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あると思えば、どこにでも見つかる。

ほんとうに、自分は子育て初心者だな、、、、と痛感することが最近多々あり、育児本をよく手にとっています。

先日、図書館で借りてきたのは、
クーヨンの特集「自然とあそぶのがいちばん!」というもの。

今読んでいる2冊。

大自然の中でこども園を経営されている方のお話や、シュタイナーの教えをもとに自然保育をされている方のお話だったり。「自然から子どもたちはどうやって学ぶのか?」「子どもたちに必要なことは何か?」みたいなことが書かれている一冊です。

どれも興味深く面白かったのですが、中でも心動かされたのは、植物観察家の方のお話

そこには、ざっくりとこんなことが書かれていました。

たとえ大自然が身近になくても、街の暮らしの中にも子どもが自然を感じて、自然から学ぶ機会は十分にあるということ。

都会の真ん中でも、道端にしゃがみこんだら、びっくりするくらい色んな植物がそこで生きていることに気がつく。
コンクリートの隙間からひょろっと顔を出している植物は、どうやってタネが運ばれてきたんだろうか?と考えてみるのもいいし。
毎日子どもと通園するときに、同じ植物を1年間観察してみるのだっていい。

そんな話を読んでいるうちに、すごくワクワクしてきたんです。心がパッと晴れるような感覚もありました。むしろ、この方が生きる上で必要な力なのもしれない、、、とも。

私たち家族は今、長野県に住んでいて、家の裏は山を背負っていますし、自然はなかなか近い環境にあります。それでも、この話に心動かされたのは自然を感じるのも感じないのも、「結局は自分次第」と思えたからなんじゃないかな。

自分がどこに目を向けているのか、
何を見ようとしているのかが大事で、
その環境や場所はそんなに関係ないのかもしれない。

子どもたちにはこういう逞しさを身につけてほしいし、身近にあるものに楽しみを見つけられるひとになってほしい。そう切実に思うのです。それにこの気づきは、ちょっと油断するとすぐにグラグラしてしまう今の私にも、必要なことだった気もします。今回も本を読んでよかったなぁ。

またひとつ、子育てのヒントをもらいました。

ちなみに、この特集でお話をされていた植物観察家の方の本、とっても面白そうなのでちょっとだけご紹介。

そんなふうに生きていたのね
まちの植物のせかい

ご近所を歩きながら思わず立ち止まって、じーっと観察したくなりそうな一冊です。次はこの本を読んでみようと思っています!




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