自分の好きなことは素直に伝えよう。「下げて上げる」をやめて褒め上手になりませんか?
みなさんはnoteをどのような目的で使っているでしょうか。
アウトプットのため。
日常を記録しておきたい。
趣味のつながりがほしい。
ビジネスを広げたい。
いろいろ理由があると思います。
ただ、何かを伝えたいという気持ちの根底には、自分なりの「好き」という感情や「いいな」という気持ちがあるはず。
ところが自分の「好き」を伝えたいはずなのに、読者さんには「皮肉」や「嫌み」として伝わってしまうケースがあります。
それが「下げて上げる褒め方」。
下げて、上げるとは自分の好きを伝えるために、ほかの人の好きをディスる(=否定する)褒め方のことです。
たとえば、
など「〇〇は嫌いだけど、〇〇はいい」という表現はいろいろなジャンルで使いがちではないでしょうか?
「好き」を伝える側としては最大限の褒め言葉かもしれません。
でも、この表現は「とんこつラーメンが好きな人」や「俳優の〇〇さん」が好きな人の反感を買ってしまうのではないでしょうか。
伝える側に他意はなくても、読む側は「〇〇は苦手な人が多いでしょ?」という決めつけに感じるのだと思います。
対処法としては「とんこつラーメンが苦手になった理由」や「俳優の〇〇さんのことが苦手な理由」といったストーリーを語ってみてはどうでしょうか。
誰にだって好き嫌いはありますよね?
嫌いになったストーリーを話すことで、読者さんはそのストーリーの中に「ああ、それわかる」や「それならしかたないよね」といった共感や納得といった感情を抱いてくれるからです。
もし語れるような理由がなく「ただなんとなく苦手……」だとしたらら「ここのラーメンはおいしい」や「このドラマはおもしろい」とストレートに伝えたほうが読者さんにはそのものの良さが伝わります。
ついやってしまいがちな「下げて上げる褒め方」。
あなたの「好き」という気持ちは、ほかの人の好きを否定しなくても必ず伝わります。
あなたを夢中にさせているエネルギーを、そのまま文章にぶつけましょう!
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