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倭建命様の后と御子 其の五六 神話は今も生きている ことの葉綴り五八五

今夜は新月

おはようございます。爽やかな秋晴れが続いていますね。
空が本当に美しくて、ついつい、見上げてしまいませんか?(^^)
いつも「言の葉綴り」を訪れてくださり、ありがとうございます。
皆さん、お一人、お一人、今日も、笑顔の多い一日でありますように!
十月六日(水)の暦は、六曜は、「先負せんぶ」で、午後が吉。何事も焦らずに平静で控えめがいい日。
十二直は「みつ」」で、すべて満たされるが、こちらも控えめがいい。お祝いごと、引っ越し、新たな事業、祭祀、婚礼、お参りに吉です。二十八宿は「へき」、開店、開業、婚礼、建築、衣類の仕立てに。って今はなかなか仕立てる人はいないので、洋服の買い物もいいかもですね。
お参りにいい吉祥日の「神吉日かみよしにち」。
そして今夜は、新月ですね。
<ことの葉綴り>全体のご案内
神話の物語編は、魅力的な神さま別に「マガジン」分けしています。
現在、18の物語に分かれております。
お好きな神さまの名前や、ご興味あるものをご覧くださいね。

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暮らしに息づく神さま

ここのところ、ずっと悲劇の英雄神として人気の倭建命やまとたけるのみこと(日本武尊)さまの物語を綴ってきました。
これまでの物語は、こちらのマガジンをご覧くださいね。

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齢三十で、この世を去られた悲劇の英雄の皇子。
御霊みたまは、白鳥と姿をかえて、大空へと羽ばたき全国各地まで天翔けていかれました。
その御霊は、大鳥神社さんをはじめ、各地のご祭神としてお祀りをされて、「酉の市」の由来にもなられたこと。
そして、皇統の御印のご神剣「草薙剣くさなぎのつるぎ」は、妃の美夜受比賣みやずひめ(宮簀媛命)さまにより、熱田神宮さまにお祀りされたことを、ご紹介しました。
 約1900年前の神話の物語が、今にも伝わり、熱田神宮さま、大鳥神社さまはじめ、今もお参りができること。
冬の風物詩として「酉の市」があること……私たちの暮らしには、普段は気づかないけれど、神話が息づいているんですよね。

日本の神さまが、魅力的なのは、唯一神の絶対神ではなく、親との関係に悩み、愛する人との喜びも、悲しい別れもありと、私たちの一生とも、同じようであることですね。
そして、「神さまも失敗して成長されていく」……その経過に、共感したり、励まされたりするんですよね。

倭建命やまとたけるのみこと(日本武尊)さまもまさに、そんな魅力あふれる神さまですね。

白鳥になり天へと羽ばたいていかれた……で、終わりではあるのですが、『古事記』には、少し続きがあります。
それは、神さまの系譜が綴られていること。

倭建命やまとたけるのみこと(日本武尊)さまは、父からは疎まれたかもしれませんが、女性には“モテた”と書きました。
そうです。物語に登場した比賣ひめだけではありません。
能煩野|《のぼの》(能褒野)で身罷られて、大和の国から、お妃と御子たちが駆け付けたとありましたよね。

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倭建命さまの后と子

ここで、倭建命やまとたけるのみことさまの系譜をご紹介します。
毎度のことですが、神さまの名前なので、漢字、しかも難しい漢字が多いですがご了承ください(苦笑)。最近、ルビ機能がつきましたが……それでも目にするのは漢字です……
倭建命やまとたけるのみこと(日本武尊)さまは、第十二代景行けいこう天皇の皇子でした。でも皇位を継ぐことなく若くして亡くなられています。
では、そのお后や御子たちの系譜を……。

最初のお后は、
布多遲能伊理毘賣命ふたぢのいりびめのみこと。こちらは、第十一代、垂仁すいにん天皇の娘、またの名を、石衝毘賣命いはつくひめのみことさまで、関係性では叔母にあたります。

この間に生まれた御子は、帶中津日子命たらしなかつひこのみことさまです。
こちらのお名前、ぜひ、覚えていてください。
これから先の物語にも、登場されますよ~!!!
聞くと「あっ知ってる」「聞いたことあります」となるはず!

『古事記』に登場するのは、七名のお后(妃)ですので、まだ、系譜の紹介は続きます。漢字も多いですが、宜しくお願いします(ペコリ)。

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―次回へ
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