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「こだわり」「多動」って何?専門用語がわからないんだけど? ①

• 発達障害の困りごとを表現する言い方で、普段の会話で使う時とはちょっと意味が違う言葉がいくつかあります。

• もし、自分の言葉でうまく言えないときでも、このページを指さして「こんな感じです」と伝えましょう。

【こだわり】

• 食べ物や服、道順など、いつも決まったものを選びたかったり、何かをするときに毎回同じ手順でやりたくなること。

• 予想(予定)と違うことが起きた、予想していたことが起きなかった、起きた順番が予想と違った、などをいやがるこだわりもある。

• 自分の予想や予定と、現実が違うときに起こるパニックのことを「予定変更パニック」という。

• 場面(作業や場所) が変わるときに、れるのに時間がかかったり、なかなか次に移ることができないのも、「こだわり」の一種である。

• こだわりは、予測のつかない不安な世界で自分を守り、生き延びるための手段とも言えるが、こだわりが叶わないと、とても不安になったり、悲しい気持ちや、苦しい気持ちになる。イライラしたり、怒ったりすることもある(次の記事の【パニック】 参照)。

多動たどう

• じっとしているのが苦手で、授業や会議で立ち歩いてしまうことがある。立ち歩くまでいかなくても、じっとしていると、ソワソワして苦しくなってしまうのは多動の一種と言える。

• 身体の多動だけでなく、考え続けるのが止まらなくなる「頭の多動」もある。お喋りが止まらなくなる「多弁たべん」も多動の一種。

(第三版/最終更新日:2024.4.16)

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