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発達障害の薬にはどんな種類があるの?~発達障害に使えるそのほかの薬~

• ADHDの薬のほかにも、発達障害に対して使える薬があります。

• 必要なときには、眠りやすくするための薬を使うこともあります。

•発達障害の特性を完全になくす薬はありません。薬はあなたがあなたのまま、この刺激の多い世界で安心して暮らすためにあります。

【リスパダール】(一般名:リスペリドン)

• リスパダールじょう(1mg, 2mg)、OD錠*(0.5mg, 1mg, 2mg)、細粒さいりゅう 1%、内用液ないようえき 1mg/1mL  / ジェネリック:あり

• 対象年齢:自閉スペクトラム症(ASD)の子どもに対しては、5歳~17歳で安全性が確認されている。大人(18歳以上)にも、易刺激性いしげきせいを改善するために使われることがある。

• 「ドーパミン」と「セロトニン」 という神経伝達物質のはたらきを調節して、イライラや不安をやわらげる。

【エビリファイ】(一般名:アリピプラゾール)

• エビリファイ錠(1mg、3mg、6mg、12mg)OD錠*(3mg, 6mg, 12mg)、さん 1%、内用液ないようえき 0.1%(1mg/1mL)  / ジェネリック:あり

• 対象年齢:自閉スペクトラム症(ASD)の子どもに対しては、6歳~17歳で安全性が確認されており、大人(18歳以上)にも、易刺激性いしげきせいやうつ状態に対して使われることがある。

• 「ドーパミン」 という神経伝達物質のはたらきを調節して、イライラや不安をやわらげたり、気持ちを安定させてくれる。

*OD錠・・・口腔内崩壊錠こうくうないほうかいじょう。少しの水・だ液で溶けるため、水なしでも飲める。

(第三版/最終更新日:2024.4.7)


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