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【やっぱり、帰り道は遠回りしたくなる⁉️】


帰り道は遠まわりしたくなる

乃木坂46の名曲だ。


秋元康の詩に、
私は何度も涙してるが、
これほどまでに、
キャリアについて参考になる歌が、
あっただろうか⁉️

一応言っておくと、
私は、
乃木坂46がスキだけど、
それは、
秋元康の歌詞と、
バナナマンが冠番組のMCをやってる、
という理由にしておいてくれ。

アイドルは大スキだけど、
あまりそのコトにも触れたくない。


恥ずかしいからでもあるが、
ファンというには、
烏滸がましい。

ファンに叱られる。

今調べて知ったけど、
おこがましい、
は、
烏滸がましい、
と書くんだね。


握手会には興味がないし、
CDは買ったコトないし、
DVDは持ってないし、
ライブも、
会場には赴かない。

配信を、
自宅でコッソリ観て、
感動して泣いているだけだ。


乃木坂46のために、
秋元康の描く歌詞の世界が、
私には、
合っていたのだろう。


それは、
ソニーミュージックの戦略に、
私のアイドル観が、
ハマったに過ぎないのかもしれない。

とにかく、
松浦亜弥を、
集団で超えてしまった。

逆に、
松浦亜弥が、
独りで凄かった、
というコトもいえる。



話を戻そう。


女性アイドルは期間限定だ。


男性アイドルは、
なんだかんだいって、
65歳の定年退職年齢になっても、
ヒロミ郷がいる。


40歳過ぎても、
多分、
大丈夫だ。


しかし、
女性アイドルは、
そうはいかない。


聖子ちゃんは、
特別だ。

アイドルではなく、
聖子ちゃんだ。



松浦亜弥も、
歌が上手すぎて、
アイドルとしての最後は、
とても寂しかった。

で、
乃木坂46の話だ。



運営側が、
過去のアイドルの成功と失敗を、
上手に学んで、
程よく、
卒業させている。

本人たちの意思もあるだろうけど、
丁度良いタイミングで、
アイドルを辞めていっている、
ように、
俄ファンの私には、
映る。


元々アイドルに向いてないどころか、
芸能人に向いてない橋本奈々未は、
潔くスパッと引退した。

私は彼女がアイドルをやっていた頃を知らない。


アイドルには向いてないけど、
センターやステージ上で光る生駒里奈は、
舞台で引っ張りダコになっている。

私は彼女がセンターをやっていた頃を知らない。



先日、
情熱大陸に西野七瀬が出ていた。



話題の映画に、
メインキャストとして出演したり、
劇団新感線で初舞台を踏んだり、
女優として、
大活躍だ。

彼女の卒業ソングが、
『帰り道は遠回りしたくなる』



この曲が発表された時も、
西野七瀬が卒業を発表した時も、
レコード大賞を獲った、
『シンクロニシティ』ではく、
この曲が紅白で歌われた時も、
実際に、
彼女の卒業ライブが、
全国の映画館でライブビューイングされた時も、
私は、
何も知らなかった。


知らなくてよかったのかもしれない。



先入観なく、
私はこの素晴らしい曲に出会った。


コンサルティングファームを辞めるコトを、
決断した頃に、
出会った。


それなりに評価されていたし、
後輩にも慕われていたらしい。


短い期間だけど、
一緒に働いたスタッフが、
やたら私を褒めていたそうだ。


嬉しくなかったといえば、
ウソになるけど、
当たり前の話だ。



一緒に働いたスタッフが、
自分の能力を最大限に発揮し、
それでも困難にぶつかって、
学ぶコトを覚える環境を整えるのが、
マネージャーやリーダーの役目。

口で言うのは、
だれでもできるので、
それを、
実際の現場で、
実践しただけ。


上手くいくために、
何年後も、
私が働きやすくするために、
当然のコトをしたまで。


でも、
それは、
何故か、
評価されなかった。


雪の存在を知らないアフリカ人に、
スキーを教えるようなモノだ。


理解するコトも、
認識するコトさえ、
無理なんだろう。


だから、
辞めた。


大スキだったけど、
楽をしようと思えば、
いくらでも手を抜けたけど、
辞めた。


年収も、
待遇も、
望むべく状態にあったけど、
辞めた。


重ねるのは、
ほんとうに、
ほんとうに、
烏滸がましいけど、
卒業する西野七瀬の気持ちや、
その彼女に素晴らしい歌詞を贈った、
秋元康の想いを、
勝手に感じて、
私は、
何度も泣きながら、
その曲を聴いていた。



『過去がどんなに眩しくても
未来はもっと眩しいかもしれない』




それでは。


【いつか、また、どこかで】

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