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カワカミ
2020年4月10日 21:03
間に合わない心が破裂しそうだ。 何かが失敗したわけでもなかった。ただただ、必要的に顔を合わせただった。少しの嬉しさを含み、微笑んだだけだった。胸の高鳴りはなく、悲しみもなく、そして、では、この弄ばれた胸のひきつりはなんであろう?百合子は一心に自転車を飛ばしたい気分だった。自分の心から、収まりきらないエネルギーが細かく鋭い空気になって、彼女を爆破させようとしていた。四つ角
2020年4月7日 21:54
心は奪われそうにざわつきながら、確実に、ただ確実に、支点は鉛のように一点に沈み込んでいた。ちらりちらりとざわつきながら確実に、ただ確実に、なにも、なぁにも奪われなかった。軽やかな諦めにちらつく羨望まるで、瀕死の、魚みたいだ。(恋になりきる前に、ふふふと諦める、他の誰かの男について)
2020年4月5日 13:16
さっちゃん このまえふられちゃったんだって ちゅんちゅん可愛い小鳥、さえも、そんな風に、こそこそと、あたしのこと噂してるよな気がしてる。一生懸命歩いているけど、ガッコに近づくたび、足は細かく震えてく。心臓はもう満杯で、爆弾みたいに破裂しそうだ。 そんな誰も、もう気にしてないかもしれないんだ。あたしだけかもしれないんだ。 そそ、みんな、あたしに興味ないんだ