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聖母と共に祀られる八幡大神さま 神話は今も生きている ことの葉綴り六六七

お正月準備のお買い物に吉

おはようございます。お正月準備進んでいますか?
しめ縄も明日二十八日に飾れればいいですよね。
皆さんは、どんな歳の瀬をお過ごしなのでしょうか?
この「ことの葉綴り」は、年末年始は、ショートバージョンになるかもですが、時間をみつけて綴りますので宜しくお願い致します。
さて、十二月二十七日(月)の暦は、六曜は「仏滅」で勝負なしの日。十二直は、物事を納め入れる日の「おさん」商品の買い物、買い入れ、五穀の取り入れに吉。お正月のお買い物にいいですね。 二十八宿は「」で、修理や工事に吉。壁塗りもいい。
そして、吉日の「母倉日ぼそうにち」で婚礼の吉日で、天が人々を慈しむ日。そしてご神事、お参り、ご先祖供養、お墓参りにいい「神吉日かみよしにち」吉日がWです(^^)
寒さと乾燥にお気をつけて、忙しい年末をお過ごしくださいね。
さて、八幡大神さまの続きに入りますね。

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八幡大神さまの聖母神?

全国各地に、四万社もお祀りされている、お馴染みの“八幡さま”。
この総本宮は、九州、大分の「宇佐神宮」さまで、京都の「石清水八幡宮」さま。鎌倉の「鶴岡八幡宮」さまが、日本三大八幡宮!
そして、こちらのご祭神は、第十五代、応神おうじん天皇さまのご神霊です。
この八幡宮さまには、八幡大神様と共に、お祀りされている女神さま、さて、どんな女神さまでしょう?

女神さまのお名前は息長帯姫命おきながたらしひめのみことといいます。またの呼び名は、神功じんぐう皇后さまです。そう、八幡大神さまのお母様ですね。
八幡大神さまこと、応神おうじん天皇さまが、この世に出生されるときのエピソード、覚えていますか?
母である、神功じんぐう皇后さまは、夫である仲哀天皇を急に亡くされたあと、墨江すみのえ大神(住吉三神)のお告げにより、新羅征伐へと向かわれます。
このとき、神功じんぐう皇后さまは、応神おうじん天皇さまを身籠られていたのですよね。
また、墨江すみのえ大神(住吉三神)さまは、「この胎内の御子は、この国を統べる」ともお告げされていました。

征伐の途中、臨月をお迎えになられるも、卵の形をした美しい石を二腰に結びまいて、「神のお告げの志をなすまで、どうかまだ生まれてこないでほしい」と、出産を伸ばし、御こころを落ち着かせて鎮められました。そして、筑紫国に戻られてから無事に誕生されるのですが、この由来から、応神おうじん天皇は「胎中天皇」ともいわれます。
 大和に戻られてからも、皇太子としての息子を守り、他の皇子の反乱を鎮め、摂政をとりおこなわれました。

詳しくは、神功皇后さまと応神天皇さまの神話の物語をご覧くださいね。


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この母、神功じんぐう皇后さまは、神さまとなられた皇子を生まれた聖母として、安産の神、そして皇子をお守りになりお育てになられたことから、教育、入試合格の神、また、神がかりとなられる巫女、シャーマンとしてのお力、新羅征伐を成し遂げられた、勝ち運をお授けになる神として、八幡宮にご一緒にお祀りされているのです!

八幡大神さまは、鎌倉時代には、神と仏の集合する「八幡大菩薩」と呼ばれました。母である、神功じんぐう皇后さまも、「聖母大菩薩」とも呼ばれました。

イエス・キリストさま(神の子)とマリアさま(聖母)が、カトリックでは神として信仰されるのと同じように、八幡大神さまも、母とともにお祀りされているのです!!
さて、八幡大神さまとご一緒にお祀りされる女神さま。
まだいらっしゃるのです。それは、また次回に!

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―次回へ
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