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#288【他人と比べずに過去の自分と比べよう!】
私たちが色々なことに
不満を持つときは、
ほとんどの場合が、
「 他人と比べているから 」
だと言われます。
私は建設会社の経営を
していますが、
当社が物件を受注すると、
他社の人から明らかに
やっかみを受けますし、
他社がたくさん受注すると、
「 不公平だ! 」という
気持ちが沸き上がります。
この妬みの気持ちは、
どの業界や職種でも
必ず湧き上がってしまう、
極めてネガティブな
感情です。
また、
同じ会社の中でも、
「 なぜ私より仕事していない、
あの人の方が給料が高いんだ! 」
などという、嫉妬の気持ちが
出てきたりします。
あるいは、
隣の人が購入新車を買った
となると、
うらやましい気持ちと共に、
妬ましい気持ちが
湧き上げることでしょう。
そんな感情を持ってしまっている
自分自身のことも嫌になりますし、
何より気分が悪いですよね。
=====
この感情を打ち消すには、
「 とにかく他人と比べない 」
ことが大事です。
人は人、自分は自分。
上を見ればキリがないのです。
経営者として
会社を大きく成長させても、
何百億円・何千億円も
売上がある上場企業には
簡単にはなれません。
100万円もする高級時計や、
1000万円の高級外車を買っても、
ケタが一つ違うモノを
買える人が世の中にはいますし、
家や洋服だって、
高いものを求めれば
キリがありません。
他人が持っているモノや、
地位や立場と比べると、
欲望の上限がなくなって
しまうわけです。
=====
であれば、
他人と比べるのは
一切やめて、
『 過去の自分 』
と比べてみましょう。
現在の自分が、
過去の自分と比べて
どれだけ成長できているか、
幸福度が上がっているかを
分析してみると、
自分自身が納得できることが
多いはずです。
成長できている、
成果が上がっているのなら、
よく頑張ったと自分を
褒めてあげましょう。
現状維持か、
むしろ下がっているのなら、
何がダメだったのか
冷静に分析してみましょう。
そして、
全ては人のせいや
環境のせいではなく、
自分の努力不足なり、
やり方の間違いだと気づき、
やり直したり改善すれば
よいだけのことです。
=====
また、
「 足るを知る 」
ということを意識してみるのも
よいでしょう。
地位や名誉、
モノやコトを求める時、
いわゆる
「 ちょうど良い 」
レベルで押さえておくことが
精神衛生上も楽です。
今、特別困っていないなら、
それ以上を求めないことを
習慣化してみましょう。
そして、
絶対に他人と比べず、
過去の自分との差異のみを
意識して成長していけば、
皆さんの人生は、
より楽しく
より楽になるはずです。
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