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【ニュース紹介】凸版印刷。パーソナライズ化粧品の什器の提供【AI活用事例】

本日も気になったマーケティング関連のニュース記事をご紹介いたします。2022/1/14更新

ニュース記事は好評で、PVもスキの数も多いので積極的に発信しています。今回はMarkezineの「凸版印刷が提供したパーソナライズ化粧品」についてです。2022/1/12記事

まさにBtCマーケのトレンドな事例かと思います。

・凸版印刷の開発したパーソナライズ化粧品什器

まとめると以下です。

①目的
顧客一人一人に合った顧客体験の提供による満足度向上?
②具体的内容
顧客の顔を分析し、結果から顧客にもっとも合致する商品を組み合わせて提供するAIレコメンドベンダー(ほぼ自動販売機)を開発
③補足
・採用先:化粧品ブランドKATE(カネボウ化粧品)
・これまでも化粧品業界では、AI活用によるセルフ顔分析ツールが登場していたが購買には繋がっていなかった。

提供する内容はシンプルに面白いと思います。自分にあった色や組み合わせは販売店員から聞くことや、自身の感覚を頼るしかなかったのですが、そこへAI活用により自分に最適な色・組み合わせが判明するのは顧客としては嬉しいです。

・AIレコメンドベンダーについて気になった点

”もともとセルフ分析ツールがあったのに購買に繋がらなかった”理由が、きちんと追及されているのか気になりました。

もしセルフ分析ツール⇒購買の誘導がされておらず、「顧客から不満があった」「顧客の購買意欲がなくなった」などがあれば今回のAIベンダーによる解決も納得できます。一方で、もし分析したからといって関連商品を買いたくならない顧客の心理がなにかあるのであれば今回の開発什器も”面白い商品だね”で終わってしまうのでもったいないですよね。

検索してみるとORBIS(オルビス)でも「AI未来肌シミュレーション」といったAI分析ツールを提供しているようですが、こちらも完成度が高そうです。アプリとオススメの商品が既につながっていると思いますので、こちらのほうは実際にセルフ分析ツール⇒購買まで到達しているのかどうかが気になります。

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