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欠点は克服しなくていい
現在、僕は、園児・小学生をメインにサッカーの指導をしています。(2021年4月からは中学生のチームも設立します)
当たり前ですが、身長や身体のデカさ、足が早い・遅いなど、選手それぞれ特徴があります。
一般的に、身体が小さい、足が遅い、というのは欠点として見られがちです。
ただ、僕はそのような『欠点は克服しなくて良い』と思ってます。
具体的にどういう事かというと『長所に目を向けよう』ということです。
例えば、ドリブルが好きで得意な子には試合でどんどんドリブルさせてあげればいいし、パスが好きな子にはどんどんパスさせてあげればいい。
※指導者に明確な狙いがあるなら、全員にドリブルを試合で多用させる、などはOKだと思います。実際に、僕が野洲高校時代、プリンスリーグでこの戦法・戦術でJ下部と試合してました。相手には宇佐美選手や山口蛍選手、扇原選手などなど。他にも、現在Jリーグで活躍している選手が相手にいました。
園児・小学生、中学生の時点で、欠点に目を向けるとキリがありません。
そもそも完璧なサッカー選手などいませんし、特に園児・小学生の間は、『サッカーが楽しい!』と感じてもらうことが何より大切です。
では、どうすれば楽しんでもらえるか?
選手自身の好きなプレーをどんどん引き出してあげる事です。
・選手の好きなプレーを褒めて発揮させる。
・一緒にゲームに混ざってそのようなプレーを引き出す。
・同じようなスタイルのサッカー選手のプレー動画を見せてあげる。
など指導スタイルによって引き出し方は様々ではありますが、選手の得意な好きなプレーを発揮させてあげることが大事です。
まずは選手の良いところ探しをしてあげて、それをどんどん試合で発揮させてあげる環境を作ることが大事なのです。
子ども達の尖ってる部分を削って丸めようとせず、尖ってる部分はもっと尖らせてあげることが必要です。
ドリブルが得意、好きな選手にはどんどんドリブルさせてあげれば良いし(もちろんチームに貢献するためのドリブル)、指導者として、チームとして重要なことは、たとえミスが起こったとしても許せる環境・雰囲気を作っているかどうか、だと思います。
ミスを責めるのではなく、じっくり見守り、選手の成長を待つことが大事ですね。
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