【面接】中途面接の自己紹介では何を話せばいいのか
面接の冒頭は「では、まずは自己紹介からお願いします」こんな始まりになることが多いです。
一般的な自己紹介と言えば、出身地、家族構成、趣味などを挙げるものです。
しかし、中途面接における自己紹介では、これらを答えることを求められてはいません。
しかし中にはこう反論する人もいます。
「趣味や出身地も、自分のことをわかってもらう材料にはなるので、べつに間違ってないんじゃないですか?」と。
確かに「自分のことをわかってもらう材料」にはなります。しかし面接の限られた時間の中で、「端的に」自分のことを伝えるという観点を持てば、真っ先に伝えるべきは趣味などではないと理解できるでしょう。
仕事における「どんな人か」は、「どんな経験の持ち主か」とイコールです。そのため、中途面接の自己紹介で求められている回答は「どんな経験をしてきたか」です。
経験を端的に語るには、つまるところ「何を何年間やってきたか」を語ることです。
これは、ほとんど職務経歴書の冒頭に書く職務要約と同じになります。
内容の例としては、こんな感じでしょうか。
「(名前)と申します。私は大学卒業後、○○業界で○○を○年経験した後、○○を○年経験してきました。具体的には○○とか○○で成果を上げ、直近○年はマネジメントも任されています。本日はよろしくお願いします」
冒頭には名前を名乗るのがだいたいのセオリーです。
経験は大学卒業後から語り始めると良いでしょう。
20代で職歴が浅ければ、「○○に惹かれて○○業界を選んだ」とか、就活のときに考えていたことを添えても良いです。
転職理由はいちいち触れる必要はないですが、「○○にチャレンジしたくなり」くらいの一言を添えるのはアリです。
職種だけだとイメージが伝わりにくいときには、「具体的には」と業務内容を添えると良いです。
時間はおおよそ1,2分が目安です。
あとは細々とした経験は思い切って何も伝えない、という「伝えるべきことの取捨選択」はポイントです。
最後に、自己紹介の締め方です。面接対策をしていると、この締め方に戸惑って「あ、以上です」とかしてしまう人が多いです。
「本日はよろしくお願いします」で締めたら、自然かなと思います。
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