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最近観て面白かった『YouTubeの動画』-音楽/ゲーム/Vtuber

(蛙๑╹ω╹๑ )<こんにちはカエルです。
日々YouTubeサーフィンを楽しむ私ですが、稀に異常に面白いもの(興味深いもの)を見付けることがあります。

今回はそんな動画をシェア。
もしかしたら読んだ方も「それ知ってる!」と思うものがあるやも。


❑音楽関連

◼︎なぜJazzy Hiphopは流行り廃れ、Lo-fi Hiphopに置き換わったのか【前編】

◼︎なぜJazzy Hiphopは流行り廃れ、Lo-fi Hiphopに置き換わったのか【後編】

音楽ジャンル、Jazzy HiphopとLo-fi Hiphop、それにまつわるNujabesやStudy with meなアニメキャラクターの音楽史について解説した動画の前後編です。

新しい音楽ジャンルの興りや隆盛と廃れってなかなか自分では調べられないし、いつジャンルとして確立されて、ムーブメントの中心や、さらに新しいジャンルに上書きされた事とかって書籍でも珍しいので、こういう中心アーティストまで入れて解説してくれているのってすごくありがたい。

(蛙๑╹ω╹๑ )<lo-fi Hiphop好きで聴いてる〜
って言ってたのがどれくらい抽象的な「好き」だったのか浮き彫りにされてく感じもオツです。

カエル的にはヌジャベスの曲と言えば、『Feather』『Spiritual State』『The Final View』あたりが印象的で好きなのだけれど、

Nujabes - Feather (feat. Cise Starr & Akin from CYNE) [Official Audio]

Nujabes - Spiritual State (feat. Uyama Hiroto) [Official Audio]


Nujabes - The Final View [Official Audio]

(蛙๑╹ω╹๑ )<最近はヌジャベスの公式アカウントがYouTubeにあって、曲が良音質で聴けるようになってるんですね。これも時代かな。

ヌジャベスが亡くなってもう14年も経っているのですが、今でもヌジャベスの音楽を愛している人がいて、その音楽を解説してる人までいるというのは、本当に音楽は不滅なんだなって感じさせてくれるエピソードだと思います。

いわゆる「チルい音楽を聴きながら作業したい」人にはオススメの解説動画です。



❑ゲーム関連


◼︎【龍が如く】桐生一馬と30年以上友達な「ポケサーファイター」の歴史まとめ【ネタバレあり】

SEGAのゲーム『龍が如く』シリーズから。
作中でも人気のサブキャラクターであり、メイン主人公、桐生一馬の無二の親友でもある『ポケサーファイター』についてまとめた動画。

ポケサー(ポケットサーキット)っていわゆる『ミニ四駆』の事なんだけど、ゲーム内では『ミニ四駆』とは呼べない(ミニ四駆はタミヤの登録商標)ので、ポケサーという名前で登場します。

で、そのポケサーをみんなで遊べる場所がポケサースタジアムで、そこでみんなにレースを教えたり実況してるのが、ポケサーファイターなんだよね。
如くシリーズではポケサーは人気のサブクエストの1つで、どハマりしてポケサーばっかやるプレイヤーが続出。
あまりの人気ぶりにその後もシリーズ内ではポケサーは色んな姿で登場するのだけれど、ポケサーだけでなく、サブキャラクターのポケサーファイターにもストーリーとヒストリーがちゃんとあって、ゲーム内では30年以上、桐生一馬との交流がある。

これがめっちゃ熱い。

シリーズをプレイした大体のプレイヤーがファイターに泣かされてる。
紹介したこの動画は40分あるから、ショートムービーみたいな感じで観てくれたらちょっと有意義な時間使った気持ちになれるかも。

もう一人、サブキャラクターで人気(?)のムナンチョ鈴木の動画も良い感じに脱力してて面白いからオススメ。
観てくれてヘペトナス。ク・リパースがたまってます。



︎【俺の屍を越えてゆけ】救いがないRPGをゆっくり解説【鬱ゲー】

通称『俺屍おれしか』おれしかで打つと予測変換されるくらいには有名なゲーム。
1999年発売。その後2012年までダウンロード版などが移植発売されている人気作。

平安時代の日本がモデルとなっており、呪いによって短命、成長速度が数倍になる呪いをかけられた一族が鬼退治をするって、ざっくりそんな設定のRPGで、カエルも高校の頃どハマりしてプレイしていたのだけれど、この動画はその俺屍のストーリーやキャラクター背景を解説したもの。

今改めて説明されると「そんな話だったんだ……辛」と思わされる設定やキャラクターばっかり。
タイトル通り救いがない鬱ゲー。

よくこんなストーリー設定でゲーム発売したな。
でも鬱ゲーって常に一定の需要あるもんな。
残酷で救いがない物語で抗う事こそ良さとされている感じ。ある意味人生の暗喩みたいなものか?

さておき。
元々ゲームシステムが面白くて、仲間のキャラメイクが楽しくて、敵のビジュアルなんかも日本画的でカッコ良いってのもあって人気な本作が実はストーリーも読み込み甲斐があるって所はさらに興味深い。

昔の作品が現代までも愛されているって事はよくあるけれど、

今ストーリーを解説されると、今だからこそもう一度プレイしたい。って気持ちにさせられる。
大人になっていい歳になったからこそ違う味わいでプレイできるんだろうな、きっと。
ドラクエ7とかも今だからこそプレイしないしたいって気持ちある。

『俺の屍を越えてゆけ』
今後も評価されてほしいゲームだなぁ。


◼︎期待の鬱ゲー

少し前に観たこのネットニュース動画

出てくるヒロインが全員死ぬ。
という明らかな鬱ゲーが話題になっています。

(蛙๑╹ω╹๑ )<ヤバそう。チェックしておこう。

と前から様子を見ていたのですが、またニュースになってました。

当初、クラウドファンディングで200万円の設定額でスタートしたものが、スタート6日で800万円。
最終的に6,680万円《3300%》という支援額で終了したというのです。

『魔法少女ノ魔女裁判』
というゲームで、Acaciaという制作チームが手掛けています。

◆御礼◆

共犯のみなさま。
先ほどを持ちまして
「魔法少女ノ魔女裁判」
クラウドファンディングが息を引き取りました。

『少女たちの裏切り・殺し合い』を掲げる本作に対し、
当初の目標『200万円』を大きく上回る
『66,849,444円(支援者:5067人)』が集まりました。

想像を超える多くの方の加担に、心から感謝いたします。

まずは2025年の発売に向け、いただいたご期待に応えられるよう我々Acaciaスタッフ一同、誠意を込めて開発してまいります。

これから少女たちに起こる惨劇は、
共犯のみなさまの応援によって形作られていきます。

どうかよろしくお願いいたします。

重ね重ねとなりますが、
みなさま本当にありがとうございました。

Twitterより本文引用

無名のゲームクリエイターチームがCFで6,680万円を集めた。という事実はもちろん過去に類を見ない偉業なのですが、それよりも、これからプレイヤーになる支援者たちを「共犯のみなさま」「想像を超える多くの方の加担」と呼び、プレイヤーをゲームの世界観と破綻した倫理観に巻き込んでいく異形のスタンスにカエルは圧倒されました。

5,067名のプレイヤーが今回支援したとのことですが、この方々はCFに参加しなかったプレイヤーよりもより濃密な『少女たちの裏切り・殺し合い』に没入する事になるのでしょう。
羨ましい限りです。

元よりカエルはゲームをプレイしない人種なので、あくまで傍観者という立ち位置でプレイする人たちを今後眺めて愉悦する側なのですが、自ら支払ったお金で美少女が死んでいく様に手を貸す。という倒錯したロールプレイを楽しむ支援者の方々はさぞ脳を破壊されたTLをTwitterに放流するのだろうなぁ、とちょっとワクワクしてしまいます。

2025年発売との事ですので、鬱ゲーが好きな方はチェックしてみてください。

CFが大成功したおかげで、ゲームCGスチルやBADエンディングが大幅に増量されたり、声優によるキャラクターボイスがフルボイスになる、さらにニンテンドーSwitchでもプレイ可能になる、などのかなり恵まれたゲームになったそうです。

(蛙๑╹ω╹๑ )<ゲームのクオリティに期待が高まりますね。



❑Vtuber関連


︎【栞葉るりのゆるゆる文学教室】第二回 枕草子から見る! 平安の人望激アツプリンセス・中宮定子【ゲスト:リゼ・ヘルエスタ】

百合厨オタクが日本史語るとこんなふうに化けるって話がめっっちゃ面白い。

ちょっと前にnoteで、

というものを書いたのだけれど、その中でもちらっと紹介したのがこの栞葉るりというにじさんじ所属のバーチャルライバー。


(蛙*^ω^*)<最近の新人はどうなっとるんや!?

こんな多才なのばっか出てきたら、Vtuberのデビューハードル上がってまうで!
ってくらいおもろい。

百合厨 × 日本史 × 文学

こんな組み合わせあるんだ??
って内容を、同にじさんじ所属の人望激アツプリンセス、リゼ・ヘルエスタとともに語っていくのが本動画の趣旨。

本当にたまたまなのだけれど、最近シリーズでnoteに書いていた『響け!ユーフォニアム』の中でも中宮定子の「香炉峰の雪」について触れており、学が足りなかったカエルはその時に中宮定子、清少納言、そして香炉峰の雪と白 居易はく きょいについて学んだので、あまりにタイムリーで興味を引かれてしまいました。

そして、オタクが語る『枕草子』と中宮定子、清少納言の面白いこと面白いこと。

もちろん見方、捉え方には「諸説あり」なのでしょうけれど、私たちが触れられる『枕草子』に書かれている文脈から、敢えて書かない事で清少納言から中宮定子への馬鹿でか矢印を読み取るとは、これぞ、オタク。
という感じ。

教養ある人が語るコンテンツほど、面白いものはないんだから。


◼︎子供部屋にて確変?で気持ちよくなるルンルン / たまごっちで大はしゃぎ / 恋ってどんな味? / unpacking【ルンルン / にじさんじ切り抜き】

『キュートアグレッション』
っていう言葉をこのVtuberの配信でカエルは知ったのだけれど。

このケモノも、つい2週間前ににじさんじからデビューした新人のバーチャルライバーで、
名をルンルンという。

(蛙๑╹ω╹๑ )<あ、やべ、まだチャンネル登録してなかった。

※しました

ちなみに『キュートアグレッション』っていうのは「カワイイからいじめたい」のこと。

キュートアグレッション(英: cute aggression)またはプレイフルアグレッション(英: playful aggression)とは、人間の赤ちゃんや幼い動物など、かわいいものを見ることによって引き起こされる皮相的な攻撃的行動・衝動である。

キュートアグレッション体感中の者は、可愛いと思った対象を見た際に実際に害を及ぼすことを意図することもなく、自分の歯を食いしばったり、拳を握り締めたり、かわいいと思った対象を噛んだり、つまんだり、きつく抱きしめたいという衝動を感じることがあるとされる

Wikipedia

ま、そこは本題じゃなくて。
このルンルンという800g(2kg)のケモノ、

とにかくカワイイ。
ロールプレイがしっかりしてる。
そして語彙力が異様。

この3点に注目したい。

(蛙*^ω^*)<コイツもオタクか? オタクだ。

しかもギャルが好きなオタクだ。
仲良くなれそうである。

(蛙*^ω^*)<イブラヒムもよう見とる(イブはいつも新人よく見る)

もらったくまのお名前はプレッツェルに決定。
かわええんじゃ^〜

(蛙*^ω^*)<は〜〜〜〜〜〜い!

カワイイね。
鶏そぼろ丼とビビンバと鯖の味噌煮が好物なの渋過ぎてカワイイね。
食べ終わる頃に無くなる事があまりに悲しくなって涙が出そうになるのもカワイイね。
甘辛いものが好みで、好物が無くなる事を甘酸っぱさと表現して恋心と結び付ける独特の価値観もカワイイね。

(蛙*^ω^*)<ルンルンは謎の生き物で研究所に収容されていて今でもお世話係さんからお小遣いを貰って生活している……。

(蛙๑╹ω╹๑ )<っていうロールプレイなのだけれど。
昨今のVtuberって『キャラ設定』はあるものの、けっこうおざなりだなぁと思う事もよくあって。

おざなり【お座なり】
その場かぎりのまにあわせ。いい加減。

その辺りの設定をちゃんと守ってるのが、ルンルンを好きで最近よく観ている理由の1つでもあったりします。

バーチャルの人という視点では、キズナアイや黛灰まゆずみ かいが正統派バーチャルの人だと思っているのだけれど。

◼︎キズナアイの絶叫・謎行動 動画まとめ

◼︎キズナアイ/s h e e e e p


◼︎【完全解説】10分*4でわかる黛灰の物語 / 初配信から終わりまで【にじさんじ】


バーチャル空間の住人で、活動休止中ということで現在も休眠中のキズナアイ。
ストーリー勢の中でも作り込みが異常な黛灰。

今や日本だけで2万人近くいるVtuber(2023/5月時点で1万5千人超え)ですが、バーチャルのキャラクターとして活動し続けている人はあまり多くありません。
多くが配信者の1つのスタイルとして、バーチャルの身体モデルを使っている。
というスタンスの人がマジョリティです。

そんな中、今回にじさんじからデビューしたルンルンには、ルンルンとしてのロールプレイ味を強く感じており、今後そのキャラクター性をどのようなストーリーの上で表現していくのかを個人的に楽しみにしています。
謎の生き物、研究施設、記憶を失っている、などなどの要素がどんな拡がりを魅せてくれるのか。

期待しちゃうね。


◼︎募集したアイキャッチのクオリティがヤバすぎる、本当に

(蛙*^ω^*)<そして最後に我らが委員長である。

にじさんじで固めるつもりはなかったのだけれど、奇しくも同じ箱でオオトリを務めてもらうのが委員長というのは面白い。


委員長について紹介は今さらだけれど、知らない人もいるかもしれないのでWikipediaより引用。
Wikipediaが存在すること自体がすごい。

月ノ 美兎(つきの みと)は、ANYCOLOR株式会社が運営するにじさんじに所属するバーチャルライバー、バーチャルアイドル

サブカルチャーを中心としたトークやゲーム実況を主体とした生放送を配信している

Wikipedia

Wikipediaには生放送を配信しているって書いてあるけど、委員長本人的には意図して現在動画をメインコンテンツにしていると言ってる。

生放送で人を集めるより、動画コンテンツで視聴数が伸びた方が評価されている気がするからって。

◼︎動画をやりだしたきっかけ

委員長レベルに訓練された視聴者からすると、動画だろうが生放送だろうが、月ノ美兎がやるものなら間違いなくヤバいって分かってると思うし、どんなコンテンツだろうが付いて行く。付いて行った先には伝説が在る。
って分かって観てると思うのだけれど。

今回紹介した動画は、そんな委員長の配信やら動画内で使う『アイキャッチ』を募集&披露したもの。

さすが委員長の元に集まる『アイキャッチ動画』としか言えない、ハイレベル、ハイコンテンツ、地獄のクオリティである。

この動画観ていて思ったのだけれど、もちろん応募したクリエイターのほとんどが委員長のファンである事に違いないのだろうが、中には一発逆転の望みを賭けて応募した動画編集クリエイターもいるのだろうな、とも思った。

簡単に言うと、作ったものを委員長の動画でお披露目してもらって仕事を貰おう。という事だ。

2日前に投稿されたアイキャッチの動画が既に30万人弱に視聴されているのだ。
そして委員長の動画なら、さまざまな界隈の業界人が観ている可能性もある。
そんな舞台で、自分の作品を観てもらえる可能性がある訳である。

クリエイターなら、応募しない手はない。

実際に集まったアイキャッチ動画は200本だそうで、お披露目されたアイキャッチはどれも個性とクオリティの結晶だった。
普通に有料級の動画である。
紹介されたクリエイターの中には、既に委員長からお仕事を依頼された事がある人もいたので、今後委員長からお仕事を依頼される人もいる事だろう。
他のにじさんじライバーや、えにからからお仕事を受けるクリエイターもいるかもしれない。

そんな視点で観ていても、今回の動画は面白かった。


月ノ美兎のファンはガチ。

というnoteを以前書いた事があって、

月ノ美兎という表現者の元に集まるファンクリエイターがヤバい。

そしてファンと共にコンテンツを盛り上げる月ノ美兎はもっとヤバい。

って内容なのだけれど、今回のアイキャッチでも同様の感想を抱いた。

(蛙๑╹ω╹๑ )<やっぱ月ノ美兎っておもしれー女



(蛙*^ω^*)<今回はこんな感じ。

毎日数えられない動画がアップされるYouTubeですが、自分が元から関心を持っているコンテンツだけでも何本も面白い動画が上げられています。

もっと知らない世界がYouTubeには在るんだろうな。
それに、今は大変な状況にあるニコニコ動画でも、見つけにくいだけで無数におもろいものが溢れてるんだろうな。早く復活して、もっと見付けやすい、見やすい、共有しやすい環境になれば良いなって思う。


以上!

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それではまたᐕ)ノシ

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