・・

この記事では、

「過度な周囲と歩調を合わせようとする文化」

に対し、どのように対処していくべきかを書いていけたらと思います。

周囲と無理に歩調を合わせなくても、皆から支持され、自分の魅力を十二分に発揮できる人は存在します。

職場や周囲で、「打たれる文化」に疑問をもったことがある方は、是非、最後までご覧ください。



出る杭は打たれるなら、どうするか?

結論。

出る杭は打たれるなら・・・

もっと出ればいい!!

が1つの答えだと思います。

手が届く高さなら、杭は打たれます。

しかし、相手が届かない高さまで出てしまったのならば、後は諦めるしかないのです。

筆者は、

「ここを揃えなければ確かに学年としても、学校としてもよくないな」

と思うところは揃えていましたが、

授業のスタイル
子どもたちにどんな贈り物をしたいか
どのような楽しい毎日にしたいか

は、自分のやりたいことを実践していました。

筆者は、はっきりいって「運がよかっただけ」かもしれません。

なぜなら、筆者がこれまで一緒に学年を組んできた学年主任は、たった一人の例外なく

「あなたの好きなようにやりなさい」

と言ってくれたからです。

だからこそ、自分が学年主任を務めていたときは、

「自分が受けた恩を渡す」

という意識で、自由裁量をできるだけ多く取って学年経営をするようにしていました。

ただ、学年主任がそのような考えではなかったとしても、自分のポリシーやスタイルを貫きながら、周囲に支持される人というのは存在します。

そのような人は、仕事場でどのような立ち回りをしているのでしょうか。


どのようなスタイルであっても周囲から支持される仕事のやり方

大切なのは、以下の2つだと思います。

▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢

❶圧倒的に勉強する
❷全体最適のために動く

▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢


❶圧倒的に勉強する

まず、当然ですが、仕事をろくにできない状態で

「自分のスタイルを貫きます」

と言っていては、ただのわがままです。

「それは違うんじゃない?」
「一人だけ違うことをやるなんて勝手だと思うよ。」

という言葉を言いづらい相手はどんな相手か。

それは、圧倒的に勉強している人間でしょう。

なぜ、その授業のやり方の方がよいのか?
なぜ、この仕事の手順の方が成果が出るのか?

相手に意見されたときに、その答えをパッと提示できるようになれば、相手は二の句を継げなくなります。

これは、決して

「相手を論破する」

という話ではありません。

そのように「相手を負かす」という時代は、筆者は終わったと思っています。

だからこそ、「説明+提案」をするのです。

「そのやり方も~な点でよいと思いますが、自分は~の考え方でこのような方式を取っています。もしよければ資料もありますので、お渡ししますよ。」

という形の提案です。

この言葉を言われた相手は、

「あなたのやり方を全て変えて合わせなさい」

とは、とても言えないのではないでしょうか。

そして、そのような提案がいつでもできるように、普段から他の同僚がやらないような勉強を、身銭を切ってしておくのです。


❷全体最適のために動く

なぜ、「周囲と合わせるよりも自分のスタイルを貫く」必要があるのでしょうか。

それは全体最適を目指すからです。

最終的には、学年全体、子どもたち全体、学校全体の「利」になるからこそ、自分のスタイルを貫く。

この視点がある人は、最初は色々言われたとしても、段々と応援団が出来上がり、逆に支持されるようになっていきます。

例えば、

教師の世界は「研究授業」というものがあります。

これは、自分の授業を公開し、同僚に見に来てもらい、様々意見をもらう中で、自分の授業をよりよくしていく営みです。

大方の教師は、これを嫌います。

若い教師を代表者に選び、その他の教員は1年に一度も行わない

ということがざらにありました。

そのことが疑問であった筆者は、賛同してくれる同僚の先輩教員を誘い、毎月交代で研究授業を行っていくチームをつくりました。

普段の授業準備、部活動、公務員の事務作業・・・もある中での各月ごとの研究授業です。

お互いに、時間がない中、なんとかやりくりをして準備をしていました。

その内容が書いてある指導案を職員室中に配り、

「ご指導よろしくお願いします」

と言って回り、少しでも皆さんに提供できるものがある授業を行う。

すると、段々と

「わたしもやりたいです!」

とメンバーが集まってきて、いつしか

「みんなで学び合おう」

という雰囲気が広がっていったのです。

授業がよくなれば、子どもたちも喜ぶ。
子どもたちが喜べば、保護者も喜ぶ。
結果として、先生も仕事が楽しくなる。
最終的には、学校全体がよくなる。

この「全体最適」の考え方で仕事をしていれば、

「この人は自分の為ではなく、周囲の為にこのスタイルを貫いているのだ」

ということがきっと伝わるはずです。


・・・ただ、筆者は最初からこんな立派な考えだったわけではなく、

「やりたいことをやって何が悪い!」

という部分があったことは否めません。

それも含めて、先輩達に大切にしてもらったなと思います。


まとめ

様々書きましたが、結局は

「それだけの成し遂げたい理由と思いがあるか」

ということが「打たれない」、もしくは「打たれてもめげない」ことにつながっていくのではないでしょうか。

後は、雰囲気です笑

新卒2年目で1年生の担任をしました。

1年生は学校生活の最初の学年なので、「揃える」という色合いがとても強く出ます。

それでも学年主任は、

「じゃあこのやり方でそろえましょう。あなたは・・・やりたいことがあるよね?」

と言ってくれ、筆者は

「はい!!」

と答えていました。

(まだ若かったので・・・笑)

それも全部、普段から

「自分の軸をもって行動しているか」

という雰囲気が出ていたからだと思います。

筆者のように

それを受け入れてくれて
面白がってくれて
認めてくれる

上司や同僚が、どこの職場にもいてほしいと思いますし、自分が上司の立場のときは、その芽を「矯正させる」のではなく、全体最適の方向に「導く」人間であれたらと思っています。

日本の職場の多様性がより受け入れられる文化が、育ってほしいと思う次第です。


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「コメント」も残してくださる有難いです!コメントを読んだ方々が、より教育についての知見が深めることができる図書館でありたいと思います。

いつもいつも、最後まで読んでくださり本当にありがとうございます!

来週の「お品書き」(ラインナップ)は月曜日に発表できればと思います。

是非、楽しみにしていてください🎵

皆さんの今日・明日がよき1日でありますように😊



📘今週のLIBRARYのラインナップ📗

(2023.10.30~11.5)

【月曜日】
あなたが行動できないのは◯◯が足りていないから 95%の注目すべきものとは?
【火曜日】
《感謝》フォロワー500人達成!!10日間で約200人が増えた理由
【水曜日】
《人生論》確信!最も大切なのはこれ!人生を好転させる〇〇〇〇の法則
【木曜日】
諸刃の剣!ADHDの秘奥義「過集中」
【金曜日】
なぜあの人がリーダーだとメンバーが生き生きと動くのか?
【土曜日】
「となりのトトロ」とヤングケアラーの意外な関係性
【日曜日】
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