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個人の成長か?チームの成績か?
育成年代の永遠のテーマですね。
個人の成長が大切か、それともチームの成績が大切なのか。
僕なりの答えを先に言うと、『両方大切』。
両方大切とは言うものの、どちらかと言うと個人の成長の方が大切だと思います。
割合で言うと7:3くらいですね。
まだまだ技術的に未熟な選手に(チームが勝つ確率を上げるために)いわゆる『大人のサッカー』をさせてしまうのは個人の成長を促す点においてどうなんだろう、と思う訳です。
誤解を招かない様にお伝えしますが、勝つための戦術は絶対に大切です。
ただ、順序があるよね、って思うんです。
身体能力の高い選手を前線に配置し、とにかくその子目掛けて遠くに高いボールを蹴る。
・その浮いてるボールの下にいる選手は何をしてるの?
・蹴ってるボールに戦術的な意図はあるの?
このようなことを繰り返してると、長い目で見たらその身体能力の高い選手の為にもなりませんし、もちろんその浮いてるボールの下にいる選手たちの成長にも繋がりません。
※キック&ラッシュのスタイルを否定している訳ではありません。そのスタイルも1つのスタイルです。ただ、僕は自分の指導している選手たちにはそのような事は要求しません。
技術の習得を疎かにしてしまうと、いずれサッカーを楽しめなくなるタイミングが来てしまいます。
自分の思い通りにボールを扱う技術は、最低限中学年代までに練習しておく必要があるかと思います。
ここでいう技術っていうのは、ドリブルだけではなく、キックもそうですし、ディフェンスもそう。
試合の勝敗は、勝つ時もあれば負ける時もあります。
ただ、『個人の勝敗』では負けるなよと自分の指導している選手対しては思います。
個人の負けは許されないような環境から突出した選手が出てくると思ってます。
プロになることが全てではないですが、プロになろうと思ったら何かしら突出してないといけないですからね。
色々な志や目標を持った選手を預かる立場として、選手一人一人と向き合いながら指導していく事が大切ですね!
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