困っていることがほかの人にうまく伝わらない ! ①
困りごとは、「具体的に言う」のが大事
• 例えば「忘れ物をしてしまう」「退屈な作業では気が散ってしまう」だけしか言わないと、「そんなの誰にでもあるよ」と言われてしまうことがあります。
• 発達障害は生まれつきの障害なので、発達障害のない人がどんな生活をしているか分からず、自分の困っていることを「発達障害の困りごと」として、相談して良いのか迷うことがあります。
• 誰にでも起こる忘れ物やミスでも、 頻繁に起こって困っている場合は、「何に困っているか」だけでなく「頻度」も伝えましょう。
• 「しんどく感じるけど、それをどう表現したらいいか分からない」というときは、このパンフレットの他の記事、たとえば「専門用語がわからないんだけど」シリーズ(①こだわり・多動、②パニック・注意の欠如、③フラッシュバック・遂行機能、④感覚過敏・易刺激性)を参考にしてみてください。発達障害の人に起こりがちなことが載っています。
• 自分と同じ障害の人の手記やブログなどを読んで、 困りごとや感じ方の表現を真似してみるのもいいかもしれません。
「困っていることを分かってほしい」ときに言うべき3つのこと
① 頻度と状況:どのくらいの頻度で起こるか、どんな場面で起こるか。 具体的な回数 (週に何回、1日に何回)や状況を説明しましょう。
② ダメージ:困りごとによって、生活や体調、気持ちにどんなダメー ジがあるか。特に衣食住へのダメージを、優先して伝えましょう。
③ 対策:困りごとに対して、何か対策はしたか、それはどのくらい効果があったか。どのような対策をしたらいいか分からない場合はその旨を伝えましょう。
具体的な言い方の例は次の記事で!
(第三版/最終更新日:2024.4.16)
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