マガジンのカバー画像

俳句 作品一覧

2,417
俳句作品の一覧です 1句ずつ発表順にご覧いただけます
運営しているクリエイター

2020年11月の記事一覧

平和通りいまは静かに木の葉降れ

平和通りいまは静かに木の葉降れ

季語:このは( 三冬 )

俳句は余情をたのしむ文芸です
平和通りと名のつく通りは全国各地にあるようです

吹きわかれ行きわかれして木枯か

吹きわかれ行きわかれして木枯か

季語:こがらし( 初冬 )

俳句は余情をたのしむ文芸です
木枯らしは、冬のはじめごろの北風のことです

家いえのこえ開け透けに小春日よ

家いえのこえ開け透けに小春日よ

季語:こはるび( 初冬 )

俳句は余情をたのしむ文芸です
小春日和は、ちょうど今頃のあたかかい日和のことです

哲学のみちにも落ち葉しずけさよ

哲学のみちにも落ち葉しずけさよ

季語:おちば( 三冬 )

俳句は余情をたのしむ文芸です
哲学の道は京都市左京区にある約1.5キロの散策道です

からからと鳴りだす絵馬よ神の旅

からからと鳴りだす絵馬よ神の旅

季語:かみのたび( 初冬 )

俳句は余情をたのしむ文芸です
諸国の神々が出雲大社に集うために旅立つことです

行くみちのままにそだてよ七五三

行くみちのままにそだてよ七五三

季語:しちごさん( 初冬 )

俳句は余情をたのしむ文芸です
七五三、11月15日を中心に参拝するようです

釣鐘はうつもの雪はたまわるもの

釣鐘はうつもの雪はたまわるもの

季語:ゆき( 晩冬 ) 釣鐘➠つりがね

俳句は余情をたのしむ文芸です
イルミネーションも灯り、年末も近づいてきました

冬耕よこつこつとただこつこつと

冬耕よこつこつとただこつこつと

季語:とうこう( 三冬 )

俳句は余情をたのしむ文芸です
収穫を終えた田畑は、冬の間に鋤き起こすそうです

噛みあててさびしい芯よ冬りんご

噛みあててさびしい芯よ冬りんご

季語:冬林檎( 三冬 )

俳句は余情をたのしむ文芸です
収穫のあと冬まで取り置かれた林檎のことです

見つめるは過去かみらいか返り花

見つめるは過去かみらいか返り花

季語:かえりばな( 初冬 )

俳句は余情をたのしむ文芸です
ちょうど今頃、1・2輪ふと返り咲く花のことです