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日々是決戦

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#異文化

カルチャーアイスバーグモデル (Culture Iceberg Model)

カルチャーアイスバーグモデル (Culture Iceberg Model)

文化には、Perception(認識できる要素)と、その根底となるConception(背景となる要素)があります。これを氷山を例え、カルチャーアイスバーグという理論があります。

認識できる要素は、人のBehaviors(行動)として現れます。また、背景となる要素は、人のEmotions(感情)そしてその根底のBeliefs(信念)を形作ります。

認識できる要素の例としては、建築物、生活習慣、

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カルチャーコンテクストオリエンテーションとは - 高文脈文化(high-context cultures)と低文脈文化(low-context cultures)

カルチャーコンテクストオリエンテーションとは - 高文脈文化(high-context cultures)と低文脈文化(low-context cultures)

コミュニケーションにおいてどれだけ文脈を考えなければならないかは、文化によって大きく異なります。

文化人類学者エドワード・T・ホールが世界中の言語コミュニケーションの型を高文脈文化と低文脈文化に分類しました。

高文脈文化のコミュニケーションとは、実際に言葉として表現された内容よりも相手に理解される内容が豊かな伝達方式であり、その最極端な言語として日本語を挙げています。

低文脈文化のコミュニケ

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同じ英語の表現でも、異なる文化圏だと受け取り方が全然違う件(例:イギリス・オランダ)

同じ英語の表現でも、異なる文化圏だと受け取り方が全然違う件(例:イギリス・オランダ)

下記のように、同じ英語表現でも文化によって受け取り方が全然違います。

日本語の表現は、かなりイギリス英語の表現に近くなっています。これは、文化の高・低文脈が、表現のされ方にかなり影響する一例です。英語を話せたとしても、このような異文化理解が深くないと、プロジェクト等を適切に進めていくことは難しいです。

以下は、ハーバードビジネスレビューの記事です。

世界各地のマネージャー達は、フィートバック

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