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【日記】3月1日〜3月7日

3月1日
約400本の傘に値札を付ける作業に追われる。昼前から始めて夕方近くまでかかってしまった。値札付けを終えると今日発送する全ての商品が溢れ返っていて気絶しそうになった。絵に描いたように多忙な日。ヘロヘロで帰宅。

夜、疲労の中でビートルズ「アンソロジーDVD」を見るも睡魔に襲われ21時半に寝る。

3月2日
春の嵐。横殴りで降りしきる雨のせいで折りたたみ傘がお猪口になる。

一日中椅子に座っての作業。働きつつも身体を休めるような日だった。

春の嵐となった日の最後に西山小雨さん「春の嵐」という素晴らしい歌を聴く。

3月3日
相変わらず強風が吹き荒ぶ朝。前夜に強風の影響で運休となった私鉄路線を利用する方々で会社の最寄り駅前のバス停は大混雑していた。

前日に入荷したバッグやら帽子やらが乱れ飛ぶ日。春フェアもいよいよ佳境。

夜、吉田一郎不可触世界「あぱんだ」を聴く。このアルバムは冷ややかなシンセサウンドが整然と鳴っていて最高に心地良い。たまに猛烈に聴きたくなる作品のひとつ。特に「ルール」という曲が大好き。

twitterで話題になっている笹口騒音オーケストラ「バードマン」のMVを見る。残念ながら自分は好きになれなかった。楽曲はとっても良いのに。アニメのMVは絵が好きになれないと全く入り込めないのが難しいところ。

3月4日
今週のカタカナ配信はヒガシノメーコさんのソロ"風"配信企画。冒頭からの30分間、メーコさんのソロ"風"配信にメンバーさんがコメントしまくる内容。何故かサイケデリックな映像処理が施された画面と現実なのか夢なのか分からなくなるような展開にくらくらする。
ミツビシさん、セイヤさん、タイシンくんそれぞれのコメントが「生配信アプリでのオタクあるある」みたいで思わず声を上げて笑ってしまう。特に「ルームツアーしてください」と「〜お前らはメーコさんのことを何も分かってない」ってコメントが秀逸でした。何年か前によく見ていた"Stager Live"という生配信アプリで見かけた風変わりな人達のことを思い出す。

配信後にメーコさんが"イカれた30分間だった"とツイートしているのを読んでさらに笑う。今週も楽しい気持ちのなか暮れていく木曜日の夜。

3月5日
春フェア最後の週末、気合を入れて臨むもそんなに忙しくならず拍子抜けする。
サタサタと降りしきる春の雨を避けながら本屋に寄り、岩波新書を買って帰宅。

夜、またビートルズ「アンソロジーDVDボックス」を見る。

3月6日
「"カインド・オブ・ブルー"のレゲエ解釈」というタイトルの作品を聴く。先日レコード屋さんのマイルスコーナーを物色していたら偶然見つけて即買いした。
タイトルの通り、マイルス・デイヴィスの名盤をレゲエアレンジで丸ごとカヴァーした作品で、ダブっぽく全体にかけられた深いリヴァーヴが真夜中のニューヨークを想起させて非常にカッコいい。アーティスト名も無く1981年に録音されたこと以外は誰が演奏したのかも不明、という謎に満ちた作品である。

太田和彦「ニッポン居酒屋放浪記 望郷編」を読む。三部作の最終巻。
名古屋を旅する場面では辛辣な表現が多々あって「やっぱり名古屋は駄目か…」と読みながら思う。自分は愛知県で幼少期の数年を過ごしたので、所謂"名古屋飯"は馴染み深い存在。味噌汁は赤出汁が一番好きだし、味噌カツもスガキヤラーメンも効き過ぎなくらいに胡椒がガツンと効いた手羽先揚げも大好き。が、やはり万人受けするものでは無い。

「名古屋の居酒屋は値段と量で競うから、味はあまり考えない」そんなことを太田さんに語る居酒屋店主の言葉を目にして苦笑いするのみ。

夜、先日NHK教育テレビで放送された「おはなしのくに 赤ずきん」を見る。岸井ゆきのさんがナレーションを含め全ての登場人物を演じるひとり芝居。岸井さんの演技力や表現力の凄みを存分に味わう。

3月7日
藤岡靖洋「コルトレーン ジャズの殉教者」を読む。ジョン・コルトレーンは好きなミュージシャンの一人だけど、その生涯についてはこれまで知らずにいた。ある時を境に「音楽で世界は変えられる」と強く信じ、自らの音楽を神様への捧げ物として捉えてサックスを奏でていた人だった。読み終えてしばらくの間、そんなことを考える。

マイルス・デイヴィス「サークル・イン・ザ・ラウンド」を聴く。"アウトテイクで辿るマイルスの歴史"みたいな編集盤。26分間に渡る「サークル・イン・ザ・ラウンド」での"どうやって叩いてるんですか?"ってくらいに複雑なフレーズを叩くトニー・ウィリアムスのドラミングが素晴らしく良い。

夜、昼間に行われたThe Broken TVのワンマンライヴの配信を見る。2部構成でTBTVの音楽にどっぷり浸る時間は贅沢で幸せな瞬間だ。
ライヴの本数は激減してしまったけれど、アルバム製作のためにリハーサルを繰り返していることもあって5人のバンドサウンドはさらに進化していて、スマホのスピーカーがビリビリ震えた。そして新曲を聴いてアルバムへの期待感が高まる。

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