見出し画像

「パニック」「注意の欠如」って何?専門用語がわからないんだけど? ②

【パニック】

• 気持ちや状況、 入ってきた刺激をコントロールできなくなり、どうしたらいいか分からなくなったときに起こりやすい。

• 怖い時だけでなく、伝えたい気持ちがうまく言葉で伝わらない時、こだわりが叶わなかった時などにも起こる。

• 泣き叫んだり、壁に頭を打ち付けるなどの行動が有名だが、「静かなパニック」もある。

• 「静かなパニック」では、身体がうまく動かなくなったり、まわりの音や景色が遠ざかっていくような感じがすることがある。

• また、誰かと一緒にいる時は、急に目が合わなくなって生返事になったり、怒りっぽくなったりすることがある。

• 「静かなパニック」も、泣き叫ぶパニックと同じように、本人は苦しい。

【注意の欠如けつじょ

• なにかに注目する能力がない、というよりは、注意をどこに向けるかをコントロールするのが難しい、と考えたほうがいい。

• 意味を理解・納得できなかったり、退屈たいくつな作業に注意を向け続けることは難しい。注意がそれた結果、気が付くと手に持っていた物が消えていたり、食事や身支度にとても時間がかかったりする。

• 何かやっている途中で他の事を始めて、最初にやっていたことをそのまま忘れてしまうこともある。

• 一方で、長い時間、高い集中力を発揮はっきし続けることもある。

• 何に注意が向くかは、自分の意志では選べないことが多い。周囲にとって都合が良いことに注意が向き続けると「才能」と呼ばれる。

(第三版/最終更新日:2024.4.16)

#発達障害 #ASD #大人の発達障害 #解説 #大人のADHD #発達障害グレーゾーン #薬 #ADHD #広汎性発達障害 #大人のASD #自閉スペクトラム症 #発達凸凹 #向精神薬 #発達障害者 #精神医療 #自閉スペクトラム #注意欠如多動症 #高機能自閉スペクトラム症 #分かりやすく解説 #成人期ADHD #ADHD対策 #ADHD当事者 #ADHD薬 #ASDとADHD

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?