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診察費と薬がちょっと安くなる:自立支援医療ってなに?障害者手帳との違いは?

• 心身の障害で続けて病院に通う人が、病院代や薬代を少し安くしてもらえる「自立支援医療じりつしえんいりょう」という制度があります。

• 自立支援医療制度で支援を受けるためには、主治医に診断書を書いてもらうことが必要です。診断書の書式は、住んでいる自治体(市区町村しくちょうそん) の障害福祉しょうがいふくしが担当の窓口(例えば障害福祉課しょうがいふくしかなど)でもらうことができます。

• 自分がこの制度を使えるのか、どのような手続きが必要か分からないときは、まず障害福祉しょうがいふくし担当課たんとうかで相談すると良いでしょう。

• 自立支援医療制度では、申請のときに登録した病院・薬局で診察を受けたり薬をもらったりした時だけ、割引を受けられます。

• 発達障害の薬を取り扱っていない薬局もあるので、登録する前に問い合わせて、自分が飲む薬を扱っているか確認しましょう。

• 仕事や学業がある人は、 登録したい薬局が、 薬を取りに行ける時間帯に開いているかも確認しましょう。

発達障害があると障害者手帳しょうがいしゃてちょうがもらえるの?

• 発達障害で初めて病院に行って(初診しょしん) から 6か月以上たつと「精神障害者せいしんしょうがいしゃ保健福祉手帳ほけんふくしてちょう」を申請することができます。知的障害ちてきしょうがいがある場合は「療育手帳りょういくてちょう」も使えることがあります。

• 障害者手帳を持つことで、 不利益が生ずることはありません。手帳がいらなくなったら、返納することもできます。

• 障害者手帳があると税金や運賃、入場料などの割引を受けられます。また、福祉サービスも受けやすくなります。

• 障害者手帳がなくても、自立支援医療制度は使うことができます。自立支援医療と同時に手帳の申請手続きができる場合があります。

(第三版/最終更新日:2024.4.20)

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