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田所敦嗣/Atsushi Tadokoro
2021年5月21日 20:48
友人とはなぜ長い間良好な関係でいられるのかという疑問に対し、一緒にいて楽しいから。という答えにはずっと物足りなさがあった。冗談を言い合える仲間は楽しいモノだし、笑い合って生きていけるのは素晴らしいことだけど、長く友人でいるには、そこにもっと別の要素が入る気がしていた。若い頃はそれが例えようのない感覚で上手く説明が出来なかったし、気が合う、合わないなんて言葉で濁してきたけど、ある1つの経験
2022年8月19日 22:21
その日を境に” 絶対的な平和 ”というフレーズが頭の中で浮かぶようになった。世界は相変わらず誰かが人と人を争わせたり、遠ざけようとしているが、その反対側には絶対的な平和を維持しようと、その信念を曲げない人達がいる。学生時代アメリカに住んでいた頃、テキサスの片田舎にフレックというおじさんがいた。住んでいた家の2軒隣に夫婦だけで住んでいて、ツートンカラーの初代ダッジラム・ピックアッ
2021年12月24日 12:02
「ご苦労だな。なんだ若造じゃねぇか。酒、持ってきたか」一番最初に交わした言葉だ。表現をする生き方に、憧れを感じたことはあるだろうか。全てを捨てて1つの為に生きていくことは、勇気が要る。だから多くの人々は、その生き方に憧れるのかもしれない。______________アメリカ合衆国・アラスカ州のアリューシャンズイースト郡に位置するサンドポイントは、州の形状でいうと、南側に長く
2021年10月22日 09:41
世界には、好むと好まざるとにかかわらず人が集まる場所がある。列車や飛行機。駅や空港。移動する目的で作られた場所は、それぞれが全く違う目的をもって、毎日そこに人は集まっていても、そのほとんどは赤の他人としてすれ違う。そんな星の数ほどいる人と人が何かの偶然によって、触れ合う事もある。_______________アメリカテキサス州・ダラス・フォートワース国際空港(Dallas/F
2021年6月2日 08:37
前回、優秀で真面目なテキサスの従兄弟について少し書いた。彼らは幼少期からアクティブで、高校時代は2人揃ってアメフトに熱中した。学業も優秀で、州内でもイチニを争う大学に入るという漫画に出てきそうなエリートだった。身体はデカイけど性格は極めて温厚で、頼れる兄貴分みたいな感覚だった。彼らが大学を卒業する頃、僕は全てのカリキュラムを終えていたので、残りの数カ月は自由気ままな生活をおくれる状態だっ