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【痺れ】歩行から導く治療法

今回は初の有料コンテンツとなります⭐️

ジュースを我慢し投資するだけで、足底の痺れを軽減出来るかもしれない治療法をお伝えします。

3日間かけて書き上げた物ですので是非、ご覧下さい😎

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下腿〜足底にかけて痺れを訴える方はしばしば見られますよね。

痺れの概要については私が以前書いたnoteを参考にして下さい。

https://note.com/kurione2090/n/n0564a532c874

この記事を読むと

■なぜ、歩行により痺れが生じるのか?

■なぜ、下腿〜足底なのか?

■どんな、アプローチをすればいいのか?

以上3つが解決できる様になっています。

では早速行きます


歩行時に増悪する痺れの要因として脈絡系の問題だと考えられます。

歩行時の筋活動↑ 
🔽
筋内圧↑
🔽
虚血により疼痛、痺れ出現

簡略化しますとこの図が出来上がります。

しかしこの図だけではなぜ、虚血が起きるのか。リラクゼーションで改善は見られますが、根本的な解決にはなりません。

この様な症例では骨盤後傾、股関節、膝関節屈曲位の姿勢が多いと思われます。また頭頸部は前方位。

この様な方が歩行をすると、どうなるでしょうか?

重心は勝手に前方位となり、腓腹筋は恐らく活動が弱まりヒラメ筋優位となります。
ヒラメ筋は赤筋繊維が8割を占めています
そのため、毛細血管がとても豊富に含まれていますが、逆をいえば血流が非常に必要な筋肉となります。

画像1

参考書籍:プロメテウス解剖学アトラス

この断面図からヒラメ筋、長母趾屈筋、長趾屈筋、後脛骨筋が動静脈を挟み込んでいますよね?この事から虚血によりそれぞれの筋内圧が上昇する事でこれらの動静脈が虚血する事が考えられます。

その後、神経症状が出現し痺れとなります。

では、まず何処からアプローチするべきか?

■ヒラメ筋の循環改善

ここが最初になります。最も血流が必要な所を丁寧にアプローチし、長母趾、長趾屈筋、後脛骨筋へアプローチします。

✅後脛骨筋は下腿骨間膜に付着します。

下腿骨間膜は前方コンパートメントにも影響するため、後方コンパートメントを多用する事で前方の痺れが出現する事もあるので注意です。

■そもそも歩様を改善させなければ治らない

ではどうすればいいのか?

・可動域を確保する?

・筋力を増加させる?

何でもいいので、重心を後方にズラして下さい。

拘縮していれば可動域の獲得には時間がかかります。

筋力はそんなすぐ増加しません。

インソールでもテーピング、装具、福祉用具などを利用し重心の位置を変えた状態での歩行練習を促します。
運動学習に必要な歩数は500歩と言われています。
そこを目指しましょう。

■足底単体での痺れ

〈足の裏だけが痺れている〉という方もいると思います。

脊柱管狭窄症など脊柱由来や梨状筋症候群の影響にしがちですが、解剖学から導けば足底単体でもあり得ます。

まずこの図を見ましょう

画像2

内側・外側足底動静脈、神経は内果下方をカーブし足底に走行するという構造です。

画像3

そして神経、動静脈は母趾側と小趾側に分岐します。

ここで重要なのが

外側荷重or内側荷重

どちらが優位になっているかで痺れの場所が恐らく特定できます。

こちらの図からもわかる様に母趾側の方が恐らく痺れやすい事が推察されます。

特に母趾優位で荷重しており外反母趾になっている方は注意が必要です。

■最後にアプローチ法

ヒラメ筋周囲(下腿後方コンパートメント)由来の痺れであればヒラメ筋へ等尺性収縮、ダイナミックストレッチを行います。

静的ストレッチは筋温上昇、循環改善への効能は低いのであまり使いません。

そしてベッド上でアライメントを整えた所で脳は使わなければ学習をしません。

学習の仕方も教師あり、なし学習、報酬系学習の3つしか存在しませんので、その学習方法をどう使うのか。

(ここでは学習方法は割愛させて頂きます)

頭頸部(c7の位置)が股関節中心より後方になるような歩行を反復します。

また筋肉に疲労感が残らない程度で行います。

この歩様に持ってくる事で痺れの訴えが激減するかと思います!


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