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数の力

昨日の記事の続きでございます。

今日は
②ステューデントパワー
についてです。

ヴェトナム戦争において、なぜアメリカが勝てなかったのか?
その理由の仮説に濃厚なのは「反戦運動」が盛り上がりすぎた。
昨日は「メディア」の原因に言及した。
今日は「ステューデント」

反戦運動の中心は団塊の世代とか言われてる学生たち。
1947ー1949年のベビーブームで生を受けた者達の事。
日本だけが団塊の世代がいるわけじゃない。

WWⅡが終わったのが1945年。
男が強制で戦場に送られてきたが、帰ってきた。
そうすると結婚ラッシュ発生。子供も多く誕生。
世界中でベビーブームが発生したのです。
男女差別とか言うてるけど、男も男ってだけで死んで来いっていう戦場に行かされてた事を知ってる?('ω')

で、1968年はベビーブーマーが20歳くらいの時。
絶対数が多いってのは最強なのよ。
数ってやはりすごいねん。
今は高齢者が日本を牛耳ってるのをご存知でしょう??
数の力はどうしようもなく強いのですよ(*'▽')

この世界中で<数の力>が強かったのを「ステューデント・パワー」と呼びます

別にヴェトナム戦争だけじゃない。
全世界的に学生達が反戦のエネルギーを社会にぶつけた時期なのです。
この時期やたらに「学生運動」が多いでしょ?
そういう事です。

□プラハの春
学生がソ連軍の戦車と対峙した件。
□5月革命
フランスで学生がパリを占領した件。
□東大安田講堂事件の件
□紅衛兵が毛沢東語録を掲げた件。

マスコミ&ステューデントパワー。
反戦運動は予想以上の勢いでした。
ついにジョンソン大統領は世論の支持を得る事ができなくなった。
なのでヴェトナム戦争の行く末を次期政権にゆだねるしかなくなったのです。

つまり・・・

民主主義とかいうGAMEでは、数の力が絶対というチートGAMEなんですよ(;'∀')
なので民主主義GAMEを続けるのなら、このまま子供は無視で高齢者優遇という世界は持続します。
数の力をなめたらあかん・・・

でね、やはりその数の力が船頭の舵すらも決めるんす。

戦争すらも終わらせる力。
大統領も諦めさせる力。
それが数の力なのです。

悲しい事実ですが、本当に全員にその気持ちがあるのなら戦争は終わらせる事ができるのです。

が、現在は無理です。

メディアは視聴者と高齢者に忖度する事しかできない。
政治家も高齢者優遇にしなきゃ当選しない。
数の力は確実に高齢者がもっている。

今の日本は、高齢者の思考が顕在化しているのです。


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