林晃佑

【グラビスフットボールクラブ代表】 ■元プロフットサル選手 ■野洲高卒業後、フットサル…

林晃佑

【グラビスフットボールクラブ代表】 ■元プロフットサル選手 ■野洲高卒業後、フットサルに転向 ■現在は滋賀県草津市にて園児・小学生サッカースクール、ジュニアユースチーム(U-15)で指導中 ■社会人フットサルチーム監督兼選手(関西2部)

最近の記事

4月〜GWにかけての怒涛の日々を終え 少し一息ついてる林です。 と言っても、また今日から闘いは 始まっていくので 束の間の休息なんてものは無いのですが。 ジュニアユースはクラブユース選手権を闘い ひと学年上の選手に挑戦をしていました。 結果は1勝4敗で予選敗退。 確かな成長を見られるシーンもあれば まだまだ甘ちゃんやね、ってシーンもありました。 そんなクラブユース選手権で 感じたことを。 選手は指導者の鑑 この言葉がまさにその通りだな、と。 指導者が声を荒げて

    • 武器の作り方

      「君の武器は何や?」 このような質問を指導者の方は選手にしたことがあるかもしれません。 保護者の方もこのような質問を子どもにしたことがある人はいるでしょう。 すると子どもは 少し考えた後に 「わからへん」 「思いつかへん」 などと話してくれると思います。 子どもの中には自分の武器やストロングポイントを理解していて 「ドリブル!」 「ディフェンス!」 「ロングパス!」 「足が速いこと!」 と返してくれる子もいるでしょう。 今回は自分のストロングポイントを理解

      • オフ明けはザザ降り

        ジュニアユースはグラビス夏休みが終わり、本日から本格的に再開。 と、行きたかったのですが、まさかのゲリラ豪雨。笑 開始20分程で一旦中断。笑 池と化していくグランド。 グランド全体が水たまり。 でも、スクール生含めジュニアユースの選手たちもオフ明けということもあって、試合したくてウズウズしていたし、雨が弱まるのを待って、そこからはずっとゲーム。 オフ明けということで子ども達の気持ちも新鮮でグランド状況は最悪だったけど、みんなサッカーを楽しんでました。 そして、無性

        • 休むことの大切さ

          現在、GRAVIS FCでは、ジュニアユースは6日間、スクールでは10日間ほどの夏休み期間を設けています。 この夏休みを使って、おじいちゃんやおばあちゃんの家に帰省したり(コロナ禍なので難しいかもしれませんが...)、家族でどこかに出掛けて遊んだり、友達同士で遊んだり、普段の活動の中ではなかなか出来ないようなことを体験してほしいと思っています。 クーラーのガンガン効いた部屋でYouTube見て1日が終わった、なんてことがないように。笑 この夏休みの長さに関しては、本音を

          上手くなってる気がする

          先日、ジュニアユースの練習試合の後、選手達だけでミーティングしているのを盗み聞きしていると 「試合には負けてしまったけど、前よりも上手くなってる気がする」 ということを話していました。 事実、グラビスのジュニアユースに入団して約3ヶ月が経ち、別人かと思うくらい上手くなってる選手もいます。 上手くなってるのは本人達の真摯な取り組みの成果です。 「上手くなれるかどうかは自分の取り組み次第」 ということを選手たちから改めて教えてもらってます。 チーム練習でも、スクール

          上手くなってる気がする

          練習しない方が上手くなるのでは?

          「練習すればするほど上手くなる」 「試合をこなせばこなすほど上手くなる」 半分合ってて半分間違ってると思います。 まず、「やらされている」練習や試合に意味はないということ。 大人の指示を鵜呑みにして試合や練習をこなすのは危険です。 グラビスのジュニアユースでは毎週月曜日にグランド開放をしています。 グランドに来るのも来ないのも自由。 全然月曜日に塾に行ってたっていい。 グランドに来て、何をするのかも自由。 何時に来て、何時に帰るのかも自由。 スタッフはほったらかしで

          練習しない方が上手くなるのでは?

          1ヶ月

          早いもんで2021年が始まって4ヶ月が終わりました。 新年度を迎えてからは1ヶ月。 僕はこの4月から新たな挑戦をしています。 それはグラビスのジュニアユース(U-15)を設立し、活動していること。 何の実績もない指導者・チームに中学1年生14名もの選手が入団を決めてくれ、1ヶ月活動してきました。 14名のうち1人は小学6年生の選手。 小1からグラビスのスクールに来てくれていてスポ少に所属したことがないため、4月の練習試合が人生初の練習試合。 まあ、しっかりゲームで戦っ

          ジュニアユース始動

          年度が変わり、ジュニアユースカテゴリーでのチームが始動しました。 まだ何の実績もないクラブに入団を決めてくれて本当に感謝しかありません。 12名の選手が入団してくれました。 正直、試合をさせてあげられるという安心感が大きいです。 ようやくスタートラインに立つことができ、チームや選手たちの未来にワクワクしております。 今日も練習がありましたが、キラキラした選手たち目を見てるとこちらまで奮い立ってきます。 「上手くなりたいと思う気持ち=その選手の素質」 尊敬する指導

          ジュニアユース始動

          2021.3.31 卒業

          今年もこの卒業シーズンが来ましたね。 投稿してるのは年度跨いでるので新年度ですが。 2020年度、グラビスのサッカー&フットサルスクールから4名の選手が卒業しました。 長い選手だと園児時代から通ってくれているので7年ほど、違う選手たちも2年間お世話になりました。 彼らは本当に楽しそうにサッカーをプレーする子たちでした。 時には度が過ぎて「ふざける」にメーターが振り切ってコーチに怒られることも。笑 でも、この「楽しむ」と「ふざける」の境界線みたいなところに脱力感があって

          2021.3.31 卒業

          AC_SFIDAとGRAVIS FCからプロになった選手の共通点

          2003年から始動したAC_SFIDA。 2011年頃、名前が変わり新たにスタートしたGRAVIS FC。 これまでこのクラブから数百人の選手が巣立っていきました。 僕もうちのその1人。 第一期生として入団しました。 当時はクラブチームの数は今ほど多くなく、僕はあるチームのセレクションを受けて、落選して、AC_SFIDAに入団することになりました。 ※セレクションを受けたチームの監督さんとは時々お会いするのですが、「お前、オレの事恨んでるやろ。」と笑いながら言われます。

          AC_SFIDAとGRAVIS FCからプロになった選手の共通点

          学年の垣根を越えて

          僕が代表を務めさせて頂いているグラビスフットボールクラブには、年中〜小学2年生対象の低学年クラスがあります。 そこでは現在13名の選手に週2回、指導していて、子ども達は本当に無邪気に楽しそうにプレーしています。 このスクールで初めてボールを蹴る子もいれば、他チームや他スクールでのサッカー経験がある子もいたり、子どもたち一人一人に様々な背景があります。 低学年クラスは対象を年中〜2年生としていますが、実際には年少の子も小学3年・4年の子も在籍しています。 対象学年と違う

          学年の垣根を越えて

          12年越し

          普段は全く書かない自分の「選手」としてのフットサルについて書こうと思います。 僕たちグラビスフットボールクラブは、1月31日(日)に行われた滋賀県フットサルリーグ優勝決定戦で立命館大学ALL.1に3-3、PK戦の末、勝利し、滋賀県フットサルリーグを優勝しました。 例年であれば関西チャレンジリーグ(通称:カンチャレ)という関西2部リーグ昇格のためのプレーオフみたいなものが開催されます。 ただし、今年はコロナの影響によりカンチャレの開催が無くなり、2府4県リーグの優勝チーム

          12年越し

          欠点は克服しなくていい

          現在、僕は、園児・小学生をメインにサッカーの指導をしています。(2021年4月からは中学生のチームも設立します) 当たり前ですが、身長や身体のデカさ、足が早い・遅いなど、選手それぞれ特徴があります。 一般的に、身体が小さい、足が遅い、というのは欠点として見られがちです。 ただ、僕はそのような『欠点は克服しなくて良い』と思ってます。 具体的にどういう事かというと『長所に目を向けよう』ということです。 例えば、ドリブルが好きで得意な子には試合でどんどんドリブルさせてあげれ

          欠点は克服しなくていい

          大外一気

          今回の記事のタイトルにした『大外一気』 個人的に競馬が大好きで「競馬はギャンブルではなくスポーツ」と捉えていて笑、騎手と馬が人馬一体となって勝利を目指すところに惹かれています。 もちろんギャンブルとしても好きですが。笑 で、競馬の見応え・最大の見所は最後の直線だと思いますが、その中でも僕が個人的に好きな勝ち方が「追い込み・大外一気」です。 道中は『勝負所』のために脚を溜め、いざ勝負所に突入するとトップギアに変わり、先行集団の争いをあざ笑うかのように鮮やかに測ったように差し

          大外一気

          小学生年代におけるそれぞれの『現場』

          日本サッカーで小学生年代は4種年代にあたります。 日本は世界でも珍しく、「スクール」というものが存在します。 わかりやすく言うと、塾みたいなイメージでしょうか。 土曜日・日曜日はそれぞれの選手が所属している少年団やクラブチームでプレーし、平日の放課後は通っているサッカースクールで練習に励む。 ざっくりではありますが、少年団やクラブチームでプレーしている半分くらいの選手は平日のサッカースクールで日々練習に励んでいると思います。 僕が代表を務めさせて頂いているグラビスフッ

          小学生年代におけるそれぞれの『現場』

          個人の成長か?チームの成績か?

          育成年代の永遠のテーマですね。 個人の成長が大切か、それともチームの成績が大切なのか。 僕なりの答えを先に言うと、『両方大切』。 両方大切とは言うものの、どちらかと言うと個人の成長の方が大切だと思います。 割合で言うと7:3くらいですね。 まだまだ技術的に未熟な選手に(チームが勝つ確率を上げるために)いわゆる『大人のサッカー』をさせてしまうのは個人の成長を促す点においてどうなんだろう、と思う訳です。 誤解を招かない様にお伝えしますが、勝つための戦術は絶対に大切です。

          個人の成長か?チームの成績か?