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怒ってもいいが、問題はその後

喜怒哀楽は反射であり
脳の防衛反応です

当時の初等教育における洗脳では
怒ってはいけません
なんてのがありましたが
怒りという感情は人間にとって必要な反応です

しかも
[怒る]という感情を生み出さないようにってのは
脳の構造で扁桃体という部位があるので
不可能です

必ず感情は生み出される

私、怒らないんで
僕、怒る事はない
って発言する事はできますが
脳内で[怒]の感情を生み出さないってのは
人間である以上、無理です

みなさんご存知の通り
この世は多様な人種がいます
あなたを攻撃する者もいるし
あなたを理不尽に狙ってくる者もいる
あなたとなんの関係もない者に襲われる可能性もある

我々は
ニコニコと穏やかに
リラックスだけして生きていくのは
不可能です

なので、
自分の生命体を脅かす因子には
交感神経優位にさせて
臨戦態勢になる必要があります

交感神経は戦闘モード

なのでね
喜怒哀楽という感情は
基本的にあなたの命を守るための
SYSTEMなのです

なので、
脳内で喜怒哀楽を強く感じる事自体は
あなたの責任ではありません
なので自分を責めたりしないでください

怒!怒!
哀、、悲しい、、、
と脳内で感じるのは
防衛反応であり
それはあなたを守るための臨戦態勢

脳が頑張ってるんやな(⁠•⁠ᴗ⁠•⁠
と自分をいたわってあげてください

低身長の自分を責めても意味ない
違う家庭に産まれたかったと言っても意味ない
この顔が嫌やと言っても意味ない
ってのと同じ

だってそれは
あなたの責任じゃない

が!!
問題はこっから

ここからが
絶望的なくらい大きな差が生まれます

脳内で感じるのはあなたの責任じゃないが
その後のActionは
確実にあなたの責任
です

嫌な事があり
怒!ってなるのはみんなそうです
脳内ではね

が、
その後に
物に当たるとか暴力とか
キレて大声出すとか愚痴るとか
そんな発言や行動を選択するのは
未熟な脳の責任です

我々には前頭葉が与えられている
理性、理屈、論理、類推、思索
これをもってるのが人間

右の扁桃体は動物の生体反応であり
防衛反応でもある
ここの活動はあなたに何の責任もない部位

左の前頭前野は
理性、理屈、論理、類推、思索
をもって感情をコントロールする所で
確実にあなたの責任がある部位

感情が発起された後は、

なぜ??

をひたすら自分に問うのです

すべての人間にとって
怒!
が発起される事象はありませんから

ある者にとっては怒でも
ある者にとっては何事でもない

その事象に
あなたの何かが反応したのです

それを徹底的に
理屈で知るのです

紙に書きなぐり
言葉にだしてひたすら仮説を立てるのです

一体
何に
どのように
誰に
どの部分に
怒を感じたのか?

そして何故
理性でとめれなかったのか?
なぜ抑制できないのか?
なぜコントロールできないのか?

を毎日毎日
論理的に考えるのです

その作業をしてるか
してないか
で前頭前野のレベルが決まります

そんな事言う僕は
これまた10代の頃から
自分が喜怒哀楽が発起された時には
紙に書きなぐってきました
もう何千冊のA4ノートを書いてきたか…
下手すりゃ何万冊かもしれません

怒りの感情が湧いた時
自分を責めることはありません
仕方ない事ですし
僕の責任ではない

ただ、
そこから
なぜ??
を考えないのなら
僕の責任です

なぜ?
を考えないのなら
前頭前野が育ちません

いつまでも
怒って
愚痴って
文句言って終わり

自分の時間を捨てていたでしょう

が、
それはせずに
自分がどの因子に反応して
怒の感情がでてきたのか?
を分析してきましたね

やからこそ
今では
確かに怒の感情自体は湧きますが
同時に
前頭前野が働き抑制できてます

まさにこれ

このイラストで言えば
僕は前頭前野の方が勝つのです

やから
発言や行動では
冷静に理性をもって表出が可能になる

改めて言いますが
脳内でイライラしてもいいんですよ
怒!!(●`ε´●)ってなるのもいいんです

問題はそこじゃない

がね、
その人間の真価が問われるのは
その後

なぜ??


考える者と
考えない者との差は
絶望的なくらい開きます





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