本のメモ書き_くろいわ

読んでよかった本のメモ 参考にしているノウハウのメモ 何回も読み返す用です

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最近の記事

部門別採算による意識改革(JAL再生)

破綻前に、なぜ現場の採算意識が低かったのか 大きく3要因だった ①計画策定者と計画執行者が別の主体だった ②売上や利益、コストといった経営数値自体が現場で共有されていなかった ③経営数値の実績値が明らかになるまでに時間がかかり、その数値もきわめて大雑把だった 収支を改善するには、これまでの管理会計のやり方を抜本的に見直す必要があった。 管理会計について、破綻前の最大の問題点は ・実績数値がタイムリーにでてこない ・管理会計が「どんぶり勘定」 その背景には、組織体制や

    • 選択の科学

      この本のメモです。 メモの前におすすめ記事 ▼がっつり版 ▼分かりやすい版 ▼刺さった部分のメモ ■選択は本能である ・実際に状況をコントロールできるかどうかではなく、コントロールできるという「認識」のほうが、はるかに大きな意味をもつ ・社長の平均寿命は、従業員の平均寿命より長い ・動物園の動物の寿命は、野生の動物よりはるかに短い →理由はいずれも裁量権、選択権が大きいと思えているから ・自己決定権を維持できないとき、私たちは無力感、喪失感を覚え、何もできなくなって

      • JAL再生

        この本のメモ書きです。 ****** ■前段 破綻時、稲盛氏が会長就任時にあった課題 3つの現場の課題 ・顧客視点に立っていない ・現場のリーダーシップの不在 ・横のリーダーシップの不在 3つの経営(基盤)の課題 ・価値観の共有ができていない ・現場の経営参画意識が乏しい ・経営と現場に距離がある ****** ■管理者ではなく、リーダー なんのために働いているか? 社員の心のよりどころとなるのが企業理念。 経営破綻後に稲盛氏が最初に手を付けたのが、社員の意識改革。

        • 組織改革 9つのステップ

          ①期待のシナリオ ・改革のストーリーやスケジュール、「出来上がりの姿」が明確に示されないといけない ・第1ステップで「こだわり」や「あるべき姿」が具体的に認識されないと、次の第2ステップで現実が良いのか悪いのか判断が曖昧になる ・組織が「危機感不足」になっている場合、その原因のほとんどはここ ②成行きのシナリオ ・組織として「現実直視」をきちんと行い、このままいったらどうなるかを出す ・現実直視不足になる原因は  ┗リーダーの力量不足(経験や能力)  ┗情報不足(良い話しか

        部門別採算による意識改革(JAL再生)

          ザ・アドバンテージ なぜあの会社はブレないのか?

          ザ・アドバンテージ なぜあの会社はブレないのか?

          新規事業の考え方

          2017年に受けたセミナーの、走り書きです。 事業開発、事業創造とは?新規事業で大切なことは 事業のアイデアをたくさん出す ・TTP 徹底的にパクる ・とにかく出すことが大事 新規事業開発の視座・視点 ・現状Push型 ・未来Pull型 (時間・空間の視座) ✖️ ・プロダクトアウト ・マーケットイン (ビジネスモデルをドライブする視点) エクストリームコンシューマーを探せ! 例えば・・・ ・Cougars  年下の男性好きの女性  アメリカの3分の1の女性は年

          【前半】ビジョナリー・カンパニー

          こちらの本のメモ書きです ①最高のなかの最高 ■12の崩れた神話 以下が、神話(×)と現実(〇) ×すばらしい会社を始めるにはすばらしいアイデアが必要 ○すばらしいアイデアは必要ない ×ビジョナリーカンパニーにはビジョンを持った偉大なカリスマ的指導者が必要 ○必要ない。むしろマイナス。偉大な指導者になることよりも、長く続く組織を作り出すことに力を注ぐべき ×とくに成功している企業は、利益の追求を最大の目的としている ○ビジョナリーカンパニーの目標はさまざまで、利益を

          【前半】ビジョナリー・カンパニー

          【後半】ビジョナリー・カンパニー

          こちらの本のメモ書きです 前半はこちら 後半の⑤~⑩は、ビジョナリーカンパニーを作る上での具体的な構想 ⑤社運をかけた大胆な目標(BHAG)■BHAG 進歩を促す大胆な仕組み ■重要なのは指導者ではなく、目標。時ではなく時計を作る ・BHAGは単なる目標ではなく、思わずひるむほど大きな課題 ・明確で説得力があり、集団の力を結集するもの ・ゴールがはっきりしているので、目標をいつ達成できたのかすぐわかるもの。聞いただけでわくわくするようなもの ・目標があれば進歩を促せるわ

          【後半】ビジョナリー・カンパニー

          1分間マネジャー

          この本のメモ書きです (1)目標設定部下の目標について同意する。 「80:20のルール」に従い、重要な成果の80%を生み出す20%の目標に絞って設定する。 目標を達成するための良い行動とはどういうものかを教える。 目標は1つずつ、250語(※英語の250語なので、日本語だと400字前後か?)以内で1枚の紙に書きつける。 部下の各々の目標を何回でも読み直す。だが、どの目標も読むのに1分とかからない。 1日のうちで、ときどき、1分間使って部下の目標達成度合いを調べる。

          真実の瞬間

          この本のメモ書きです。 1章:真実の瞬間 最前線の従業員の接客態度が企業の成功を左右する。その15秒を真実の瞬間という 2章:V社とR社の再建 単なる経営者でなくリーダーになる方法を知った時、会社の市場本位の新しい可能性を切り開き、従業員の創造的活力を生かすことができた ▶いったいどうして従業員たちが熱意をもって仕事に挑んだか。それは全員が当面の目標と長期計画をよく理解していたから 3章:スカンジナビア航空の再建ひんぱんに飛行機を利用するビジネス旅行者にとって世界最高の

          1分間顧客サービス

          この本のメモ書きです。 自分が何を望むのか、決定せよ そのためには、顧客を中心とした完全なビジョンを作れ!(P.34) 顧客の望むことを発見せよ 顧客の言うこととその意味は別だ。 「けっこうだった」「沈黙」は、うんざりしてて、期待されてない証拠だと思え。(P.76) 顧客の音色に耳をすませ。(P.85) →全てのお客様の望むことを聞くんじゃなくて、あくまでも「ビジョンに沿って」聞く聞かないを決める。 ひとつ余分に実行せよ 1パーセントだけ余分にビジョンを実行せよ。

          1分間顧客サービス

          1分間エンパワーメント

          この本のメモ書きです。 みんなで情報を共有する ・会社の現況を知らせる、会社のビジネスについての理解を促進する ・情報の共有によって相互信頼を築く ・社員による自己管理の可能性を高める ・あやまちを学習の機会と捉える ・階層組織型の思考から脱却する それから 自主管理領域を創設する ・全体図と部分図を明確にする ・目標と役割を明確にする ・エンパワーメントのための、ルールと手続きを定める ・必要な訓練をほどこす ・結果に対して責任をもたせる および 階層組織を自

          1分間エンパワーメント

          ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則

          この本のメモ書きです。 野心は会社の為に【第五水準のリーダーシップ】 ・偉大な実績に飛躍した企業は全て、決定的な転換の時期に第五水準の指導者に率いられていた ・最近の傾向で、派手で有名な経営者を選び、第五水準の指導者になりうる人材を排除する傾向がある。 ・第五水準の指導者になりうる人材は、どの点に注目して探せばいいのかが分かれば、周囲にたくさんおり、第五水準になりうる素質を持った人も多いと見られる。 誰をバスに乗せるか ・偉大な企業への飛躍を導いた指導者はまずはじめ

          ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則

          マネジメント3/3 マネジメントの戦略

          前編はこちら。 8章:トップマネジメント ■トップマネジメントの役割 多元的な役割 ①事業の目的を考える ②組織全体の規範を定める ③組織をつくりあげ、それを維持する。そのために育成をする。 ④渉外の役割 ⑤行事や夕食会への出席といった儀礼的な役割 ⑥重大な問題に際しては自ら出勤する、自らが取り組む トップマネジメントの役割の特徴 ①考える人②行動する人③人間的な人④表に立つ人 ■トップマネジメントの構造 チームで行うべき仕事 ・トップマネジメントとは、1人ではな

          マネジメント3/3 マネジメントの戦略

          学習優位の経営

          この本のメモ書きです 序章:今、なぜ成長か ユニクロの攻めは始めから成功したわけではない。 「強みが活きる世界でないとユニクロ式の即適用というわけにはいかない」 これまで収益の柱の本業から、投資先行型の拡業へ経営資源をシフトする意思決定は、事業責任者ではなく、全体のポートフォリオを中長期的な時間軸で俯瞰できる経営トップにしか出来ない 第1章:スマート・リーンが拓く次世代成長 ・ポーターモデルの限界 そもそも顧客は価値が高くかつコストが安いものを求めている 企業もコス

          マネジメント2/3 マネジメントの方法

          この本のメモ書きです。 マネジメントの必要性 ・複数の人間が協力して、意思を疎通させつつ多様な課題を同時に遂行する必要が出てきたとき、組織はマネジメントを必要とする ・マネジメントを欠く時、組織は管理不能となり、計画は実行に移されなくなる。最悪の場合、計画の各部分が、それぞれ勝手なときに、勝手な速度で、勝手な目的と目標のもとに遂行されるようになる。ボスに気に入られることのほうが、成果をあげるよりも重要になる。 5章:マネジャー ■マネジャーとは何か 組織の成果に責任を

          マネジメント2/3 マネジメントの方法