見出し画像

【社会人必見】直観と推論どっちが正しいか

広告代理店と大道芸人の二足の草鞋の吉田一貴です。46週目のnoteはロジカルシンキング大好きな私が直観と推論どっちが正しいかについてお答えします。

あなたの周りにもなんの根拠もないのに、何故かやってみると正解を導き出す直観力が高い人がいるのではないでしょうか?
私は直観力は元々皆無だったのですが、今はそれなりに直観で正解を導き出すことができます。

直観って何?

直観とは、「論理的な思考や意識的な観察を介さず無意識に意思決定や判断が行われること」を指します。
俗にいう、「感」や「経験則」などのことです。ただし、これは「テキトウ」や「当てずっぽう」などと言った放棄した考え方ではありません
直観とは、過去の経験や知識から脳が瞬時に判断しています。そのため、脳が考えて導き出したわけではないので理由や論理がないのです。

直観と熟考した結果は9割一緒

「直観で選んだ選択肢」と「熟考して選んだ選択肢」はどれぐらい一緒だと思いますか?
実は9割近く一緒と言われることもあるそうです。

これには2つ理由があります。
1つ目は、直観はそもそも当たるということです。直観は9割近く正解を導き出すという研究結果もあるそうです。
2つ目は、熟考は直観の理由を探しているだけのことが多いためです。
ゴールを決めて考える逆算思考や仮説思考がこれを指します。時間が有限なため、多くのビジネスマンは積み上げ思考ではななく、逆算思考で取り組んでいると思います。
では、その逆算思考の最初のゴールはどのように決めたでしょう?直観ではないでしょうか?

推論やロジカルシンキングを鍛えても意味がない?

どんなに推論やロジカルシンキングができても、最初に決めたゴールの直観が間違っていれば正解は導き出せません
間違いを「分かりやすく」そして「もっともらしく」まるで正解のように伝える能力が身に付くだけです。

じゃあ、直観力だけ鍛えればよいかと言うと、それもまた違います。
確かに正解は導きだせますが、なんの根拠も伝えれないため、「いいから俺の言うことを聞け!」「何故、正解なのに皆理解できないんだ!」ともしかしたらあなたの周りにいる仕事はできるけど、一緒に仕事をしたくない人になってしまいます
たくさんの結果を出してきて信頼が厚い人ならともかく、新卒が上記のようになると、不遇な立場になるのは想像に頑なにありません。

そのため個人的には、新卒にはまずロジカルシンキングを勉強して、自分の考えや何故、そう思ったかなどを丁寧に伝える技術を身に着けるとよいと思います。

直観力の鍛え方

少し脱線しましたが、改めて直観力の鍛え方です。

直観とは、過去の経験と知識から答えを瞬時に導き出します
例えば、プロ棋士が分かりやすいと思います。将棋の一手は大体80ぐらいの選択肢があるそうです。これで3手先を読むなどすると80×80×80の約50万通りになります。それをあのわずかな時間で行うのは不可能です。
そのため直観で80通りを3通りぐらいまで絞りますすると、3×3×3の27通りです。27通りであれば熟考すればより精度の高い答えを出せるでしょう。

プロ棋士のように、経験や知識によって、過去の多くの成功パターンを知っていれば直観力を鍛えれらます。つまりは、いろいろ経験して勉強しようということですね。

直観力を鈍らせる2要素

注意すべきは、「バイアス」と「視野の狭さ」です。

バイアスはいろいろありますが、例えば自分に都合のよい情報だけを見てしまうや、多数派の意見に流れるなどです。これは無意識下で起こるのでどんなバイアスがあるか調べるのをおすすめします。

視野の狭さは、バイアスと絡む部分もありますが、過去の経験のみを頼りにしたりすると起きがちなどで、どんなものでも初めて出会った状況のように感じるのが重要です。

まとめ

直観はだいたい当たる
・推論を鍛えると人に伝える能力が身に付く。
・バイアスと視野の狭さに注意する

最初の問いの直観と推論どちらが正しいかの問いに関しては積み上げで時間が無限であれば推論、しかし、ビジネスなど時間が限られるなら直観を信じたほうがよいが回答になるかと思います。

ロジック人間の吉田ですが、意外と直感を大事にしています。直観を人に伝える手段としてロジカルシンキングを活用しているに過ぎません。皆さんも直観力を鍛えてみるのはいかがでしょうか!

ここまで読んでいただきありがとうございます!スキ、フォローしていただけると嬉しいです!よろしくお願いします!

サポートしていただけたら、モチベーションが上がります! 投稿数が増えるかもしれません・・!笑 基本的に、いただいたものは、他の有料記事や広告のテスト配信などで活用して、記事の質アップに努めようと思います!