【いだてんで学んだ、チームで戦うことの大切さ 〜いだてん第19話「箱根駅伝」〜】
熊本は今、高校の体育大会の真っ盛りです。
たいてい、体育大会や運動会は秋にやることが多いかもしれませんが、熊本は受験対策や熱中症予防などの理由で春に行われることが多いです。
さて、今週のいだてん、
ストーリーはお正月の風物詩、「箱根駅伝」にまつわるお話でした。
そこで共通して感じたのが、運動会で行われるリレーと駅伝における、個以上の「チームの力の強さ」でした。
いだてんで感じた、チームの力の強さ
今回のドラマで一番感動したのは、足をひきづりながら、結果2番目にゴールした走者を、岸という高等師範学校の先生が必死に応援するシーンでした。
駅伝は、たすきをつないで複数の走者で走ります。その分、つないでいくたすきに次の走者への願いが込められています。 だからこそ、必死につないできたたすきを持って最終ランナーがゴールすると、本当に感動します。
金栗四三がドラマの中で言っていた、
「長い距離も、皆んなで走れば完走できるたい」という言葉が駅伝の良さを表現しています。
1人で40kmは根気が要りますが、チームで40kmを走るのとでは、もらう元気の大きさが違うでしょう。
実際、私も高校時代の学校の駅伝大会で選手として出場しましたが、「チーム、クラスのために」と走る中で非常に力が出ました。
この時の第1回の箱根駅伝の最速タイムは15時間5分16秒でした。
ちなみに今までの箱根駅伝の最速タイムは、青山学院大学が出した10時間49分27秒。
なんと4時間も早いのです。
確実に進化していることがうかがえます。
体育大会でのリレーにみる、チームの力の強さ。
おそらく、読者の皆さんも一度は「学級対抗リレー」をやったことがあるのではないでしょうか?
クラス約30人〜全員でバトンをつないでリレーを行う、という競技です。
教師として、その様子を見ながら、いだてんの駅伝につながら内容がある、と実感しました。
というのも、距離は駅伝と大きく違えど、リレーは足の遅い子も早い子も一緒に走り、1つのバトンをつないで走るという点では一緒だからです。誰か欠けてもいけません。
1人1人で走る徒競走よりも、
学級対抗で走るリレーの方が、「クラスのために頑張りたい」という気持ちになることができます。
実際子ども達も楽しそうに、かつ一生懸命に走っていました。
改めて1人で走る以上に力の出るリレーの素晴らしさを実感しました。
金栗四三のアイデア力
マラソンという孤独のスポーツを団体戦にした金栗四三の発想は素晴らしいです。
これ以降、マラソンの競技人口が増えていきます。
個よりも団体の力は強い。
いだてんでまた、人生において大切な事を教えてもらったような気がします。
バトンパスで失格になってしまいましたが、金メダルを狙える位置にいる、陸上男子400mリレーも注目していきたいです
教育のこと、授業をしている倫理や政治経済のこと、熊本の良いところ…。 記事の幅が多岐に渡りますが、それはシンプルに「多くの人の人生を豊かにしたい!」という想いから!。参考となる記事になるようコツコツ書いていきます(^^)/