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大外一気

今回の記事のタイトルにした『大外一気』

個人的に競馬が大好きで「競馬はギャンブルではなくスポーツ」と捉えていて笑、騎手と馬が人馬一体となって勝利を目指すところに惹かれています。
もちろんギャンブルとしても好きですが。笑

で、競馬の見応え・最大の見所は最後の直線だと思いますが、その中でも僕が個人的に好きな勝ち方が「追い込み・大外一気」です。
道中は『勝負所』のために脚を溜め、いざ勝負所に突入するとトップギアに変わり、先行集団の争いをあざ笑うかのように鮮やかに測ったように差し切る。

見ていて気持ち良いですよね。

さあ、競馬の話はこの辺にしといて、ここからはサッカーの育成年代の話。

プロ選手になる・なりたい選手をモデルとして話します。

『育成年代の勝負所は小学・中学年代ではなく、それ以降だ』というお話です。

プロになった選手の所属していたジュニア・ジュニアユース年代でのチームの成績がそれほど関係あるかと言われると大して影響はないかと思います。
※イニエスタは小学校時代か中学校時代に全国優勝してMVPに輝いていますが…笑

ジュニア時代の選抜選手がそのままプロ選手になるかと言われたら絶対にそうじゃないし、しっかり努力していけばジュニア時代などに選抜なんかに入ってなくてもユース年代以降に逆転現象が起こる可能性は充分にあります。

ただ、気を付けないといけないのは『選手自身に合うチームでプレーすべき』ということです。
あくまでも例ですが、フィジカル的に弱い(身体が小さく、足も遅い)選手が、フィジカル重視のサッカーチームに入るとなかなか出番は得られないことは明白だと思います。
例えば、身体が小さくフィジカルに自信がないのであれば、自身が輝ける土台のあるチームを選ぶべきですよね。

・自分の輝ける土俵で成長していく。
・自身の目標を見据えてジュニア・ジュニアユース年代のチームを選ぶ。


これこそがユース年代以降で『大外一気』を決める成長曲線だと思います。

僕自身、ジュニア時代から足も遅く、身体も小さい選手でした。
高校は野洲高校に進学して、サッカー部でプレーし、Aチームの試合にもちょくちょくスタメンで出場したりしていましたが、おそらく他の強豪校に進学してプレーしていたら、満年Bチームで試合に出場できていなかったと思います。

で、ジュニアユース時代にプレーしていたフットサルが楽しく、そっちの方が自分は可能性を感じてたので、高校卒業後はフットサルに転向し、あれよあれよでプロフットサル選手になれたって感じです。
※プロ選手になれたのはもちろん運の要素も大きかったです。

指導者・保護者は選手の『勝負所』をしっかりと見極めて接していく必要がありますね。
選手自身は、自身の成長のために毎日の練習こそが勝負所です。
『大外一気』を決めるには日々の積み重ねなくしてあり得ませんので。


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