水の音に包まれた「まち」:郡上八幡
こんにちは
GWが終えて数日が経ちました。
皆さんはどのような連休を過ごしたのでしょうか?
ボクは連休を利用して、
岐阜県~富山県のルートで各々の地域にある古い町並みや建築に触れてきました。
そこで今回はその内の一つ、岐阜県郡上市を訪ねたお話をしていこうと思います。
日々の隙間にのぞいてもらえたら嬉しいです。
|郡上八幡と水
今回訪ねたのは郡上市の郡上八幡エリア。
2年ほど前に初めて行き、また訪れてみたい場所のひとつでした。
ではまず、
郡上八幡ってどんなところ?、からお話していこうと思います。
以前の記事でもお話させていただきましたが、改めて綴っていきますね。
▼以前の記事
郡上八幡エリアでやはり切り離せないのは「水」
そう、水と暮らしとの関係、を知ることで
郡上八幡との距離がちょっと縮まるんじゃないかと思います。
確かに郡上八幡を歩いていると、
水の音が聞こえてきます。
水の音、をもう少し言うと
川の音、
生活用水の音、
水舟の音、
整備された小径の水、など
さらに
それら水場を人が利用する(川遊び、洗い場)ときの音が挙げられると思います。
そうした水音に誘われるように歩みを進めていくと、郡上八幡の街並みが広がっていく、
そのような印象を抱きます。
|絶え間なくまちに響く水音
まちに一歩足を踏み入れると聞こえてくる、川が流れる音。
目に見えなくても、
ザー、という音が響き渡り
郡上八幡に来たな、そんな気持ちさせてくれます。
郡上八幡を代表するスポットの一つに
郡上城の麓に広がる国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されたまち並みがあります。
家々の脇には水路が整備され、防火や生活用水として現在でも活用されています。
またメインの通りから外れた裏の道では、
川沿いに洗い物があったり、
川へと降りる階段が至る所にあり、
郡上八幡には
水と人の暮らしが強く結びついていることが見て取れます。
その他にも洗い場コミュニティー的な「いがわの小径」や「水舟」というシステムが人と人を繋ぐ「水の文化」を形成させてきたのではないかと感じることも出来ます。
以前に訪れた時は、雨。
雨の郡上八幡は雨音や雨によるツヤを感じれて、貴重な体験をさせてもらいました。
晴れの郡上八幡の情景は
雨の日とはまた違う表情を見せてくれて、
川は日差しの反射でキラキラと光り、
日の暑さから水に浸かる人たちの光景、
川の流れが作り出す水しぶきの心地よさ、
さらに木々があるところには
日陰や木洩れ日が新緑の季節を実感させてくれます。
もしかしたら
こうした自然は身近なところでも感じられるかもしれません。
でもですね、
のどを潤すひんやりとした湧き水、
川の透明感と瑞々しさ、
橋の上から見通したときに広がる風景、など
その土地の風土に触れてみると
郡上八幡だからこその体験なのだ、
ということに気づきます。
「水の音」が包んだ郡上八幡、
ぜひ一度、足を踏み入れて体験してもらえたらなぁと思います。
ボクもまた訪ねます。
ということで、
今回はこの辺りで失礼します。
ここまでお付き合いくださりありがとうございました。
ではまた
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