新規事業の考え方

2017年に受けたセミナーの、走り書きです。

事業開発、事業創造とは?

新規事業で大切なことは

事業のアイデアをたくさん出す
・TTP 徹底的にパクる
・とにかく出すことが大事

新規事業開発の視座・視点

・現状Push型
・未来Pull型
(時間・空間の視座)
✖️
・プロダクトアウト
・マーケットイン
(ビジネスモデルをドライブする視点)

エクストリームコンシューマーを探せ!

例えば・・・

・Cougars 
年下の男性好きの女性 
アメリカの3分の1の女性は年下の男性を彼氏にしている 
うち10%は10歳以上年下

・neglected dads
世の中から注目されていないお父さん
世の中の全ての商品はお母さん狙いでマーケティングされている
父親が子供と一緒に過ごす時間は20%→43%になっている(欧米)
 →父親狙いのマーケティングをできているか?

・Shy millionaires
シャイな億万長者(お金持ちの人)が多い 統計的に
国産車に乗り、ダイソーで買い物する
ありきたりな富裕者層狙いのマーケティングはビジネスにならない

・Sun haters・・・
太陽に当たらなくなった日本人が増えて、
ビタミンBが足りない→カルシウムが生成されない状況。
アメリカにはスタバの3倍のタンニングマシーンがある。
健康的な日焼けが好きな人がいるが、その反対のビジネスもある。
日本でいう「日陰事業」

テクノロジー第四の波

・AIoT
・生体電極 RFIE
・VR / AR
・iPS細胞
・ゲノム編集 クリスパーキャスナイン 全論文のうち日本のものは3%しかない
・ビットコイン 世界で取引されている仮想通貨のうち40%は日本で取引されている

アントレプレナーシップとは

 ケイパビリティーを気にしないこと
 今の経営資源に頼らず、そこに事業機会があれば捕まえにいく

これからのビジネスの考え方

・今までのビジネス →問題解決
・これからのビジネス →問題発見
問題発見はどれだけ調査しても出てこない。
定量調査ではまず出てこなくて、定性調査でふと出てくる。
「問題発見」できれば、そこに市場ができて、レッドオーシャンができる。
誰もがやっていないことを、ビジネスにできる。

未来の事業仮説を創る

今の経営戦略は大別すると以下の4つに分かれている
・ポジショニング
・ケイパビリティ
・ストーリー (ストーリーとしての競争戦略)
・ビジネスモデル

ベンチャー(事業創造者)の立ち位置とは

・Attacker()
・Innovater
・Distruptor(大手が真似ようとしても真似できない入り方)
着眼が一番大事

二律背反の両輪を回すのが大事

・伝統 と 革新
・相対 と 絶対
・問題解決と問題発見

ヒット商品について

・商品は本物か
・商品は革新的か
・商品はニッチか
この3つを気にすることが大事

ビジネスの三原則

まずは着眼! 要はアイデア。ここが全て
つぎに突入! 顧客を捉える。プロトタイプを作ってみて
徹底! 諦めない。オペレーションモデルを磨く

事業開発の定義

「顧客創造 ✖️ イノベーション」
顧客 :過去の顧客と、未来の顧客
イノベーション :潜在的or顕在的なフラストレーションと、アントレプレナーシップの掛け算

起業は着眼着想から。創業は仕組み構築。

・着眼したあとに、自分のカスタマーエクスペリエンスからのインサイトを入れる。
・起業の挑戦、ベンチャーの起こし方は、市場と顧客から考える
・マイクロトレンドを見て、仕掛ける(例:ペットとともにお風呂に入る/ペットは家族)

お客にとっての価値とは

value=benefits/cost

Who
What 
How

・誰にどんな新しい価値をどうやって届けるか
 一番簡単なビジネスのフレームワーク
・社会のめんどくさいことをシームレスに
 これをやり続けるとビジネスになる
・CtoB
 企業がアイデアがある個人に出資できる、とか
 クラウドファンディングと逆の発想
・アナロジーとかメタファーで悩んでみる
 バイオミミクリーの事例
 雄蜂() → ドローン
・せんず
 他人の記憶をインストール、追体験できる
 →遠い未来に思えるが、その手前で何ができるか?がビジネスになる

ターニングポイント(TP)を考える

Q1.TPの発見
何のルールが変わる?(前後の支配的ロジックは?)

Q2.TPの分析
A.変化を起こす技術、事件、制度
B.社会的認識(before/after)
C.市場、ビジネス構造(before/after)
D.制度、社会システム(before/after)

Q3.After the TPのイノベーション機会
A.事業ドメイン
B.鍵となるプレイヤー
C.鍵となるテクノロジー
D.ビジネスモデル

翻訳 →ドコモ系列 みらい翻訳 という会社がやってる
物流 →自動車メーカーは人を乗せることが前提、誰がプレイヤーになるのか?

Q4.After the TPへの備え
・今やるべきことは何か?
・今やってはいけないことは何か?

What if…?を考える

・もし観光客の半分が海外からの客になったら
 →地方で働く人への英語教育が必要となる
 →地方で観光業に就業する外国人が増加する

もし東京大阪にある企業の3割が、地方都市を拠点に変えたら
 →地方都市で住居が足りなくなり、都市開発が進む

・もし新幹線の料金が半額程度になったら
 →住む場所の選択肢が広がる。首都近郊で住居が足りなくなり、開発が進む
 →地域毎に「優秀なリーダー」が必要となり、そういう人は厚遇される。

・もしプログラミング教育の義務化によって、中学生がネットサービスを開発できるようになったら
 →地方でネットサービス開発をする


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?