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水の街に行ってみた

こんにちは

GWいかがお過ごしでしょうか?
お仕事の方もいらっしゃるかと思います。
それぞれの立場でこの時期を過ごされているのでしょうね。

さて、何度かお話しているのですが、
GWのような連休が取れる時は、どこかへ赴きます。歴史があって地域の特色が街並みや建築、そこに暮らしている人にまで影響しているような場所を見つけては出向いています。

ということで、今回はボク的探訪の旅日記です。

それではどうぞ



■向かった先は、、

今回この休みを利用して向かった先は岐阜県郡上市。
郡上八幡、郡上おどり、と言えば聞いたことがあるかと思います。
なぜ、郡上八幡だったのか?
単純に、行ったことがないから、です。

何度行っても良い所はあります。
ただ時には、まだ知らない場所も選ぶようにしています。
根底にある動機はシンプルに好奇心でして、まだ知らない素敵な場所があるのなら実際に自分の身を置いて体験してみたい、という感じです。

郡上八幡は水の街と言われる地域。
伝統的な街並みの中に水と人の暮らしが現在でも関わり続けている、という街です。
何も知らずに行くのも、どうかな、と思うので以下のサイトを参考に事前予習してみました。

観光名所や歴史的背景などの情報が丁寧に載っています。初めて行くのにとても参考になる情報サイトだと思います。

ある程度概要を調べたらあとは現地で実際に見て触れて感じること、そこを大切にしたいところですね。

■雨の郡上八幡

郡上八幡に行った日はあいにくの
晴れた日に見てみたかった、は正直な気持ちではありましたが、これもありだね、に切り替えて。

そんな時もあるっていうやつです。

雨で濡れた風景もそれはそれで素敵でしたし、雨の日じゃないと体験できなかったと思います。雨樋から落ちる水の音、水路には雨が作る水紋群、小径の地面が湿った道となって水の街らしさを感じることができます。

そう、道行く先々で街中に水が常に近くにあります。

水舟
水路

道の側溝に流れる用水、家々に掛かる防水用のバケツ、水舟と呼ばれる段々になった水の桶、さらに住宅ゾーンに流れる支流の川には家から降りれるようになっていて水場で用を足すようになっていました。

実際に足を踏み入れてみると、想像以上に人の暮らしと水場が深く関わっていますし、時間を積み重ねてきた文化を知ります

洗い場
川に降りられる

雄大な自然、山深く流れる河川に城下町として開かれた歴史的な場所が郡上八幡。
水資源がいかに人の暮らしや街を形成するために必須であったか、人が生きるためには水資源は確実に必要でどこの場所であっても街が開かれているということはその近くに大小関わらず川があるかは重要な条件だった、ということを改めて気付かされます。

世界的な文明も河川がセットで覚えましたよね。

雄大

山の上に城があり麓に水平に通り(道)や街並みが形成されていて同じく生活用水も整備されています。そして街並みの下には川が流れていて、そこに流れ出すようになっている、ということは地形が活かされた城下町なのかなと思います。

無闇に改良してしまわず、自然の地形を受け入れその通りに街を形成したことは「自然と生きる」ということの表れだと思います。この場所でなんとか街や暮らしを成立させてきた歴史の証であり、さらに今なお現役で持続しています。

それが街の至る所に見られます。

伝統的な建築にしても街づくりしても景観を守りながら暮らしている方々がそれを作り続けていることに感動してしまいます。

いがわ小径

今回は雨の日を体験したので次は快晴の日、
日差しで照らされた透き通る川と水辺の風景を体験してみたいと妄想が膨らんでいます。

素敵なところです、郡上八幡。

というところで、
今回はこの辺りで締めたいと思います。
ここまでお付き合いくださりありがとうございます。


その後、飛騨高山に行ったお話はまた後日。

ではまた。


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