15時間電車に揺られて,,,[No.5]
おすぎです(**)、こんにちは。
この旅NOTEを書き重ねるうちに、どんどん関西弁が丸出しになってきた今日この頃です。
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さあ、今日も九州一周電車一人旅~from奈良、その名も「15時間電車に揺られて,,,」の続き、No.5です。
No.1~4はこちら。
宮崎でジューシーなフルーツ入りスイーツを嗜み、激安スーパーで買い出しをしてからゲストハウスに無事到着したおすぎ。
地震か?と思うくらい揺れやがる2段ベッドに困惑しながらも、3日目の朝が明けたみたいです…。
きばってくぞ~(一気に一日分行きますよ…!)
1.タイムリミットは2時間半…おすぎ、脳みそフル回転。
[2019年3月20日]
青春18切符九州一周の旅
3日目です。
本日は、
桜島と熊本を観光し、佐賀で宿泊する予定です。
7:00にゲストハウスを出て、
7:30発の桜島行きフェリーに乗ります。
運賃片道160円(桜島側で支払い)、
15〜20分ほどで着きます。
帰りは10:10発のフェリーに乗る予定。
桜島で気になっていたポイントは
❶溶岩なぎさ遊歩道(全長約3km)
❷湯之平展望所(一般の人が入れる最高地点、標高373m)
桜島観光の計画として、
[Part1]
①到着(7:50)〜9:00前まで、ぶらぶら歩いて観光
②9:00発(第1便)の『サクラジマアイランドビュー』バスで、一周一時間の周遊をして、『湯之平展望所』に行く
[Part1の問題点]
往復約6kmの溶岩なぎさ遊歩道を、寄り道をしつつ、写真を撮りつつ、1時間で歩くのは無理‼️
ということで、
[Part2]
①溶岩なぎさ遊歩道を、寄り道をしつつ往復する
②9:00オープンの『桜島ビジターセンター』や『溶岩なぎさ公園足湯』に行く(湯之平展望所はいったん諦める…)
ってな感じで、取り敢えず、遊歩道を歩き始める。
海岸沿いで、大正溶岩や植生を観察しつつ、誰もいない一本道を歩く。
ちょっと怖い…。
右を見れば海と釣りをしているおじさんたち、左には険しい山々。
北岳を見ていると、
湯之平展望所に行きたい‼️
という感情が溢れ出す…。
私は閃いた。
[Part3]
『サクラジマアイランドビュー』の先回りをして、
『鳥島展望所』『赤水展望広場』まで歩き、
そこからバスに乗って、『湯之平展望所』に向かう
この計画が功を奏します。
『サクラジマアイランドビュー』は、桜島港〜湯之平展望所を60分で周遊するバスで、主要な観光地ではしばらく停車してくれます。
ただし、下車観光するときは運賃精算が必要。
1日乗車券は500円(フェリー30円引きクーポン付き)。
運転手さんに聞くと、1日乗車券よりも普通運賃の方が安いとのこと。
赤水展望広場〜湯之平展望所 230円
湯之平展望所〜桜島港 200円
バス内では、観光案内や、火山の説明があり、良きです。
湯之平展望所では、海岸からは見れなかった山肌を望むことができ、海も綺麗に見えました。
そんなこんなで、無事に桜島を満喫!
フェリーで鹿児島港に戻ります。
はい、この旅日記では数少ない有益な情報がゲットできましたね?(みんなはもっと時間あるやろ)
フェリー乗り場近くの桜島最大の神社、月讀神社(つきよみ)にも足を運べました。
溶岩なぎさ遊歩道は、道自体は整備さているため歩きやすいのですが、開けた景色と、ジャングルのようなうっそうとした景色が交互に現れます。
ビビりのおすぎは、後ろを何度も振り返りつつ、警戒心バリバリで歩いていました。
…カサカサッ…
ヒェッ!
…キョロッ
ハッ!
現れたのは…野生の釣りおじさん。(近くにバイク止まってたやろ)
火山灰が常に降り注いでいるので、よそ行きの服はやめといたほうがいいんじゃないかな、と思います。あと、歩きやすい靴と帽子必須ですね。
2.「おすぎ、課金するってよ」(Part.2)
桜島観光を終え、鹿児島を出発し、熊本を目指します。
ここで、
この旅の最難関ポイント❷
鹿児島〜熊本
JR肥薩線 約11時間
肥薩おれんじ鉄道 約6時間&海沿い
という狂気。
おれんじ鉄道はJRでないため、別途2,620円(川内〜八代)が必要です。
今日中に、佐賀まで行きたいため…おれんじ鉄道を使います…!
ただし、朗報です。
おれんじ鉄道の有人駅にて、その日の青春18切符を提示すると、
『おれんじ18フリーきっぷ』という1日乗車券を、
2,060円で購入できます‼︎
知らないと損‼︎
さらに土日には、全員が2,000円で1日乗車券を購入できたりもするそうです!
今回乗った車両は、
Family Mart仕様。笑
ワンマン、1両編成で、運転手さんが景色や観光案内までしてくれます。
海沿いをしばらく進み、
田園風景を眺め…
落ち着く…。
はい、電車の中からとったにしてはいい感じの写真も載せてみました。(車内が反射して写ってるよ、なんて言わせへんで)
ほんま、JRさん、11時間も電車乗ってられませんよ…。(初日15時間乗っとった人間が何を言う)
ワンマン一両編成で田園風景って、最高すぎませんか?(いや、実家もワンマン無人駅やろ)
さ、そろそろ熊本ですかね…?(ツッコミ無視しすぎやでな)
3.たぶん人生初の○○電車と本物のご当地グルメ
無事に肥薩おれんじ鉄道を乗り継ぎ、熊本駅に到着しました。
そこから、初の路面電車‼︎
熊本市電に乗り込み、熊本城近くの花畑町に向かいます。
運賃は一律170円!
九州に来てから、よく路面電車を見かけます。
線路の上を走るのに、すごいカーブを進んでいて驚きました。
そして、熊本城に到着…
まだまだ、熊本地震の爪痕が色濃く残っていて、立ち入り禁止区間も広いです。
神社でお参りし、次は『桜ノ馬場彩苑』へ。
城下町っぽくお店が並び、食べ歩きができます。
『馬肉のメンチカツ』(馬肉専門店菅乃屋)250円を購入。
…馬刺しを食べる勇気が出なかったため…。
味がしっかりしていて美味しかったです‼︎ .
お次に、『銀座通り』『上通・下通』という繁華街を歩きます。でかい‼︎
そのあと、予定よりも早く熊本駅に戻り、食べ歩き。
『辛子蓮根』(おだ商店)
辛子が得意でない私は、一口サイズのものを購入。
案外辛くない!と思いつつ食べ進めると、大きいものでツンッが爆発。
からいんかいっ!
『いきなり団子』(長寿庵)
もちもち生地に、サツマイモと餡子が包み、蒸したお菓子。
サツマイモがホクホクで絶品‼︎
あちこちに出現するくまモンを見ながら、熊本駅を後にします…。
おすぎ、贅沢してやがる…って思いましたか?
だがしかし、この時すでに時刻は午後4時を迎えています…。
お昼食べてないんです…。許してください…。(誰もそこまで怒ってへん)
熊本城、おすぎが思っていた以上に、石垣やお城の震災被害が大きくて、正直驚きました。
阪神淡路大震災のときはまだ生まれていなくて、東北大震災のときは小学校の卒業式をまじかに控えていたころに、学校から帰宅し、テレビを見て、これは本当に現実に起こっていることなのか?…と目を疑いました。
それでも実際の被害の様子を自分の目で見たのはこの時が初めてで、「南海トラフ地震が近い将来くる」とはいっても、やっぱりどこか人ごとにしていたんだな、と気づかされました。
いま、自分にできること、自分がやるべきことは何か、考えていかなければ。そう、強く感じました。
4.今日もゲストハウス!…ん?民家?
熊本を後にし、佐賀のお宿を目指します。
本日の宿は 『コテージ嬉野』3,500円
佐賀駅から2.5キロほど歩いたところにある模様…。
ただ、近くに来ているはずなのに、あたりが真っ暗なのもあって、なかなか見つけられません。
やっと見つけたのは、住宅街にある一軒家。
インターホンを鳴らし、中に入ると、
おじいちゃん、おばあちゃん、その息子さんのおじちゃんが出迎えてくださいました。
フルーツとお茶を出してくださり、一服しながらおしゃべり。
客室は2部屋で、一部屋定員3名。
中国人、韓国人、卒業旅行の大学生などが泊まりに来ているそうです。
おばあちゃんの家のような雰囲気で、
久しぶりの個室でたっぷりくつろぎました。
翌日朝には、またまたフルーツや軽食を出してくださり、さらにおじいちゃんが、佐賀駅まで車で送ってくださいました。
4日目は、長崎県の佐世保にて九十九島を眺め、博多へ向かって、九州一周を達成する予定です‼️ 天気が心配…。
きばってくぞ〜
なんとか本日のお宿にたどり着けたみたいですね。
到着したのは22時過ぎ。駅からの2.5キロは暗くて孤独だし、チェックインは23時までということで、見つけられなかったらどうしよう…と半泣きでした。夜分遅くだったにもかかわらず、とても丁寧に対応していただき、本当にありがとうございました。
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そんなこんなで、桜島~熊本~佐賀の3日目も何とか終了。
4日目は、この旅で一番楽しみにしていた長崎・九十九島の展望と、九州一周のゴール博多。
天気は、曇り時々雨の予報…。
海なし県出身のおすぎは鼻息が荒ぶっていますが、雨女の自分自身を抑え込むことができるのか…!?(乞うご期待)
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この記事はここまで。
無理やり一日分を一回で書ききったら、3700字を超えてきましたね…。(すみません!)
あと二日間分、そろそろ飽きてきたころかな…とは思いますが、手を抜かずに精一杯つっこんでいきますので、「ここまで読んだし、しゃーなし最後まで読んでやろうやないか」という心優しき方々、ぜひフォローをしてお待ちいただければ、おすぎは余計に頑張れます(**)!
それでは、また。
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