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愛される覚悟を持つということ

本当は、何かを失っても立ってられる。
大丈夫な人間なんだよなと、時々思い出す。

自分の中に垣間見える、冷酷さみたいなものを、受け止めきれない時がある。たぶん、もう少し弱くて、くよくよしていたいのだろう。だってそのほうが愛されそうで、怖がられなさそうだから。それ故、敵も作らなそうだし。


でも、本当はどうでもいい。
どうでもいいんだー。

別にあの人に好かれていなくたって
別に、彼がわたしを選ばなくたって
本当はどうでもいいんだ。

絶望したりなんかしない
いつだって私の世界には光が差してるから
したくても、できないのだ。


どうでもいい、なんて、冷たいなと思った?
思ったでしょ、でもね、だってさ、愛してるから、だって愛してるから、どうでもいいんだよ 


すべて巡り巡っていくのなら、すべて出会うべくして出会うのなら この別れにすら意味があるのなら 出会わなかったことにすら訳があるのなら それなら全てどうでもいいじゃない。それなら、今が完璧じゃない?そうでしょ、そうなんだよ。



いつも、ただ味方でいてくれる母や、結局帰る場所でいてくれる友に、わたしは支えられている。

しばらく連絡を取らなくたって、大切な存在であることは変わらないし、そう思える人がいる事実が、ひたすらに私を、支えている。




息絶え絶えの中で、
彼女に助けを求めたりする


弱くなきゃいけないのかと、時々、勘違いをして、そんな時は彼女らのおかげで、また、笑えるのだ。すべてを愛す必要がないのだと、自分で勝手に課したハードルが、倒れてゆくのを感じる。


自分の感情がわからなくなって、悲しみの縁にたとうとする私を抱きしめながら「お前はもっと強いだろ」って、そっと叩いてくれる。



わたしが私として生きてること
わたしがワクワクする方へ進むこと


私が生きていることを、望んでくれる人がいる。


それだけでいい。
その人たちのために生きればいい。


どうしてか、愛されようとしてしまう
がっかりされるのが怖くてたまらない

けれど、彼女らはわたしにそんな大きなハードルを課してはおらず、求めてはいないのです。

ただわたしが、私自身と、彼女らに嘘さえつかなければ、それでいいのです。


愛される覚悟、とは、きっとそういうものではないかと思う。



ずっと、ゆるされたかったけど

最初からそうだった
最初からゆるしてくれていた



わがままでいたいな
それを、ゆるしてしまおうと何度も思う


今はまぁ、いっかぁ。


いずれ必要ではなくなって、君の望むものを渡せなくなって、そしたらわたしは、あなたの大切じゃあなくなってさ、

でもねその後もずっと私は君が大切だったりする。

どうして大切にされたいと思ってしまうのかな



強く在りきれない。それはわたしの覚悟のなさのような気がするし、その反面、優しさのようなものだとも思う。だから決して、失いたいとは思わないのです。




愛される覚悟、と聞いて、あの人はどう思うだろう。あなたは、どう捉えただろう。

彼女のありのままの姿が嬉しかったように、心の底から愛おしかったように、わたしは私の裸を、この感情を、愛している。

愛しているのだから
愛してないフリはしなくていい


あぁ、それに、愛してるふりもしなくていい。



自分をゆるすために、わがままでいたい
他者をゆるすために自分をゆるしたい


結局は、赤ちゃん最強説にたどり着くね。
ずっと赤ちゃんでいるぞ。

赤ちゃんでいたいな。

みんなで赤ちゃんになろう。




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