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移植のリアル


こんにちは(^ ^)クマです!

昨日は採卵のリアルについてお話しました。

今日は移植に関するリアルをお伝えしていこうと思います。



◎移植はどんなことをしているの?

移植では体外受精や顕微授精により得られた受精卵を子宮の中に戻していくことを行っています。

子宮内に戻すだけなので採卵のときのような痛みはありません。

人工授精をやったことがある方は、それをイメージしてもらえればいいでしょう。

移植は柔らかい管に卵を入れて、それを子宮内に戻すことです。

早い方だと5分ほどで終わってしまう処置なので、採卵に比べるとあっという間に終わったなと感じると思います。




◎凍結胚移植の場合

凍結胚移植の場合には移植前に受精卵の解凍を行わなくてはいけません。

その際、たまに割れてしまったり、質が落ちてしまう卵もあります。

ただ、そういった卵は子宮内に戻しても妊娠しなかった可能性が高い弱い卵です。ショックだと思いますが、そんなに落ち込む必要はないです。

ちなみに、再冷凍もできます。ただ、食べ物も再冷凍しない方がいいのと同じで、受精卵も再冷凍し、それを解凍する際に1回目よりもダメージが大きくなってしまうので、できるだけやめましょう!




◎移植の日はなんでトイレを我慢するの?

これは体験ブログなどでご存知の方が多いかもしれません。

移植日はお小水を我慢しなくてはいけません。

エコーをお腹に当てて子宮の位置を確認しながら移植するのですが、その時に膀胱にお小水が貯まっているいる方が子宮の位置がみやすくなるからです。

エコーは水があると目立ちます。体の構造上、膀胱の裏に子宮があるので水(お小水)を通すと子宮が見やすくなります。

子宮は元々すごく小さな臓器なので、経腹エコー上だと探すのが大変です。

なので、トイレを我慢していただくと移植がスムーズに行えます。

ただ、どれくらい我慢しすればいいのかが難しいですよね、、、

あまり貯まっていないと子宮の位置がわかりにくくて、場合によっては水を人工的に膀胱へ入れる処置を行わないといけなくなる可能性もあります。

また、膀胱にお小水がたまりすぎていても子宮が少し潰れたような感じに見えてしまいあまり良くありません。稀にお小水を管で少し抜いてから移植をスタートすることもあります。

どちらの処置もできればやりたくないことだと思うので、できる限り自力で程よく貯めたいですよね。

目安は、移植の1〜3時間くらい前にトイレに行き、そこから我慢することです。しかし、トイレの遠い近いは個人差がすごく大きいですし、その間にどれくらい水分を摂ったか、汗をかいたかでも変わります。

それもなんだか難しいですよね。

なので、感覚的に言うと、普段ならトイレにいくけどまだ我慢できると言うくらいです。

ギリギリまで我慢しすぎると辛いと思うので、それくらい余裕があってOKです。




◎移植後ってできるだけ安静にしてた方がいいの?

いえ、全く安静にしておく必要はありません。

自然妊娠を考えてもらうとわかりやすいですが、自然妊娠の場合って、着床するような時期には気がつかず運動したり、仕事したりしていますよね。

それと同じで大丈夫です。むしろ動いて血流が良くなる方がいいでしょう。

詳しくは以前まとめた記事があるので、そちらも参考にしてみてください!



こんな感じでしょうか。

移植は痛い処置などもありませんので全く怖がらず、緊張せずに気軽に臨んで大丈夫です^^


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