成功の思考法 Part 2

決して難しい哲学的な考え方が専門家によって書かれているわけではなく、日本代表の選手の名言が222個ただ書かれているだけのシンプルな本。

本記事では日本代表選手の名言で心に止まったものを紹介していく。

挑むことについて

厳しい環境にいると、精神的に出てくるものも違ったりすると思うので、シビアさ、厳しさというものを自分から追い求めて、そいいう環境に身を置くべきだと思います。

家長昭博

すごい人に出会えば出会うほど、挫折の繰り返しみたいなところはある。

小野伸二

人は批判を浴びないと強くならないと思っている。そうじゃなきゃ自分の主張を貫き通せない。批判されることは、裏を返せばそれだけみんなが注目しているということ。

槙野智章

厳しい環境を自ら追い求めるか、求めないかは自由。ただ、それを追い求めないことは居心地の良さを得られる反面、自己成長スピードを妨げるデメリットが伴う。現状に満足しているようであればそのままでも問題はない。が、物足りなさを感じるのならば、そのもどかしさを自らの一歩踏み出す行動で変えられる自由が誰にでもある。

ハイレベルな場に身を置くようになると、自然と優れた人間が集まる環境へと変わっていき、関わる人間が変わる。

その中で順応する能力が求められる。

偏差値の高い学校に入学すること、成績の良い企業に就職すること、スポーツでユースチームに入ることなど、多くに当てはまる。

そのような環境で批判されることは当たり前で、逆に言えば批判されないと自分のみでは見出せなかった部分も絶対にある。槙野の言葉に共感した。

批判されることや見下されることも含めて、厳しい環境に身を置くことの大切さが3人の言葉から真っ直ぐ伝わってきた。

組織で生きること

一番の理想はリーダーなんて必要しない組織だと思います。

長谷部誠

なんとなく理解しているようじゃ、自分以外の人に伝えることはできません。

山瀬功治

リーダーに縋る組織は良くなければ、リーダーの自己主張や統治が激し過ぎる組織もよろしくない。中学・高校のサッカー部でキャプテンを務め、非常に悩んだことでもある。

今振り返ると、非常に中途半端なリーダーだったと自分では反省している。厳しくはせずも、仲間の援助も受けならある程度の自分の意志や思いをチームに反映させた。厳しくすることが正解だと思った時期もあれば、それが逆効果だと痛感した時期も。ただ自分の中で答えが出なかった分曖昧になり、なんとなくやり過ごしてしまった過去が悔やまれる。

互いが互いを高め合える環境作りをもう少しできればよかったと今では痛感する。長谷部の言うリーダー論をもう少し早く目にしていれば。。。

コーチと自分

自分が気づいていないような答えを返してくれる人間はすごく重要。

吉田麻也

『あえて言わない』ということも意識する必要があります。

川島永嗣

小学生の頃サッカーを教わったコーチが忘れられない。自分が気づかなそうなことはしっかりと教えてくれる一方、自分で考えさせられる答えを返してくることが非常に多かった。特にサッカーノートでのやりとりなんかは、コーチがあの時あえて言ってくれなかったことで、今考えさせられることが多くある。感謝したい。


どのヒントも、受け取って共感し納得するだけでなく、自分の過去や現在と照らし合わせて考えインプットすると、深みのあるものになるなと。

次はアウトプット。

クリチバーノ1212


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