音大生の思考のーと

ヴァイオリン弾きの、ますもとすずねです。音楽高校を卒業して、今は音楽大学で修行中。日々、音楽と向き合って考え続けるわたしの「あたまのなか」から、ころんと出てきた言葉たちを思うまま自由に綴る場所。学生エバンジェリストアワード2021Autumnにて第3位 ♯音大生の本棚

音大生の思考のーと

ヴァイオリン弾きの、ますもとすずねです。音楽高校を卒業して、今は音楽大学で修行中。日々、音楽と向き合って考え続けるわたしの「あたまのなか」から、ころんと出てきた言葉たちを思うまま自由に綴る場所。学生エバンジェリストアワード2021Autumnにて第3位 ♯音大生の本棚

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    ♯音大生の本棚のこと

    今年から始めたことのひとつ、「音大生の本棚」。 主に、Instagramで本をテーマに発信をしています。 (時々Twitterにも登場しています) 音大生の本棚 「♯音大生の本棚」 こちらの2つを使って、わたしの本棚にある本や最近読んだ本を紹介しています。あらすじなどは書かず、何をこの本から思ったのか、わたしの考え方や思い、本との思い出を自由に書き綴っています。 なぜ、発信しようと思ったのか。音楽家なら音楽のことを発信するべきではないかと思う人もいるかもしれません。 わたし

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      • 修行と体調管理

        日本とヨーロッパを修行のために往復する生活のなかで毎回気をつけていた 「コロナ」 帰国するたびに陰性証明書が必要で、何度も何度もPCRテストを受けてきました 今回の修行はオーストリアの田舎町 しかし、マスタークラス期間の途中に体調を崩し、寝込む事態に陥った私 異国の地でコロナに感染して療養・回復、無事帰国したという大きな経験を言語化しておきたいという気持ちと、誰かの参考になればと思い、綴っていきたいと思います 帰国の飛行機の中で、忘れないようにと箇条書きのようなメモをそのまま

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        • 旅、それは修行

          「しばらく修行してきます」 ひと言だけTwitterに呟きました。 約10日間、日本を離れました。 2年ぶりにヨーロッパの土を踏み、空気を吸い、全身で音楽を感じた修行の日々。 マスタークラス(日本語に訳するのがなんとなく難しいけれど、海外音大の教授の特別レッスン=実技講義・指導を短期間に受けることができるコース、セミナーのこと)を受け、朝から晩まで音楽に溢れた生活をまたできたこと。嬉しくて、感動して泣きそう、とか思いながら毎日を全力で過ごしてきました。 私にとって、マスタ

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          • 言葉の壁

            先日、Twitterでこんなことをつぶやきました。 ドイツ人のヴァイオリン教授のレッスンをオンラインで受講できる機会があり、その特別レッスンに申し込みをした私。 海外の音大に進学したいという思いがあり、教授を探しています。 そんな中、案内をいただきレッスンを受講することを決め練習に励みました。 レッスンは素晴らしく、1時間があっという間で学びの多い時間でした。その一方で、わたしの中では「通訳者」・第三者の存在に引っ掛かりを覚えました。もちろん、「通訳者」のことを否定するつも

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            【ご報告!】

            みなさま、ご無沙汰しています。 9月1日から15日まで一般投票期間が行われていた、学生エバンジェリストアワード2021Autumnにてファイナリストに選出していただきました! 応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました! 結果はとうの昔に公表されていて、10月からチャレンジ期間が始まっています。各方面でのご報告が遅くなってしまいました… というのも、夏に準備していた音楽活動が秋になって一気に本番を迎えたのと同時に冬に向けての音楽活動が本格化したことによって、さま

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            変化する思考。

            学生エバンジェリストアワードに出場することを決めてから、怒涛の日々を過ごしてきました。第一関門のピッチ動画、そして迎えた一般投票期間。 アワードが始まってから、日々自分の音楽について考えました。 音楽という目に見えないものを伝える。 音楽は、成果や効果、数字で測れないものであること。 音楽家が歩んできた道こそが音楽であること。 同じ瞬間というのは存在しなくて、常に変化変容していくものであること。 音楽家が歩んできた道こそが音楽で、これから創る道はいろんなことに影響を受けな

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            音楽家であり続けること

            音楽家は常識がない。 音大生はよくわからない。 社会不適合者。 アーティストは何を考えているのかわからない。 とよく聞いたり、無言の圧を感じることがあります。 わたしは音楽家ですが、一人の社会に属する人で、一人の人間です。 音楽家は一般常識がない、意味不明なことをする異端者と思われることがあるのですが、よくよく考えて根本を見ると、同じ人間です。 「音楽家だから」という言葉や「音大生だから」という言葉に違和感を感じるのは、我々音楽家が一人の人間で社会人であるということを、ふと

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            話すことと書くこと

            ♯ミートwith学エバというハッシュタグを使って、学生エバンジェリストアワードに出場されているみなさんと少しずつお話しする機会をいただいています。 みなさん、共通してお話することに長けているのです。 言い淀んだり、詰まったりせず、わかりやすく考えや想いを言葉にしてお話しする。どんなプロジェクトを動かしているのか詳しく知らない人たちに噛み砕いて伝えることがスラスラとできる。本当にすごいと毎回思わされます。 わたしは正直、お話しすることが得意ではありません。話すことで思考を形

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            自分と向き合う時間

            言葉を綴る場所にしたいと思って始めたnote。 もともと言葉になって出てくるまで、時間がかかるわたしにとっては少しハードルの高いのかなぁと自信を失いながらも、改めて記事を書いてみようと決心したこの頃です。 そして、学生エバンジェリストアワードの話題が多く続いたので、わたしの日常のワンシーンを紹介する閑話休題の回にしてみようと思います。 だいぶ時間が経ってしまっていますが…。 6月の上旬に1週間、自分と向き合う時間をつくりました。 実家からほんの少しだけ離れて(徒歩1分の距

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            聴衆の耳を育てる(ちょっと番外編)

            毎日いろんなことを考えているときに、新しい側面や視点があることに気がついたので言葉にしてみようと思います。 「聴衆の耳を育てる」の記事を書いているときに、届いた一通のメール。 わたしの叔母からのメールでした。 いつも応援しているよ!という温かいメッセージ、そしてわたしが目指すクラシック音楽の世界について共感したよと背中を押してくれる応援の言葉でした。 叔母には視力がありません。視力がだんだん落ち、視野が少しずつ狭くなり盲人となりました。 しかし、叔母はとてもパワフルで勉強

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            聴衆の耳を育てる②

            noteの毎日更新。密かに自分で決めた目標を達成するべく、毎日いろんなことに奔走しながらも書き綴っています。 (実は、わたし的には激務な日々。ほぼ毎晩オーケストラの練習があり(しかもオペラのオーケストラ…!)同級生と立ち上げたTrio Lilaの会議や作業、次への準備、依頼されたオーケストラの譜読みやらリハーサルやらで、走り続けています。) さて、前回から書き始めた「聴衆の耳を育てる」というテーマ。 この言葉にたどり着いた経緯、そもそもアワードにエントリーするに当たって悩ん

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            聴衆の耳を育てること①

            学生エバンジェリストアワード2021Autumnにエントリーするにあたって、「ピッチ動画」というものを作成することが挙げられていました。 さあ、どうしよう!?というところからのスタート。 自分が見ている世界、目指す道筋を言語化する作業というのは、かなり苦痛が伴います。ずーっと長い時間身を置いて地道に進んできた道に対して、疑問を投げかけ、違う角度や上から下から練って、再構築していくこと。 自分の音楽人生の根幹を問い直す、もう一度揺さぶって確認する。 正直、かなり辛かった。です

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            【学生エバンジェリストアワード2021Autumnに参加します!】

            みなさま、しばらくぶりです。 ヴァイオリン弾きの、ますもとすずねです。 noteの更新に長い時間が空いてしまいましたが、書く場所がまだあるという安心感が(ひとりごとに近いのだけれど)あることに嬉しさを感じながら、 今日は一つお知らせ・ご報告をしたいと思います。 タイトルにある通り、 この度「学生エバンジェリストアワード2021Autumn」に 参加することとなりました。 全国そして全世界から、何かを成し遂げたいという熱い思いと発信力・行動力をもった学生が集まり、それぞれの分

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            オペラがすき

            私にとって、人生初のオペラ体験は高校1年生の冬。母と一緒に2週間ドイツへ行った時に観たのが一番最初です。 13時間のフライトを終えて、少しよろよろしながらホテルに辿り着き、徒歩30秒のオペラハウスまでチケットを買いに行ったのが思い出。 夕方に着いて、その夜の19時からオペラハウスで「ドン・カルロ」を観た経験は忘れられません。時差ボケと飛行機が少し苦手で疲れ切っているのに、舞台から目が離せなかった。あの時間から私のオペラ好きが始まっています。 母との旅の間は毎晩オペラハウスに

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            流行りのClubhouseについて思うこと

            みなさん、こんばんは。 最近ぶわっと広がっている、新しいSNS "Clubhouse"。 これについて、寒い夜に考えたことを書き綴ってみたいと思います。 わたしは、Clubhouseのアプリを入れるところまでは出来ました。 そして、実はそこから先には進めていません!(まだ始めていないのです) Twitterで一週間前くらいから、タイムラインを支配し始めたこの言葉に最初はとても興味がありました。いろんな起業家の方や、ヴァイオリニストやピアニストといった人たちが「Clubho

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            Vingt Venti Zwanzig Original Program Note

            注)こちらの記事は1月7日と8日に開催される演奏会のプログラム解説になります。従来の記事とは異なります。

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