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【日記】2月22日〜2月28日

2月22日
週末がポカポカ陽気だったからか全店舗もれなく結構売れたようで、大量のバックオーダーに追われる。更にいよいよ春フェアが始まるので色々と慌ただしい日となる。

帰り道の途中に自宅近くのレコード屋に寄る。店主はクレイジーケンバンド横山氏に激似。いいオッチャンである。

夜、bloodthirsty butchers「I'm standing nowhere」を聴く。

2月23日
祝日。
ビル・エヴァンス「シェリーズ・マン・ホール」を久しぶりに聴く。

太田和彦「熊本の桜納豆は下品でうまい」を読み旅気分を味わう。特に仙台は何度も旅した街なので、登場するひとつひとつの風景を頭に思い描くことが出来る。「利久 本店」の"牛タン定食セット"の味も今は閉店してしまった「さくら野百貨店」の古めかしい店内も鮮明に思い出せる。そして仙台での数々の個人的な思い出も蘇ってきて何とも言えない気分になる。

夜、エレファントカシマシ「グッド・モーニング」を聴く。

2月24日
慌ただしい日。季節外れの福袋を作る。

夜、ニック・ロウ「ジーザス・オブ・クール」を聴いてそのポップな内容に感動する。長くても4分程度というコンパクトなアルバムで、2曲目がタイトルからしてデヴィッド・ボウイっぽさ全開で個人的にとても好きだ。

2月25日
バッグが詰め込まれた巨大な段ボールが届けられて思わず狼狽えた以外は静かな日。
  
今週のカタカナ配信は「インサイダーゲーム」をみんなでやってみよう!という企画。インサイダーゲームとはクイズの正解をみんなで会話しながら当てる、というのが本筋ながら実は正解を知っている人が一人いて、みんなの会話を密かに操っていく、というもの。正解を探るみんなの会話とインサイダー役のメンバーさんの心理戦は見応えあり。再戦お願いします!

2月26日
約400本の傘に値札を付ける作業が予定されていて気合い十分で臨むも、手違いで商品が届かず来週に延期となる。
春フェア最初の週末、多忙な日。傘が届かなくて逆に良かったかも。

慌ただしく帰宅して、カタカナのタイシンくんと虫野十九さんの"ノイズセッション配信"を見る。
地下室みたいな暗い部屋で鳴らされる音の数々は巨大なふたつの怪物が放つ咆哮のような、地球のど真ん中にぶっとい杭を叩きつけた時に聞こえる衝撃音のよう。秒単位で切り替わる音の景色にくらくらする。もしこの音を小さなライヴハウスやスタジオで体感していたらきっと踊り狂っていたと思う。

2月27日
ソニー・クリスというサックスプレイヤーの作品をひとしきり聴く。
明らかにチャーリー・パーカーからの強い影響を受けている。初期作品ではとにかく一生懸命に吹く。時に喧しいくらい熱心に吹きまくっている。ところが1966年の「ジス・イズ・クリス!」辺りから音色がガラリと変わる。艶やかで深みのある、どこか哀しげなサックスの音色。思わずじっくりと聴き入る。

夜、カタカナのヒガシノメーコさんの配信を見る。メーコさんとつっぺさんが作り上げた夢のような作品をお二人の解説付きで聴く、そんな贅沢なひと時。以前、ソロライヴで聴いた時点で素晴らしかった楽曲達が磨き上げられて眩しいくらいの魅力を放っていた。そして新曲のクオリティの高さに思わず唸る。現時点でCDや配信でのリリース予定が無いのが本当に惜しい。

2月28日
散髪のために外出。駅前は人で溢れていた。

夜、りぼんの配信を見る。
コロナによって生出演出来なくなってしまったイッキさんとホクトさんが事前に収録した素材を元に作り上げた素晴らしい作品を聴きながらメンバーさんは才能の塊だなって改めて思う。「音が鳴りましたよ」、名盤です。
「雨」「閉幕」がとても好きなので、いつか音盤化してほしいなあ。

木曜日から4日間カタカナのメンバーさんが日替わりで配信をする、という日々だった。カタカナとしての音楽活動はコロナのせいで一年近くストップしているけれど、その間もメンバーさんは各々で音楽を続けていて、それぞれが刀を研いできた。その成果を配信で見ながら近い将来にきっとやって来るであろう、カタカナ活動再開への期待が膨らむ。
そして自分もdis-coveredを諦めてはいけないと思った。ぼんやりと。


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